【PL2024-25】エンクンクのゴールでボーンマスに辛勝したチェルシー。前半に苦戦した理由は?

【PL2024-25】エンクンクのゴールでボーンマスに辛勝したチェルシー。前半に苦戦した理由は?

2024年9月14日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ4試合目が行われ、チェルシーはアウェイでボーンマスと対戦。結果は、0対1でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・ボーンマス戦(アウェイ)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラバイヨ、バディアシル、カサデイ、サンチョ、ムドリク、エンクンク、フェリックス、ギウ。

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【前半36分・ボーンマスのPKセーブ(サンチェス)】

フォファナのバックパスが短くなったところにエヴァニウソンがプレスをかけ、ボックス内でサンチェスと交錯。これがPKとなる。しかし、エヴァニウソンが右サイドにシュートしたボールを完全に読み切り、サンチェスがビッグセーブ。前半を0対0で終える。

【後半41分・チェルシーゴール(エンクンク)】

左サイドで起点を作ったサンチョ(※後半スタートにネトと交代)が、ボックス内中央へ斜めのパスをエンクンク(※後半34分にジャクソンと交代)に供給。これを受けたエンクンクが相手ディフェンダー3人に囲まれながらも、右隅にシュートを流し込み貴重な先制点をあげる。

そしてこのまま試合が終了。ピンチが多かったチェルシーだったが、最後の最後にネットを揺らし、リーグ2勝目を飾った。

【まとめ】

チェルシーは支配率67%、シュート10本(枠内3本)、コーナー3本、パス572回、ゴール期待値は0.70でボーンマスの1 .89を大幅に下回ったが、決定機を逃さなかった。

【マレスカ監督コメント】

半に苦戦した理由

「前半に苦労した理由はデュエルに勝てず、セカンドボールを奪うことにも勝てなかったからなんだ。このチームに対してこのスタジアムで、まず第一に、デュエルに勝ちたいという願望を示す必要がある。戦術的側面も重要だが、まず第一にそれを示す必要があった。

これは前半終了後に選手たち話したこと。この種のゲームでは、戦う必要があるので、シャツを汚したままでゲームを終了する必要がある。そして後半は、ずっと良かったと思う」

ンチョ、エンクンク途中からゲームチェンジした選手たち

「サンチョ、フェリックス、アダラバイヨも良かった。そしてエンクンクは、とても良かったよ。エンクンクを起用した理由は、私たちがチャンスを生み出していると思ったけど、ボックスの中で品質を欠いていたからなんだ。

だから、彼をジャクソンに変え9番として起用した。ボックス内で彼が質の高いプレーヤーであることは知っているし、試合を決定づけることも知っていた」

エローカード多発の件について

「主審のアンソニー・テイラーには、フォファナへのファウルについて不満を述べたが、(自身が)イエローを受けた。私にとっては明らかな事だったが、そういうことは起こり得る。

チェルシーに8枚イエローが出たことは、おそらくはデュエルやファイトが多かったからだろう。ただこれだけ出ても私にとっては問題ない。それが現実で、時には試合中に自身がどう振舞うべきかを要求するものなんだ」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ4試合を終えて、2勝1分1敗。今試合はインターナショナルブレイク明け+フェルナンデス、デューズバリー・ホールが病気で欠場。加えてラヴィア、ギュスト、ジェームズといった選手が怪我のため不在となっていたため、ボーンマスの攻撃を中盤以降で止めることに苦戦。

それでもサンチェスのビッグセーブなどに助けられて、今季初のクリーンシートでの勝利はとてもポジティブなものになった。次戦は、9月21日アウェイでウエストハムユナイテッドと戦う。敵地ではあるが、リーグ3勝目を目指して邁進してほしい。