チェルシーでチャンスを掴めなかったドリンクウォーター。現在の心境を語る
2015-16年にレスターシティで奇跡のリーグ優勝に貢献したダニー・ドリンクウォーター。“ミラクルレスター”とも称された伝説のチームで、彼はエンゴロ・カンテと共に中盤のダイナモとして活躍した。
2016年の夏にカンテがチェルシーに移籍。その後を追うように、2017年夏にチェルシーに加入したドリンクウォーター。当初は、レスター時代の中盤が揃ったことで、チェルシーファンの期待は否応なしに高まった。
しかし、レスター時代のようには行かなかった。ドリンクウォーターは怪我でトップチームへの合流が遅れてしまったことが原因となり、中々出場機会に恵まれなかった。またピッチ外でのトラブルなどもあり、歴代監督からも信頼を得ることができないまま、バーンリーやアストンビラ、トルコのカシムパシャにレンタル移籍を繰り返すことになってしまった。
そして現在は、チャンピオンシップのレディングにシーズンローンで所属し、リーグ第8節のフルハム戦でデビューを飾った。31歳となったドリンクウォーターは、talk SPORTで現在の心境について話をした。
「この未来が描けた? いや、それは混乱だったよ。私はミスを犯した。試合でプレーしていなかったから (キャリアを始め直す)必要がある。試合やサッカーの楽しさを取り戻し、そこから進んでいく。私は必死なんだ。自分の立場を知っていて、それがこの10年間で期待していたものとは違うことも知っている。(チェルシーとの)契約も最終年だから、サッカーだけでなく他のことも関係してくる。だから変化が必要で、正しいステップを踏んでいるんだ」
と、自身のサッカーキャリアを真剣に考えていると話した。チェルシーでは、23試合に出場し1ゴールと結果が出なかったドリンクウォーター。新天地での再スタートを期待したいし、輝きを取り戻してほしい。
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