「コメントにはいつもCold Palmerと書かれていた」ゴールセレブレーション誕生の秘話を明かすコール・パルマー

2023年9月1日、マンチェスターシティからコール・パルマーを獲得したチェルシー。昨夏、最後の補強としてパルマーをスタンフォードブリッジに連れてきたスポーティングディレクターのポール・ウィンスタンリー氏とローレンス・スチュワート氏だったが、当初は「なぜ？」という疑問符がついていた…しかしフタを開けてみれば、移籍金4700万ユーロ（約74億円）という金額が安かったことを証明した。

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今シーズンは公式戦45試合に出場し、25ゴール・15アシストを記録。プレミアリーグの年間最優秀若手選手賞、クラブでの最優秀選手賞&選手が選ぶ最優秀選手賞、PFAのファンが選ぶ年間最優秀賞選手賞などここまで6つの個人賞を受賞し、ユーロ2024のイングランド代表候補にも選出されている。

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移籍1年目という新たな環境の中で、素晴らしいパフォーマンスを披露したパルマー。彼自身も『難しい決断』が、こんなにも早く成果をもたらすとは予想していなかったという。

予想外だったチェルシーでの1年目

「サッカーをして、自分の実力をみんなに示したかった。準備はできていると感じていたけど、こんなにもうまくいくとは思っていなかったよ！チェルシーでの初めてのシーズンで、できればプレーをたくさんしたいと思っていたけど、想像していたよりもずっとうまくいった。

だから間違いなく、自分がここに来たことは正しかったと感じている。アカデミーからいたマンチェスターシティを離れてチェルシーに行くという難しい決断をしたけど、ありがたいことにそれが報われているし、これからもそれを続けたい」

ゴールセレブレーション誕生の秘話

「インスタグラムのコメントにはいつも「Cold」、「Cold Palmer」などと書かれていた。だから、ルートン戦（2023年12月30日）でそのセレブレーションをやってみたら、それが定着したんだ。小さな子供たちがみんな私のところに来て、それをやってくれる。子供たちがやっているのを見ると笑ってしまうし、本当に楽しんでくれていると感じるんだ。あのゴールは本当に良かった。今まで僕が決めたゴールとは違って、いいゴールだったんだよ」

若い世代にサッカーを行う機会を提供する理由

「子供たちには平等なチャンスが与えられるべきなんだ。子どものころ、サッカーをプレーするのにかかる費用が家族にとって大きな問題であり、場合によっては現実的ではないことを目の当たりにした。だからこそ、CIF Re-Kicks（※英国全土のプロクラブや非営利団体と協力し、使用済みのサッカースパイクの修復を通じ、パイクを最も必要としている人々に提供）の取り組みは私にとってとても重要。私は Cif と提携して、若者たちがスポーツに関わり続けられるように支援し、ピッチ内外で夢を追い続けるよう刺激を与えたいと思っている」

ユーロ2024での代表選出

「チームにはたくさんの才能がある。それは誰もが認めるところ。素晴らしい選手たちが揃っているし、チームが一体となってトーナメントで優勝できるようことを願っているんだ。

まだシニアのチームには2回しか参加したことがないから慣れてはいけないけど、選ばれていくことで慣れることができればいいね。21歳以下の代表チームとはまったく違うけど、マンチェスターシティやチェルシーのシニア選手を何人か知っていたので、それは良かったこと。今はユーロ2024のイングランド代表に選ばれているし、そのことについて興奮しているんだ」

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来季はエンツォ・マレスカ氏が監督になることが予想されており、U-23のマンチェスターシティ時代には彼を指導していた経験がある。マレスカ氏と信頼関係が既にあるパルマー。さらなる飛躍が期待される。

Source：Mirror