ノッティンガムFに逆転勝利しリーグ3連勝を飾ったチェルシー。ジェームズの復帰によりチームの士気が上がる
- 2024.05.12
- News
- リース・ジェームズ, ノッティンガムフォレスト, マウリシオ・ポチェッティーノ, チェルシー試合結果, プレミアリーグ, チェルシー, 復帰
2024年5月11日に、2023-24シーズンのプレミアリーグ36試合目が行われ、チェルシーはアウェイでノッティンガムフォレスト(17位)と対戦。結果は、2対3でチェルシーが勝利した。
スターティングメンバーは、ペトロヴィッチ、チャロバー、シウバ、バディアシル、ククレジャ、カイセド、ギャラガー、パルマー、マドゥエケ、ムドリク、ジャクソンでフォーメーションは3-4-2-1。
サブメンバーは、ベッティネッリ、ディサシ、ギュスト、コルウィル、ジェームズ、カサデイ、ウゴチュク、スターリング、エンクンク。
【関連記事:ウエストハムUに5得点で快勝しリーグ2連勝を達成したチェルシー。好調維持の理由をポチェッティーノ監督が明かす】
【前半8分・チェルシーゴール(ムドリク)】
中盤でボールを受けたパルマーのスルーパスから、ボックス左に侵入したムドリクがカットイン。丁寧に右隅を狙い、ゴールイン。幸先良く先制に成功する。
【前半16分・ノッティンガムFゴール(ボリ)】
コーナーキックからのカウンタームを発動されムリーリョがドリブルで運ぶと、それをバディアシルが手で止めてしまいファウル。ミドルサード中央左からのフリーキックを与えてしまう。ギブス=ホワイトがクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだボリがフリーでヘディング。それがギャラガーに当たり、早い時間に同点に追いつかれてしまう。
その後は、ほぼ全員で守るノッティンガムフォレストの守備を崩すことができず、前半を1対1で終える。
【後半29分・ノッティンガムFゴール(オドイ)】
後半はチェルシーが攻めながらも、ノッティンガムフォレストがカウンターでチャンスを作るという展開に。その時間が続いた中で、後半29分にボックス左手前でパスを受けたオドイが、ボックス内に侵入。カットインからコントロールショットをゴール右隅に決められ、逆転を許してしまう。
【後半35分・チェルシーゴール(スターリング)】
パルマーのパスを左サイド高い位置で受けたスターリング(後半28分ムドリクと交代)が、ドリブルでボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、それがゴール右隅に決まり同点に追いつく。
【後半37分・チェルシーゴール(ジャクソン)】
カイセドのロングパスでボックス右深くまで駆け上がったジェームズ(後半34分ギャラガーと交代)。ハーフバウンドした難しいボールをダイレクトで折り返すと、それをジャクソンがヘディングで流し込み、勝ち越しに成功。試合はこのまま終了し、2対3でチェルシーが勝利を手にした。
【まとめ】
チェルシーは支配率68パーセントで603本のパスを回していたが、中々決定的なチャンスは作れず、持たされている時間が長かった。シュートは12本(枠内5本)だったが、そのうちの3本が得点に結びついたことで、リーグ戦3連勝となった。
【試合後のポチェッティーノ監督】
インパクトを与えたベンチメンバー
「試合をコントロールし始めたが、決して許してはならない形で失点してしまった。後半は厳しかったが、我々にとって重要な勝利。最も重要なのは3ポイントだが、トッテナムやウエストハムユナイテッドとの試合でのパフォーマンスを再現することはできなかった。シェフィールドユナイテッド戦やバーンリー戦を覚えている。我々はこのタイプのチームに対して苦戦していた。だけど、今日はベンチから出場した選手たちが本当にインパクトを与えた」
復帰したジェームズについて
「彼にとってはアンラッキー。私たちはシーズン終盤であと2試合しか残っていないんだ。でも、(残り試合で)彼のクオリティと経験を加えることができる。彼は私たちのキャプテンなんだ」
ヨーロッパリーグ出場に向けて
「まだ2試合あるけど、その順位で終えられることを願っている。私は常に長期的な視点で考えるコーチ。私たちが競争できる良いチームになるためには、すべての部門が満足していなければならない。私の契約はまだ1年残っているから、ここにいたいと思っている」
【関連記事:来季の胸&袖スポンサー探しを継続中】
【今後の試合と感想】
リーグ36試合16勝9分11敗で、6位のニューカッスルユナイテッドと勝点(57)が並んだチェルシー。
この試合では、カウンターを得意とするノッティンガムフォレストの術中にはまり、オドイに逆転を許してしまったことで、試合は敗戦ムードに…。しかし、5カ月ぶりにピッチに戻ってきたキャプテンのジェームズが投入されたことで、チームの士気が上がった。加えて、本人の素晴らしいアシストから逆転まで持っていくことに成功。
苦しい中で、キャプテンが復帰してのこの勝利は、さらにチームに勢いをつけるはず。またスターリングが、2月のマンチェスターシティ戦以来となるゴールを記録したこともポジティブなポイントになった。次戦は5月15日にブライトンとアウェイで戦う。リーグ戦は残り2つ。ヨーロッパリーグに出場するためには勝つしかない。
- 前の記事
オマリ・ハッチンソンとの新契約締結を希望【チェルシー1週間のニュース(2024年5月1日~5月7日)】 2024.05.08
- 次の記事
E・ウィリアン(パルメイラス)獲得に前進【チェルシー1週間のニュース(2024年5月8日~5月14日)】 2024.05.15