コナー・ギャラガーが残留する可能性は?【チェルシー1週間のニュース(2023年12月13日~12月19日)】
- 2023.12.20
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チェルシー1週間(2023年12月13日~12月19日)の主なニュースを紹介。『オシムヘンはチェルシー加入に前向き?』、『アルゼンチンの若手MF獲得に関心』、『ククレジャが長期離脱』、『CWCの日程が決定。各地区の出場チームは?』、『ギャラガーが残留の可能性は?』、『ローマがチャロバー獲得に関心』などの動きがあった。
【12月14日】
オシムヘンはチェルシー加入に前向き?
ナポリと新契約について合意したと報じられたビクター・オシムヘン(24)。新契約は2026年夏までとなる予定だが、そこには約1億1200万ポンド(約200億円)のリリース条項が含まれているようだ。
チェルシーは移籍金が明確に設定されることを前向きに捉え、獲得に向けて資金を投入する可能性があると伝えられている。また、オシムヘンもチェルシーへの移籍に前向きで、ナポリは代わりの選手を探し始めているようだ。(Evening Standard)
【12月17日】
リーグ連敗をストップ
プレミアリーグ17試合目が行われ、チェルシーはホームでシェフィールドユナイテッドと対戦。結果は2対0でチェルシーが勝利した。試合後ポチェッティーノ監督は、『コール・パルマー&ブノワ・バディアシルの活躍』、『クリストファー・エンクンクが出場しなかった理由』、『エンソ・フェルナンデスを先発から外した訳』などについて話をした。
【関連記事:プレミアリーグ第17節・2得点でシェフィールドUに勝利したチェルシー】
この日、1ゴールを記録したニコラス・ジャクソンは、
「良い勝利だった。多くの苦しみを味わってきたが、ファンの助けで勝点3を奪うことができた。シェフィールドユナイテッドは守備的にプレーするので難しかったが、後半に監督がフォーメーションを変更した後、2ゴールを獲得できた。これからもファンのために勝利できるよう貢献していきたい」
と勝利を喜んだ。(Chelsea FC)
アルゼンチンの若手MF獲得に関心
チェルシーは、リーベルプレートに所属するクラウディオ・エチェベリ(17)の獲得に関心を示しており、彼の状況について連絡を取っているようだ。エチェベリは、11月のU-17ワールドカップでは、グループステージの日本戦で直接フリーキックを決め、準々決勝のブラジル代表戦ではハットトリックを達成。
多くのクラブが関心を占めている中、チェルシーとマンチェスターシティがコンタクトを取り、彼の状況を確認している。なお契約条項は、2500万ユーロ(約38億円)だが、各国移籍市場終盤での移籍の場合、契約解除金が3000万ユーロ(約48億円)に上昇するよう設定されている。エチェベリは、来年1月に18歳になるため、時を待たずして移籍することが可能となっている。(Fabrizio Romano)
【12月18日】
ククレジャが長期離脱
12月10日に行われたエヴァートン戦で負傷交代したマルク・ククレジャ(25)。ポチェッティーノ監督は、足首をひねっていたことが交代理由と明かしていたことから、ククレジャの状態が心配されていた。
そのような中、彼のSNSで左足首を包帯で巻いた状態でベッドに横たわっている写真や松葉杖をついている状態の写真とともに『もっと強くなって戻ってくる時』と掲載。離脱期間は明らかになっていないが、約3カ月間の離脱となることが予想されている。(Fabrizio Romano)
CWCの日程が決定。各地区の出場チームは?
FIFAクラブワールドカップ2025が、2025年6月15日〜7月13日までアメリカで開催されることが発表された。
欧州からは2020-21からのチャンピオンズリーグ優勝チームであるチェルシー、レアルマドリード、マンチェスターシティが出場。加えてUEFAクラブランキングの上位であるバイエルンミュンヘン、PSG、インテル、ポルト、ベンフィカが確定している。
またアフリカ地区(4チーム)からは、アル・アハリ、ウィダード・カサブランカ。アジア地区(4チーム)は、アル・ヒラルと浦和レッズ。北中米カリブ海地区(4チーム)はモンテレイ、シアトル・サウンダーズ、クラブ・レオン。オセアニア地区は(1チーム)は、オークランドシティ。南米地区(6チーム)からは、パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンセが出場と現在19チームが確定している。
2000年から毎年開催されているクラブワールドカップだが、今後は4年ごとにFIFAワールドカップの前年に開催されるようになる。また、出場チーム32に拡大され、大会までの4年間の各大陸王者やその他のクラブが出場する。(FIFA)
【関連記事:チェルシーがFIFAクラブワールドカップ2025に出場することが決定。新形式の賞金額は?】
【12月19日】
ギャラガー残留の可能性は?
2025年夏までの契約となっているコナー・ギャラガー(23)。ここまで公式戦20試合に出場し、4アシストを記録。10試合でキャプテンマークを巻くなど、今ではチェルシーに欠かせない存在となっている。
しかし、チェルシーは1月にストライカーを補強することを考えており、FFP(ファイナンシャルフェアプレー)のために、アカデミー出身のギャラガーを売却する可能性があるようだ。現段階で新契約の締結に関する交渉は進んでおらず、5000万ポンド(約90億円)程度のオファーが届けば、それについて検討するようだ。
ギャラガー自身は残留を望んでおり、ポチェッティーノ監督も“彼はアカデミー出身で、クラブのアイデンティティを知っており、非常に献身的に取り組んでいる。本当に重要な選手で、すべてのコーチングスタッフは、チームにこのタイプの選手を望んでいる”と高く評価されている。監督から信頼されている中で、シーズン途中で売却される可能性は低いとの見方もあり、彼の去就をめぐる問題は今後も注目を集めることになりそうだ。(The Athletic、Evening Standard、Football Insaider)
ローマがチャロバー獲得に関心
ハムストリングの負傷により、今シーズン公式戦に出場できていないトレヴォ・チャロバー(24)。来年1月に、退団する可能性があるようだ。その中でローマが獲得に関心を示しており、ディレクターを務めるチアゴ・ピント氏がロンドンでチェルシーと交渉を行い、合意に近づいているようだ。その他にもバイエルンミュンヘンやドルトムント、インテルなどがレンタル移籍で獲得を希望しているが、チェルシーは完全移籍で売却することを目指している。(Sport Witness)
カラバオカップ準決勝に進出
カラバオカップ準々決勝が行われ、チェルシーはホームでニューカッスルユナイテッドと対戦。結果は1対1で試合終了。その後、PK戦を4-2で制したチェルシーがベスト4入りを決めた。後半のロスタイムで同点に追いつくゴールを決めたムドリクは、
「試合が厳しいときは、最後の1秒までプッシュし続ける必要がある。試合前、監督はタイトルを獲りに行くと言っていた。この試合の後も、僕らのプランは変わっていない。前を向いているし、タイトルを獲るために頑張るんだ。 私の考えでは、正しい方向に向かっているし、本当に強いチーム。大きな勝利を得るためには、時間が必要なこともある」
とタイトル獲得を目指したいと話した。チェルシーのほかに、フルハムとミドルズブラがベスト4に進出。20日に行われるリヴァプール対ウエストハムユナイテッドの勝者が決まった後に、準決勝の組み合わせ抽選会が行われる。
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