約40億円でチェルシーに加入したフィリップ・ヨルゲンセン。『子供の頃からペトル・チェフをよく見ていた』ことを明かす
2024年7月30日、 ビジャレアルに所属していたフィリップ・ヨルゲンセン(22・デンマーク・GK)を獲得したことを発表したチェルシー。契約は、2030年夏+1年のオプションで、移籍金は2450万ユーロ(約40億円)となった。
ヨルゲンセンはビジャレアル下部組織出身で、昨年1月にトップチームデビュー。昨シーズンは公式戦37試合に出場して6回のクリーンシートを達成。マレスカ新監督は、ボールを後ろから繋ぐサッカーを基本としていることから、足下の技術に長けたゴールキーパーの獲得を希望。そして彼がチェルシーに加入することを希望し、契約に至った。
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そんな彼が、『移籍の理由』、『サンチェスとのポジション争い』、『エンツォ・マレスカ監督の印象』などについて話をした。
迷いがなかったチェルシーへの移籍
「夏にはいくつかのクラブから連絡があり、僕に来て欲しいという誘いがあった。でも最終的にチェルシーから連絡があった時、僕に迷いはなかった。クラブも代理人も、僕たちが行きたいのはチェルシーだと分かっていたので、とても嬉しかったね。
子供の頃からペトル・チェフをよく見ていた。だから、チェルシーの試合を見るのはいつも好きだったんだ。幸運にも、スペインで自分の実力を見せるチャンスに恵まれた。そして今、世界最大のクラブの一つでそれを実現できるチャンスに恵まれて、とても幸せだよ」
サンチェスとのポジション争い
「競争は常に良いこと。僕はサンチェスと競争するためにここに来た。そしてもちろん、選ぶのはマレスカ監督。私は毎日ベストを尽くして、成長するように努めている。
もちろん彼が非常に優れたゴールキーパーであることは知っている。ブライトンにいた頃も知っているし、チェルシーの時も応援をしていたんだ。だから、互いに学び合い、一緒に最高のパフォーマンスを発揮したいんだ」
マレスカ監督の印象
「チェルシーと契約をする前に、ほんの少しだけマレスカ監督と話をしたんだ。 彼は僕にここに来てほしいと言ってくれたし、僕もここに来たかったから、短い会話となったね。お互いを知るために少しだけ話をした。
(彼の戦術の)ビデオをいくつか見たし、練習も行っている。だから、彼のプレースタイルをもっとよく知るのが楽しみだね。スペインでは、常に後方からビルドアップをして、ゴールキーパーと連携してプレーしようとしていた。その点については、かなり自信があるし、マレスカ監督がどうプレーしたいか、ある程度は理解しているよ」
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マレスカ監督が希望して獲得に至ったヨルゲンセン。米国のプレシーズンでは、クラブ・アメリカ戦で45分間プレー、そしてレアルマドリード戦にフル出場。今後はサンチェス、ペトロヴィッチらと共にコブハムでトレーニングを行い、インテルと戦った後にプレミアリーグ開幕戦(8月月18日・マンチェスターシティ)を迎える。
ヨルゲンセンにとってプレミアリーグ初挑戦となる今シーズン。まずはポジション争いに勝ち、プレー時間を確保しながらロンドンでの生活に適応することが重要になってくる。
Source: Chelse FC、Daily Mail
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