E・ウィリアン(パルメイラス)獲得に前進【チェルシー1週間のニュース(2024年5月8日~5月14日)】

E・ウィリアン(パルメイラス)獲得に前進【チェルシー1週間のニュース(2024年5月8日~5月14日)】

チェルシー1週間(2024年5月8日~5月14日)の主なニュースを紹介。E・ウィリアン獲得に前進、パルマーが月間ゴール賞&最優秀賞を獲得、アカデミー出身の選手が“チェルシー愛”を語る、セスク氏がACを務めるコモがセリエAに昇格、ブラジルの17歳右SB獲得を検討、ケパのチェルシー復帰が濃厚などの話題があった。

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【5月9 日】

E・ウィリアン獲得に前進

チェルシーはパルメイラスに所属するエステヴァン・ウィリアン(17・FW・ブラジル)と個人的な条件で、口頭合意に達したようだ。

エステヴァンは、左利きの右ウインガー。そのプレースタイルがアルゼンチン代表のオネル・メッシと似ていることから、“メッシーニョ”の愛称で親しまれている。2023年12月にはトップチームデビューも果たし、ここまで公式戦14試合に出場し、3ゴール・1アシストを記録している。

移籍金は3200 万ユーロ(約53億円)+ パフォーマンスに基づいて最大2500万ユーロ(約42億円)の追加オプションが付随するオファーを提案しているようで、交渉も順調に進んでいるようだ。(Fabrizio Romano)

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【5月10 日】

ルマーが月間ゴール賞&最優秀賞を獲得

今シーズン チェルシーに移籍後大きなインパクトを残しているコール・パルマー。4月には4試合で7ゴール・1アシストを記録し、月間最優秀選手賞を受賞。加えて4月15日のエヴァートン戦のファーストゴールが、月間最優秀ゴール賞に選出。チェルシーの選手として、初めてこの賞を同時に受賞した。

ノッティンガムフォレスト戦を終えて、リーグ戦21ゴール・10アシストを記録しているパルマー。『Opta』によると、チェルシーの選手でリーグ戦20ゴール以上と10アシスト以上1シーズンに記録したのは、2009-10シーズンのフランク・ランパード氏(22ゴール・14アシスト)とディディエ・ドログバ氏(29ゴール・10アシスト)のみであり、パルマーが新たに3人目としてクラブのレジェンドたちと肩を並べた。

今シーズンのプレミアリーグ年間最優秀選手候補と最優秀若手選手候補にも選ばれているパルマー。マンチェスターシティから移籍し、チェルシーで大きな飛躍を遂げている。

【5月11日】

カデミー出身の選手が“チェルシー愛”を語る

2007年からチェルシーユースとしてプレーをしていたオラ・アイナ。2016年にはトップチームデビューを果たすが、シニアチームに定着することはできず、2019年夏にトリノに完全移籍。現在は、ノッティンガムフォレストに在籍しており、サイドバックとしてレギュラーを掴んでいる。そんなアイナだが、チェルシーを退団した今も“チェルシーファン”だと明かした。

「これが問題になるかどうかは分からないが、私はチェルシーのファン。過去に何があったにせよ、そこに敵意もないし、恨みも抱いていない。これは単なるサッカー選手としてのキャリア。チェルシーにいたときは楽しい瞬間があった。他の誰もがそうであるように、それは終わりを迎え、私は前に進んだだけなんだ」

11日行われたチェルシー戦では先発フル出場していたアイナ。チームが変わってもブルーズとしての気持ちは変わっていないようだ。(BBC)

ッティンガムFに勝利しリーグ3連勝

プレミアリーグ36試合目が行われチェルシーはアウェイでノッティンガムフォレストと対戦。結果は2対3で、チェルシーが勝利しました。試合後ポチェッティーノ監督は、『インパクトを与えたベンチメンバー』、『復帰したジェームズ』、『ヨーロッパリーグ出場に向けて』などについて話した。

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怪我から復帰し、決勝点となるアシストを記録したジェームズは、

「チームに復帰できて良かった。プレーをしていなかった5カ月間はとても長かったし、復帰を長い間待ち望んでいた。今日復帰することができて、チームに貢献できた。本当に嬉しいよ」

とコメント。リーグ戦は残り2試合。ヨーロッパリーグ出場に向けて大きな1勝となった。

スク氏がACを務めるコモがセリエAに昇格

セスク・ファブレガス氏がアシスタントコーチを務めるコモ(セリエB)が、21年ぶりにセリエA昇格を決めた。ファブレガス氏はドレッシングルームで選手たちに、

「昇格はとても嬉しいことで、本当におめでとうと言いたい。明日のトレーニングも10時からにしよう。でも来年はもっともっと効果的に仕事しいくんだ。あとは…もし君たち全員がイビサ島に行きたいのであれば約束(チケット代を支払う)した通りにするよ!」

と選手たちの労をねぎらいたいと話した。スイスとの国境近くのイタリア北部に拠点を置くコモは、1907年に創設。セスク氏は2022年夏にコモに移籍し、23年に同クラブで引退。その後クラブで指導者になり、下部組織やトップチームの暫定監督を務めた。しかしライセンスを保持していないため、現在はオシアン・ロバーツ監督の下、アシスタントコーチという立場となっている。最高経営責任者(CEO)は、チェルシーのレジェンドでもあるデニス・ワイズ氏。また、投資家にはティエリ・アンリ氏がいる。(Como)

 【5月14日】

ラジルの17歳右SB獲得を検討

チェルシーは、セリエBのスポルチ・レシフェに所属しているペドロ・リマの獲得に関心を示しており、620万ポンド(約12億円)の移籍金を準備しているようだ。リマは『カフーの後継者』というニックネームで呼ばれており、17歳という若さながら今シーズンここまで公式戦24試合に出場し、2ゴール・2アシストを記録している。

チェルシーはオーナー変更後、ブラジルのクラブから多くの若手選手を獲得。これまでに、アンジェロ・ガブリエル(サントス)、デイヴィド・ワシントン(サントス)、アンドレイ・サントス(ヴァスコ・ダ・ガマ)という若き才能に投資。さらに、パルメイラスに所属するエステヴァン・ウィリアンの獲得に向けて順調に交渉が進んでいることが明らかになっている。(ESPN)

パのチェルシー復帰が濃厚

昨夏にレンタル移籍でレアルマドリードに移籍したケパ。長期離脱していたティボー・クルトワの代役となるはずだったが、11月に負傷離脱したところから流れは急変。アンドリー・ルニンが正ゴールキーパーとなり、出場機会が激減。公式戦19試合の出場に止まっている。クルトワ、ルニンの次と第3ゴールキーパーの立場となってしまったケパ。当然レアルマドリードはそのパフォーマンスを評価しておらず、今夏にチェルシーに戻ることになったようだ。

ただチェルシーにはペトロヴィッチ、ロベルト・サンチェスといったゴールキーパーがおり、ケパが戻るポジションがないのが現状。今夏に移籍先を探すことになるようだ。(Fabrizio Romano)