5選手がチェルシーを退団【チェルシー1週間のニュース(2025年6月4日~6月10日)】

5選手がチェルシーを退団【チェルシー1週間のニュース(2025年6月4日~6月10日)】

チェルシー1週間(2025年6月4日~6月10日)の主なニュースを紹介。『オフィシャルビールパートナーが決定』、『約58億円でデラップを獲得』、『元チェルシー選手がE・ウィリアンにアドバイス』、『ママドゥ・サールが正式に加入』、『5選手がチェルシーを退団』、『ベッティネッリがマンCへ。その理由は?』などの話題があった。

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【6月5日】

オフィシャルビールパートナーが決定

モルソン・クアーズ・ビバレッジと長期のパートナーシップ契約を締結したことを発表。オフィシャルビールパートナーとして、スタンフォードブリッジなどでカーリングやクアーズなど11種類を提供。今後は、プロモーションやライブイベントをクラブと共に行う予定となっている。(Chelsea FC)

【6月6日】

約58億円でデラップを獲得

イプスウィッチタウンに所属していたリアム・デラップの獲得を正式に発表。契約は、2031年夏までの6年契約。3000万ポンド(約58億円)のリリース条項を支払い獲得した。デラップは、

「ここは自分にとって素晴らしい成長の場になるはず。ここで成果を出し、クラブがさらに多くのトロフィーを勝ち取る手助けをしたいと思っている」

と意欲を語った。彼は、2019年夏にマンチェスターシティの下部組織に加入すると、2020-21シーズンにトップチームデビュー。そして昨夏に、プレミアリーグに昇格したイプスウィッチタウンに完全移籍をし、12ゴールを記録していた。(Chelsea FC、BBC)

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【6月7日】

元チェルシー選手がE・ウィリアンにアドバイス

パルメイラスでクラブワールドカップに出場後、チェルシーに正式に加入するエステヴァン・ウィリアン。パルメイラスでは公式戦78試合に出場し、26ゴール・15アシストを記録し、ブラジルA代表にも選出されるなど、成長著しい18歳。その彼について、チェルシーで公式戦200試合以上出場し、リーグ優勝などにも貢献したウィリアンが成功できるだろうと予想している。

「彼には間違いなく大きなポテンシャルがある。それこそヤマルのようなポテンシャルがあり、スタイルも似ていると思う。特別なサッカーIQを備えていて、実力に疑問はない。チェルシーのようなビッグクラブでプレーするには十分すぎるほどの実力がある。できるだけ早くリーグに適応し、大成功を収めてほしいね。ただ、そこでのサッカーは彼が慣れているブラジルとは全く違う。努力が必要だし、全力を尽くすようにとアドバイスもしているんだ」

と直接アドバイスをしていることを明かした。(ESPN)

【6月9日】

ママドゥ・サールが正式に加入

チェルシーは、姉妹クラブのストラスブールからママドゥ・サールを獲得したことを発表。契約期間は2033年夏までの8年契約。移籍金は1400万ユーロ(約23億円)となった。

2024年夏の移籍期間に、リヨンからストラスブールに完全移籍したサール。19歳という若さながらロシアニー監督の信頼を勝ち取り、センターバックのレギュラーに定着。公式戦28試合に出場し、カンファレンスリーグ出場権獲得に貢献した。

今年の冬の移籍市場の段階で、既に今夏チェルシーに移籍するという報道があったが、その通りに加入。6月14日から開幕するクラブワールドカップのメンバー入りが期待されており、そこでのパフォーマンスをマレスカ監督が見て、チェルシーに残留されるかどうかを決めるようだ。(Chelsea FC、BBC、The Athletic)

5選手がチェルシーを退団

チェルシーは2025年6月30日に、契約を終了する選手を発表。今年は5人が退団することになった。1人目はルーカス・ベルグストローム(22・GK)。2018年にチェルシー加入後、主にユースカテゴリーで出場。今季のカンファレンスリーグでも控えとして11試合に登録されていたが、出場機会はなく、トップチームでの公式戦では出番がなかった。

2人は、エディ・ビーチ(21・GK)。彼は2022年にサウサンプトンからチェルシーに加入。クローリータウンやゲーツヘッドなどにレンタル移籍をしながら経験を積んでいたが、トップチームでの出場機会は無くチームをさることになった。

その他に、U-9時代からチェルシーに所属していたルーク・キャンベル(18・GK)。バートン・アルビオンへの完全移籍が決まったディラン・ウィリアムズ(21・SB)、マーセル・ワシントン(17・WG)がチェルシーを去ることになった。(Chelsea FC)

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【6月10日】

ベッティネッリがマンCへ。その理由は?

チェルシーは、マーカス・ベッティネッリがマンチェスターシティに移籍したことを発表した。

2021年夏にチェルシーに加入し、第3GKとして、チームを支えてきましたベッティネッリ。4シーズンで公式戦は1試合に出場(2021-22シーズンのFAカップ3回戦・チェスターフィード)のみに止まったが、ゴールキーパーグループの士気を高める役割を務め、誰よりもチームの勝利を喜んでいた。自身のSNSで、

「この4年間、このファンタスティックなクラブを代表できて本当に光栄だった。僕は1分1秒を愛してきたし、この先選手たち、スタッフ、そしてファンが成功することを祈っている」

と別れのメッセージを掲載した。マンチェスターシティは第3GKだったスコット・カーソンが退団。スポーツディレクター(SD)であるウーゴ・ヴィアナ氏は、彼を獲得した理由を明かした。

「彼は長い間プレミアリーグで活躍しており、強力なGK陣のレベルをさらに上げてくれると思う。彼の経験とメンタリティが他のGKたちの能力を引き上げると同時に、彼自身が求められたとき、いつでもプレーできるよう準備を整えてくれることを期待している」(Chelsea FC、Manchester City)