【PL2024-25】クリスタルパレスに追いつかれて勝点1の獲得に終わったチェルシー。マレスカ監督が不満に思った点は?
- 2024.09.02
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2024年9月1日に、2024-25シーズンの プレミアリーグ3試合目が行われ、チェルシーはホームでクリスタルパレスと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。
プレミアリーグ2024-25・ウルブス戦(ホーム)
スターティングメンバー(4-2-3-1)
サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラバイヨ、ディサシ、ベイガ、デューズバリー・ホール、ムドリク、カサデイ、エンクンク、フェリックス。
【関連記事:【PL2024-25】ウルブスに6得点で大勝したチェルシー。ハットトリックを達成したマドゥエケの唯一の課題点は?】
【前半25分・チェルシーゴール(ジャクソン)】
ロングカウンターの流れからマドゥエケがうまくボールを運びパーマーにスルーパス。ボックス右に侵入したパーマーが絶妙な折り返しを見せ、最後はジャクソンが押し込み、チェルシーが先制に成功。
先制後も主導権を握ったチェルシーだったが、決定的なチャンスは作れず、1点のリードで前半を終える。
【後半8分・クリスタルパレスゴール(エゼ)】
フリーキックの流れから立て続けに攻撃を受けることになったチェルシー。一度シュートをブロックするが、そのボールがエゼへ。ボックス手前から、右隅にコントロールされたシュートをサンチェスが止められず、同点に追いつかれてしまう。
その後は、フェリックス、ムドリク、エンクンクらを投入して追加点を狙うが、最後までネットを揺らすことができず、試合終了。引き分けで勝点1を獲得した。
【まとめ】
チェルシーは支配率63%、シュート12本(枠内6本)、コーナー4本、パス581回、ゴール期待値は2.42でウルブスの0 .36を大幅に上回ったが、相手ゴールキーパーのヘンダーソンに何度も決定機を阻止され、1得点に止まった。
【マレスカ監督コメント】
勝利に値したパフォーマンス
「完全に勝利に値していた内容だった。チャンスはあったし、試合をコントロールしていた。最初のチャンスを逃さなかったし、前半の相手はウォートンがシュートした1本だけだった。そひて後半には素晴らしいゴールを決められてしまった。
失点した後には、試合をコントロールする術を失い、試合はやや不安定でトランジションが激しくなった。これは私が求めるサッカーではない。特にトランジションが得意な相手にはそう。しかしその後、計画していたプレースタイルに戻り、最終的にチャンスを2、3回作れた。残念な結果だと思うが、今日のプレーの仕方なら、試合に勝てていくはずだ」
2枚目のイエローカードが出なかったことに不満
「特にあの瞬間、私たちは1点リードしていた。だから、おそらく2枚目のイエローカード(※パーマーに対するヒューズのファウル)だったし、試合の流れは変わっていただろう。ベンチが彼をすぐに交代させるという反応は明らかだったと思うが、審判は違った見方をしたので、私には何も言うことはない。
審判はイエローカードではないと考えていたと第4審判も言った。2枚目のイエローカードでレッドカードになることは明らかだったが…唯一違う考えを持っていたのは審判だった」
クリーンシートが無いことについて
「私は常に心配している。無失点かどうかは関係ないよ。今日の試合では、ゴールを許したが、それ以上のチャンスは与えなかった。だから、解決しなければならないのは守備の問題ではない。
確かに、もっと多くのことを改善する必要がある。しかし今日の失点は、チームが悪かったからではない。結局、ゴールにシュートを1本許したが、残念ながらそれは素晴らしいゴールだったので、サンチェスがセーブするのは不可能だった」
新加入のサンチョに期待すること
「我々が特に今日のように最終ラインでローブロックを行う相手に対して、打開できる選手を望むからこそ、ここいる。今日のようなチームと対戦し、チャンスを作れなかったら、『よし、このような選手が必要だ』と言える」
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【今後の試合と感想】
プレミアリーグ3試合を終えて、1勝1分1敗。そして、カンファレンスリーグでの2ndレグでは敗れたものの合計(3対2)で勝利し、リーグフェーズに進出して今季初のインターナショナルブレイクを迎えた。
次戦は2週間後に行われるボーンマス戦(アウェイ)。多くの選手が代表に選出されているため、新加入選手に戦術を落とし込むことは難しいかもしれないが、『引いた相手から得点を奪う』という課題については、なるべく早く解決策を見つけていかなければいけない。
なぜなら10月下旬からは、リヴァプール、ニューカッスルユナイテッド、マンチェスターユナイテッド、アーセナルと厳しい戦いが続く中、カンファレンスリーグの試合もこなしていかなくてはいけないからだ。ここで多くの試合に負けることがあれば、マレスカ監督にとって最初の正念場になることは間違いないだろう。
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