約475億円を投じてネト、フェリックスなど13選手を獲得【チェルシー2024年夏の移籍市場まとめ・加入選手】
- 2024.08.31
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2024年8月30日の23時(日本時間31日7時)に、移籍市場がクローズとなったプレミアリーグ。今夏の移籍市場において、チェルシーに加入した選手をまとめた。
攻撃的な選手を多く補強した今夏の補強
チェルシーは、フルハムからフリーとなっていたトシン・アダラバイヨ、レスターシティからキアナン・デューズバリー・ホール、ウルブスからペドロ・ネト、アトレティコマドリードからジョアン・フェリックスなど、合計で13人の選手を獲得した。
昨夏はエンクンク、ジャクソン、カイセド、パーマー、ラヴィアなど17人を獲得し、約768億円を投じていた。しかし今夏は、その勢いが少しだけ落ち着き、13選手に使った金額は2億9400万ユーロ(約475億円)。昨夏よりも300億円ほど下回った。
【関連記事:約768億円を投じカイセド、パーマー、ラヴィアなど17選手を獲得。2023年夏の移籍市場】
《加入選手》
【GK】
フィリップ・ヨルゲンセン←ビジャレアル(2450万ユーロ・約40億円)
マイク・ペンダース←ヘンク(2000万ユーロ・約32億円)
【DF】
トシン・アダラバイヨ←フルハム(フリー)
レナト・ベイガ←バーゼル(1400万ユーロ・約24億円)
アーロン・アンセルミーノ←ボカ・ジュニアーズ(1800万ユーロ・約30億円)
ケイレブ・ワイリー← アトランタユナイテッド(1000万ユーロ・約16億円)
【MF】
オマリ・ケリーマン←アストンヴィラ(2250万ユーロ・約36億円)
キアナン・デューズバリー・ホール←レスターシティ(3500万ユーロ・約56億円)
【FW・WG】
ペドロ・ネト←ウルブス(6000万ユーロ・約96億円)
ジョアン・フェリックス←アトレティコマドリード(5000万ユーロ・約80億円)
マルク・ギウ←バルセロナ(600万ユーロ・約10億円)
ジェイドン・サンチョ←マンチェスターユナイテッド(※買取義務付きのレンタル移籍)
エステヴァン・ウィリアン←パルメイラス(3400万ユーロ・約54億円 ※2025年夏に加入)
【関連記事:約24億円でチェルシーに加入したレナト・ベイガ。『キャリアに影響を与えた選手』や『サッカー選手だった父の存在』を語る】
8月1日の時点では9人の選手を獲得していたが、そこからネト、フェリックス、ペンダース、そして移籍期間最終日にはサンチョが買取義務付きのレンタル移籍(2000万ポンド~2500万ポンド・約38億円~約48億円)で、マンチェスターユナイテッドから加わった。
なお、エステヴァン・ウィリアンは2025年夏に加入。アンセルミーノ、ペンダースはレンタルで現在のクラブで1シーズンを過ごすことが決定。加えて、ワイリーは「BlueCo」がオーナーを務めるストラスブールにレンタルを移籍した。
昨季は中盤の補強を重要視していたが、今夏は攻撃的な選手の獲得を積極的に行った印象。しかし、ストライカーとしてヴィクター・オシムヘンの獲得を最後の最後まで画策していたが、合意に至らず夏のマーケットを終えた。
ストライカーの獲得には失敗したが、前線にはジャクソン、エンクンク、パーマー、マドゥエケ、ムドリクに加え、新戦力としてフェリックス、ネト、ギウ、サンチョといった豪華な顔ぶれが揃った。ただし、ディフェンスラインの補強は即戦力としてアダラバイヨ、ベイガだけと不安は否めない…。
守備に一抹の不安を抱えるチェルシー。どのように戦っていくのか? マレスカ監督の手腕が試される。
(※移籍情報や移籍金は、海外メディアのBBC、Sky Sports、The Athletic、The Guardian、Evening Standard、Fabrizio Romano、Transfermarktなどを参照。また移籍金のアドオンがない状態の金額を記載。2024年8月31日時点)
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