エンソ・フェルナンデスが加入間近か!?【チェルシー1週間のニュース（2022年12月27日～2023年1月2日）】

チェルシー1週間（2022年12月27日～2023年1月2日）の主なニュースを紹介。エンソ・フェルナンデス獲得に向けて167億円を準備、コバチッチ&ツィエクがチームに合流、ダヴィド・ダトロ・フォファナの移籍が決定、カンテがチェルシーに残留予定、バディアシルの獲得に完全合意などの動きがあった。

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【12月28日】

 2022年最後の試合を白星で飾る

 2022年12月27日（日本時間28日）にプレミアリーグ2022-23シーズンの15試合目が行われ、チェルシーはホームでボーンマスと対戦。結果は2対0で、チェルシーが年内最後の試合を勝利で飾った。

試合は、序盤からチェルシーがペースを握り、怪我から復帰したジェームズの右サイドから攻撃を展開し、前半16分にカイ・ハヴァーツ、その8分後にはメイソン・マウントがゴールを決めて、リーグ7勝目を挙げた。しかし、後半8分にリース・ジェームズが再び負傷し、3～4週間の離脱することになった。

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エンソ・フェルナンデスの獲得に動く

 チェルシーは、カタールW杯でアルゼンチン代表の主力として36年ぶり３度目の優勝に貢献し、大会最優秀若手プレーヤー賞に輝いたエンソ・フェルナンデス（21・MF）の獲得に向けて、リリース条項となる１億2000万ユーロ（約167億円）を支払う準備があると伝えられた。フェルナンデスは、2022年夏にリーベルプレートから1200万ユーロ（約16億8000万円）でベンフィカに加入。今シーズンは公式戦25試合に出場し3ゴール・5アシストを記録するなど、中盤センターで攻守に活躍を見せている。なお、この移籍が決定した場合、2021年のルカクの移籍金を超え、チェルシー史上最も高額な移籍金となる。（Pedro Almeida）

 【12月29日】

 コバチッチ&ツィエクがチームに合流

 カタールW杯で3位決定戦を戦ったマテオ・コバチッチとハキム・ツィエクがチームに合流した。2人は数日間の休息をとり、コブハムでトレーニングを再開。ボーンマス戦に参加した他の選手と同様に、ジムでのリカバリーセッションを行い次の試合に備えた。（ChelseaFC）

ダトロ・フォファナ獲得に合意

チェルシーは、ダヴィド・ダトロ・フォファナの移籍について、モルデFKと事前合意に達したと発表した。移籍金は約1200万ユーロ(約17億円)。ロンドンで行われたメディカルチェックを無事に終え、2023年1月1日からチェルシーに正式に加入することが決まった。身長181センチ、足元の技術に自信を持ち、体幹とスピードを駆使して仕掛ける強引な突破が持ち味といわれており、昨シーズンは公式戦29試合に出場し17ゴールを記録。なお、怪我で長期離脱となったアルマンド・ブロヤの代わりとして、すぐにトップチームに参加するかは、今のところ未定となっている。（ChelseaFC）

マウントとベッティネッリが病院を訪問

ボーンマス戦を終えたメイソン・マウントとマーカス・ベッティネッリがセントメアリー病院を訪れ、ホリデーシーズンに入院している子供たちに、チェルシーのマフラーなどをプレゼントした。

マウントは「今日、ここにいる家族や素晴らしいスタッフのみんなが笑顔になってくれて、とても嬉しいんだ」とコメント。加えてベッティネッリは、「このような時期に地域社会に恩返しができることは、私たち全員にとって大きな意味があり、このような訪問はいつも感動的な体験となっている」と話した。新型コロナウイルスとインフルエンザにより、現時点で大規模なチームの訪問はできていないが、マウントとベッティネッリに会えた闘病生活中の子供たちは、少しだけ元気を取り戻した様子だった。（ChelseaFC）

 【12月30日】

 カンテがチェルシーに残留か!?

10月にハムストリングの出術を受けたエンゴロ・カンテ。復帰予定が2月末～3月初めと伝えられる中、今夏フリーで移籍する可能性が高まっていると伝えられていたが、それが一転、契約延長に向けて前向きな話し合いが進められているとThe Athleticが報じた。カンテはチェルシーの残留を当初から望んでいたこともあり、このままスムーズにいけば来季もチェルシーでカンテのプレーが見られそうだ。

 【12月31日】

ムドリクに関心か!?

チェルシーは、シャフタールドネツクに所属するミハイロ・ムドリク(21・ウクライナ・FW)の獲得に興味を示しているとThe Guardianが報じた。既にアーセナルが強い関心を示しており、アドオンを含めた総額5500万ポンド(約88億5000万円)のオファーを提示したが、シャフタール側は8500万ポンド(約136億8000万円)程度を求める方針。チェルシーも獲得を本格化するようであれば、同様の額が必要になりそうだ。

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 【2023年1月1日】

バディアシルの獲得に完全合意

モナコに所属するブノワ・バディアシル（21歳・フランス・CB）の移籍について、チェルシーはモナコと完全合意した。移籍金は3700万ユーロ(約52億円)前後で、メディカルチェック完了後、正式に発表される。なお契約は、2029年夏までになる予定だ。チェルシーは、既に冬の移籍市場でモルデからダヴィド・ダトロ・フォファナを獲得。加えてヴァスコ・ダ・ガマに所属するアンドレイ・サントスもロンドンでメディカルチェックを受けており、今冬3人目の補強となりそうだ。(The Athletic)

 【1月2日】

新年初戦のノッティンガムフォレスト戦はドロー

プレミアリーグ2022-23シーズンの16試合目が行われ、チェルシーはアウェイでノッティンガムフォレストと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。試合後ポッター監督は、後半に苦戦した理由、アウェイでの戦い方、冬の移籍市場オープンについて話をした。チェルシーは直近のリーグ7試合で1勝と勝点を落としている状況。4位マンチェスターユナイテッドとの勝点差は7となっている。