約117億円でデラップ、エスーゴなど3選手を獲得【チェルシー2025-26シーズン夏の移籍市場まとめ・CWC前】

約117億円でデラップ、エスーゴなど3選手を獲得【チェルシー2025-26シーズン夏の移籍市場まとめ・CWC前】

クラブワールドカップ(CWC)前の特別な移籍期間が6月1日にオープンし、10日にクローズしたプレミアリーグ。今回は、6月10日時点でのチェルシーの主な獲得選手や退団選手をまとめた。

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10日間で3選手が加入

昨夏はネト、アダラビオヨ、ギウなど13人を獲得し、2億9400万ユーロを投資。6月16日から夏の移籍市場が再オープンするが、チェルシーはクラブワールドカップの前に3選手を獲得。現在までの支出は、7100万ユーロ(約117億円)となっている。

《加入選手》

【DF】

ママドゥ・サール←ストラスブール(1400万ユーロ・約23億円)

【MF】

ダリオ・エスーゴ←スポルティングCP(2200万ユーロ・約36億円)

【FW】

リアム・デラップ←イプスウィッチタウン(3500万ユーロ・約58億円)

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10日間の移籍市場で、3選手を獲得。その内ママドゥ・サール、エスーゴは、事前にクラブ間合意に達していたため、スムーズにチームに合流。デラップは所属していたイプスウィッチタウンが降格したため、リリース条項の金額がダウン。手頃な価格となり、マンチェスターユナイテッドやエヴァートンなども獲得を目指していたが、CL出場権とパーマーとのプレーを希望したことで、移籍が決まった。

なお、ヘンクにレンタル移籍となっていたペンダースとストラスブールにレンタル移籍をしていたアンドレイ・サントスが復帰。クラブワールドカップの登録メンバーに名を連ねた。

加えて、クラブワールドカップ終了後にはエステヴァン・ウィリアンがパルメイラスから加入することが決まっている。

ハンフリーズ、ベッティネッリなど7選手が退団

昨夏は、チアゴ・シウバ、コナー・ギャラガーなど20人が退団していたチェルシー。10日間の移籍市場では、7選手が退団することになった。

《退団選手》

【GK】

マーカス・ベッティネッリ→マンチェスターシティ(フリー)

ルーカス・ベルグストローム→所属先未定

エディ・ビーチ→所属先未定

ルーク・キャンベル→所属先未定

【DF】

バシール・ハンフリーズ→バーンリー(1400万ユーロ・約23億円)

ディラン・ウィリアムズ→バートン・アルビオン

【MF】

マーセル・ワシントン→所属先未定

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昨夏バーンリーにレンタル移籍となったハンフリーズは、その活躍が認められ、買い取りオプションが行使され、1400万ユーロ(約23億円)程度の移籍金を得られる予定。加えて、2021年夏にチェルシーに加入し、第3GKとしてチームを支えてきたベッティネッリがクラブワールドカップ前に、マンチェスターシティに加入することになった。

ベルグストローム、ビーチ、キャンベル、ウィリアムズ、ワシントンは契約満了という形で、6月30日にチームを去ることが発表。なお夏の移籍市場は6月16日に再オープンし、9月1日にクローズとなる。

(※移籍情報や移籍金は、海外メディアのBBC、Sky  Sports、The Athletic、The Guardian、Evening Standard、Fabrizio Romano、Transfermarktなどを参照。また移籍金のアドオンがない状態の金額を記載。2025年6月11日時点)