約24億円を投じて若手MFを獲得し、8人が復帰【チェルシー2024-25シーズン冬の移籍市場まとめ・加入選手】

約24億円を投じて若手MFを獲得し、8人が復帰【チェルシー2024-25シーズン冬の移籍市場まとめ・加入選手】

2025年2月3日(※日本時間2月4日)にプレミアリーグの冬の移籍市場が終了。今冬の移籍市場において、チェルシーに加入した選手をまとめた。

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得選手は若手MFのみ。レンタルバックで8人が復帰

マレスカ監督初の冬の移籍市場ということもあったが、獲得選手は1人。なおレンタルバックでは、チャロバー、アンセルミーノなど8人が戻ってきている。

昨シーズンの冬は獲得選手0人。レンタルバックという形でチェーザレ・カサデイ、ディエゴ・モレイラ、ザック・スタージュが復帰していた。

今季も動きは少なく、サンテティエンヌに所属していたマティス・アグム(19)を最終日に1500万ユーロで獲得。彼は、2023年にサンテティエンヌとプロ契約を締結し、今季ここまでリーグ戦17試合に出場。ポジションは、主にCMF。U-19フランス代表にも選出させるなど、将来を期待されている選手だ。

そしてフォファナ、バディアシルが怪我で長期離脱を余儀なくされたことから、チャロバーをクリスタルパレスから復帰させることを決断。即戦力という意味では実質チャロバーのみを補強した形となり、昨季の冬同様、消極的な移籍市場となった。

【関連記事:カサデイやモレイラがローンバックも…獲得選手は0人・チェルシー2023-24シーズン冬の移籍市場まとめ

《加入選手》

GK】

ガブリエル・スロニナ(バーンズリー※レンタルバック)

テッド・カード(ハンプトン&リッチモンド※レンタルバック)

エディ・ビーチ(クローリータウン※レンタルバック)

ルーク・キャンベル(ヘンドン※レンタルバック)

DF】

アーロン・アンセルミーノ(ボカジュニアーズ※レンタルバック)

トレヴォ・チャロバー(クリスタルパレス※レンタルバック)

MF】

マティス・アグム←サンテティエンヌ(1500万ユーロ・約24億円)

FW・WG】

ダビド・ダトロ・フォファナ(ギョズテペSK※レンタルバック)

ロニー・スタッター(バートンアルビオン※レンタルバック)

【関連記事:クリスタルパレスからトレヴォ・チャロバーをレンタルバックしたチェルシー。構想外から一転、彼を復帰させた理由は?

なお獲得したアグムに関しては、今後3カ月間チェルシーで練習を行い、来季から姉妹クラブのストラスブールにレンタル移籍をさせる予定となっていることから、即戦力としてカウントされていない。

また、カライトに所属しているストライカーのダスタン・サトパエフ(16)の獲得について、400万ユーロ(約6億円)で合意をしたようだが、正式発表は行われておらず、今後の続報が待たれている。

そしてD・フォファナ、スロニナ、カード、キャンベル、ビーチ、スタッターといった選手は怪我や出場機会の少なさからレンタルバック。加えて、アルゼンチンリーグのシーズンが終了したボカからアンセルミーノを復帰させ、トップチームの練習に合流させている。もし、ディフェンスラインに問題が生じた場合、出場する可能性があるかもしれない。

2024年夏の移籍市場では約475億円を使い13選手を獲得していたが、今冬の移籍市場では獲得選手1人。支出は約24億円となった。

(※移籍情報や移籍金はBBC、Sky Sports、The Athletic、Evening Standard、Fabrizio Romanoなどを参照。データは2025年2月4日時点)