19歳のLSBケイレブ・ワイリーを獲得【チェルシー1週間のニュース(2024年7月17日~23日)】

19歳のLSBケイレブ・ワイリーを獲得【チェルシー1週間のニュース(2024年7月17日~23日)】

チェルシー1週間(2024年7月17日~23日)の主なニュースを紹介。『パトリック・ヴィエラ氏がストラスブールの監督を退任』、『Skrillが短期パートナー契約を締結』、『E・フェルナンデスの人種差別問題をチェルシーレジェンドが手助け』、『E・ワヒ獲得に再アプローチ』、『サール&ルカクの去就』、『19歳のLSBケイレブ・ワイリーを獲得』、『U-NEXTがプレミアリーグの放映権を獲得』などの話題があった。

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【7月17日】

ヴィエラ氏がストラスブールの監督を退任

チェルシーのオーナーを務めるコンソーシアム『BlueCo』によって昨年6月に買収されたストラスブール。昨夏にはパトリック・ヴィエラ氏と3年契約を締結。昨季は、公式戦38試合を指揮して13勝9分16敗、リーグ13位という成績で終えていた。

また新シーズンに向けて3つの親善試合を行っていたが、1分2敗と思うようなプレシーズンが行えていない中、双方の合意により退任することが発表された。ストラスブールのマーク・ケラー会長は、

「クラブ全体がヴィエラ氏の非の打ちどころのない献身に心から感謝している。実際、過渡期のシーズンにおいて、若い才能の成長を助け、フィールド内外で常に模範的な行動を示した。我々は、このプロジェクトの第一段階で彼が成し遂げた仕事に感謝の意を表し、謝意を表したい」

とコメント。なお新たな監督として、昨シーズンハルシティで監督を務めていたリアム・ロシニアー氏を候補に入れているようだ。(Strasbourg、L’Equipe)

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【7月18日】

Skrillが短期パートナー契約を締結

7月24日~8月6日に、2024-25シーズン開幕に向けた準備を米国で行うチェルシー。その期間中に、世界的な決済プラットフォームのSkrill が短期的なツアーパートナーとなることが発表された。Skrill は、過去に AC ミランのパートナーを務めたこともある。(Chelsea FC)

E・フェルナンデスの人種差別問題をチェルシーレジェンドが手助け

コパ・アメリカ2024決勝戦でコロンビアを延長戦の末に1対0で破り、連覇を達成したアルゼンチンだったが、エンソ・フェルナンデスが自身のSNSにてバス内でチームメイトと共にフランスチームを揶揄するような人種差別的な内容のチャントを歌う姿を投稿し、大きな問題に発展。

チェルシーはクラブの公式サイトで『あらゆる形態の差別的行為を完全に容認できない』として、クラブはエンソ・フェルナンデスに対して内部懲戒手続きを開始することを発表した。そのような中、チェルシーで初の黒人選手となったポール・カノビル氏が、人種差別問題をめぐる修復作業に協力したいと、自身の財団を通じてクラブ側に連絡を取った。カノビル氏は、

「私はチェルシーへの継続的な愛情とサポート、そして私たちの選手の一人が事件に関与していたことを考慮して、これから行われる予定の修復プロセスに協力することを申し出た」

とコメント。クラブもその申し出を歓迎しているようだ。(The Telegraph、Evening Standard)

【7月19日】

E・ワヒ獲得に再アプローチ

昨夏モンペリエからRCランスに完全移籍したエリー・ワヒ(21・フランス・FW)の獲得に関心を示しており、契約の可能性についてクラブ側に問い合わせを行ったようだ。

チェルシーは、昨年も彼の獲得に強い関心を示していたが、ランスへの移籍を決断。昨シーズンは、公式戦36試合に出場し、12ゴール・4アシストを記録するなど安定した活躍を見せていた。(L’Equipe)

【7月20日】 

F・ヨルゲンセンなど新たなGKの獲得を検討

エンツォ・マレスカ監督は、シーズン開始時に先発することが予想されるロベルト・サンチェスと同じようなスキルを持ち、パスの配給が上手な新しいゴールキーパーを希望している。

その中で、ビジャレアルに所属するフィリップ・ヨルゲンセン(22・デンマーク)の獲得を検討しており、交渉を開始した。彼は昨シーズン公式戦37試合に出場し、6つのクリーンシートを記録。また昨シーズンのラ・リーガではショートパスの成功率99パーセントを記録したようだ。

その他にもアンドリー・ルニン(レアルマドリード)、マッツ・ハーマンセン(レスターシティ)、ギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア)などの名前もあがっている。(Fabrizio Romano)

【7月21日】

サール&ルカクの去就は?

2020年夏にニースからチェルシーにフリーで加入したマラング・サール。同年10月にポルトにレンタル移籍すると2021年夏に復帰し公式戦21試合に出場していたが、翌シーズンはモナコへレンタル。昨シーズンはチェルシーに戻るが、トップチームに帯同できずユースチームでトレーニングを続けていた。そのサールだがRCランスと合意に達し、2026年夏までの契約を結ぶようだ。

また退団濃厚なロメル・ルカクは、アントニオ・コンテ氏が新監督となったナポリへの移籍を希望しているようだ。ナポリはビクター・オシムヘン売却時のみ獲得に動くようで、その後クラブ間での交渉を行う予定。なお、2人が退団した場合、給与支出から約2300万ポンド(約46億円)を削減できるようで、チェルシーは必ず2人を退団させたいと考えている。(The Mirror、Foot Mercato)

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【7月22日】

19歳のLSBケイレブ・ワイリーを獲得

MLSのアトランタユナイテッドに所属していたケイレブ・ワイリー(19・米国・LSB)の獲得を正式に発表しました。契約は2030年夏+1年のオプションとなった。

ワイリーは11歳でアトランタユナイテッドのアカデミーに入団。2022年1月にファーストチームに昇格。まだ19歳だが、左サイドバックやサイドハーフで公式戦85試合に出場し、6ゴール・7アシストを記録している。また、2023年4月にアメリカ代表でデビュー。パリ2024オリンピックに臨むU-23アメリカ代表のメンバーにも選出されている。

移籍金は850万ポンド(約17億円)+売却条項。オリンピック終了後に『BlueCo』がオーナーを務めるストラスブールにレンタル移籍する予定となっている。(Chelsea FC、Fabrizio Romano)

【7月23日】

U-NEXTがプレミアリーグの放映権を獲得

2024年8月17日に開幕する2024-25シーズンのプレミアリーグ。SPOTV NOWが放映権を取得していたが、当事者間の協議により、契約を終了することを突然発表。

しかしその直後に、U-NEXTが2030-31シーズンまでの7年間にわたるパートナーシップ基本契約をプレミアリーグと締結。2024-25シーズンは全380試合を日本国内で独占ライブ配信。加えて、FAカップも独占配信する。なおU-NEXTでは、月額2600円のサッカーパックを販売。プレミアリーグ、FAカップ、コミュニティシールドに加え、スペインのラ・リーガなども見ることができる。