オモロディオンの移籍が破断。ギャラガーの将来は?【チェルシー1週間のニュース(2024年8月7日~13日)】

オモロディオンの移籍が破断。ギャラガーの将来は?【チェルシー1週間のニュース(2024年8月7日~13日)】

チェルシー1週間(2024年8月7日~13 日)の主なニュースを紹介。『ギルクリストがシェフィールドUにレンタル移籍』、『アンセルミーノが7年契約にサイン』、『即戦力としてペドロ・ネトの加入が決定』、『オモロディオンの移籍が破断。ギャラガーの将来は?』、『パルマーが契約延長にサイン』などの話題があった。

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【8月7 日】

レアルマドリード戦は敗北

米国プレシーズン最終戦となったレアルマドリード戦は1対2でチェルシーが敗北となった。マレスカ監督は、

「守備面では問題があったので、調整をする必要がある。攻撃面では6~7回のチャンスを作った。私にとっての問題は守備。守備のラインだけでなく、チーム全体が改善する必要がある」

とコメント。米国では5試合を戦い、1勝1分3敗、9得点・12失点という結果に終わった。(Chelsea FC)

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ギルクリストがシェフィールドUにレンタル移籍

アルフィー・ギルクリストがシェフィールドユナイテッドにレンタル移籍した。期間は、2024-25シーズン。昨シーズンはトップチームで公式戦16試合に出場。エヴァートン戦では、リーグ初得点も記録していた。ギルクリストは、

「これは新しい挑戦。僕は自分のコンフォートゾーンから抜け出すんだ。しばらくチェルシーにいたから、準備はできている。クラブとマネージャーが与えてくれた素晴らしい機会。始めるのを楽しみにしているよ」

とコメント。素晴らしい活躍を期待したい。(Chelsea FC、Sheffield Utd FC)

【8月8 日】

アンセルミーノが7年契約にサイン

チェルシーは、ボカジュニアーズからアーロン・アンセルミーノを獲得したことを発表しました。契約は、2031年夏までとなっている。移籍金2300万ユーロ(約36億円)で、今シーズンは、ボカにレンタル移籍することになる。

アンセルミーノは19歳。12歳で母国の名門ボカのアカデミーに入団すると、順調に成長し、2023年6月にプロ契約。センターバックを本職とする選手で、これまでに公式戦通算で10試合出場、1得点を記録している。(Chelsea FC、Fabrizio Romano)

【8月9 日】

E・ビーチがクローリータウンにレンタル移籍

エディ・ビーチ(20・GK)がクローリータウン(リーグ1)にレンタル移籍した。期間は、2024-25シーズンとなった。昨シーズンは、ゲーツヘッドにレンタル移籍したものの体調不良により、公式戦5試合のみの出場。その後チェルシーに復帰し、プレミアリーグ2の準決勝に出場していた。(Chelsea FC)

【8月10 日】

スロリナがバーンズリーにレンタル移籍

ガブリエル・スロニナ(20・GK)がバーンズリーFC(リーグ1)にレンタル移籍した。期間は、2024-25シーズンとなる。昨シーズンは、KASオイペンにレンタル移籍。公式戦34試合に出場し、5つのクリーンシートを記録していた。(Chelsea FC)

【8月11日】

即戦力としてペドロ・ネトの加入が決定

ウルブスからペドロ・ネトを獲得。契約は2031年夏で移籍金は6000万ユーロ(約96億円)+300万ユーロ(約4億8000万円)となった。

ブラガでプロキャリアをスタートしたネト。ラツィオへの2シーズンのレンタル期間を経て2019年にウルブスへ。在籍5シーズンで公式戦135試合14ゴール・24アシストを記録。ウインガーとして左右どちらでもプレーができる万能型の攻撃的選手。ネトは、

「このクラブに加入できて本当に嬉しい。ここに来るために、一生懸命に努力をしてきたんだ。ユニフォームを着てピッチに立つのが楽しみ」

とコメントした。(Chelsea FC、Fabrizio Romano)

【8月12日】

プレシーズン最後のインテル戦はドロー

プレシーズン最終戦をインテルとホーム・スタンフォードブリッジで戦ったチェルシー。結果は1-1の引き分けに終わった。マレスカ監督は、

「ボールを保持している時も、していない時もチームが良くなっているのがわかるから、とても嬉しい。得点は1点だけだったけど、多くのチャンスを作ることが重要。ちょうど1カ月前にスタートしたばかり。チームが良くなっているのがはっきりわかるし、時間が経てばもっと良くなる」

 とコメント。開幕のマンチェスターシティ戦は、8月18日にキックオフ予定となっている。

オモロディオンの移籍が破断

チェルシー移籍間近と報じられていたアトレティコマドリードのサム・オモロディオンの移籍が破断になった。そのため、ギャラガーの移籍についてもストップしており、一度チェルシーに戻りコブハムでトレーニングを行いながら、移籍の有無を待つことになった。

ギャラガーのアトレティコマドリード移籍については、破断にはなっていないが、その契約の一部としてジョアン・フェリックスを交渉に入れることを模索していたようだが、移籍金の折り合いがつかない状態となっている。

なおオモロディオンについては、足首に問題があっためチェルシーは移籍金を下げられないかという交渉を行ったが、それをアトレティコマドリード側が拒否したため、移籍が無くなったようだ。(Fabrizio Romano、Rubén Uría)

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【8月13日】

パルマーが契約延長にサイン

昨シーズンチェルシーに加入し、素晴らしい個人成績を残したコール・パルマー。それを高く評価したクラブは、彼と新たに2年間の契約延長をした。パルマーは、

「新契約にサインできたことを嬉しく思っている。最初のシーズンでは、多くのことを達成できたから、このまま続けていきたいね。僕はずっと一つの場所(マンチェスターシティ)にいたけど、新しい経験をしたかった。今それを振り返って、それが正しい決断だったと感じている。ここチェルシーでの生活を愛しているんだ」

とコメント。契約は2033年夏までとなり、給与も大きく上昇したようだ。(Chelsea FC、David Ornstein)