ウルブスのCBマックス・キルマン獲得に関心【チェルシー1週間のニュース（2024年4月3日～4月9日）】

チェルシー1週間（2024年4月3日～4月9日）の主なニュースを紹介。『ギャラガーの人種差別疑惑でクラブが声明を発表』、『リーグ9位に浮上も…シェフィールドUに後半ATに追いつかれドロー』、『ウルブスのCBマックス・キルマン獲得に関心』、『ビクター・オシムヘンの獲得についてナポリ側と会談予定』などの動きがあった。

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【4月3日】

ギャラガーの人種差別疑惑でクラブが声明を発表

3月30日に行われたバーンリー戦で、コナー・ギャラガーが試合開始前のトンネル内でハイタッチを要求していた黒人の少年とハイタッチをしなかったことで人種差別をしたと受け取られ、同選手のSNSアカウントに誹謗中傷のメッセージが殺到。この件について、チェルシーはクラブ公式サイトで同選手を擁護する声明を発表した。

「バーンリー戦のビデオクリップがSNS上で拡散していることを認識していますが、このビデオクリップは文脈を大幅に切り取られてしまっています。そしてその後、コナー・ギャラガーに向けられた罵倒や中傷的なコメントは全く容認することができません。私たちはあらゆる文化、コミュニティ、アイデンティティを持つ人々が歓迎されていると感じられる、多様性に富んだ包括的なクラブであることを誇りに思っています」

 ギャラガーは元チームメイトであるジョシュ・カレンとの再会に気を取られており、黒人の少年の要求には気づいていなかったようだ。（Chelsea FC、Evening Standard）

【4月4日】

マンチェスターUに劇的勝利

プレミアリーグ29試合目が行われ、チェルシーはホームでマンチェスターユナイテッドと対戦。結果は4対3で、チェルシーが劇的勝利を収めました。試合後ポチェッティーノ監督は『大逆転勝利について』、『最後に感情的になった理由』、『ハットトリックのパルマー』などについて話した。

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この日ハットトリックを達成したパルマーは、

「クレイジーな試合だった。 98分に得点したときは、よし行こうと思った。最後に得点した時は、どうしていいのか分からなかったし、ただ走り回っていたよ。 ハットトリックは初めてだったから、本当にうれしい。これは大きな勝利」

と喜びのコメントを残した。

【4月7日】

シェフィールドUに後半ATに追いつかれドロー

プレミアリーグ30試合目が行われ、チェルシーはアウェイでシェフィールドUと対戦。結果は、2対2の引き分けに終わりました。試合後ポチェッティーノ監督は『下位チームに勝点を落としている理由』、『プロセスの期間は長期と考える』、『パルマーの交代』について話した。

【関連記事：プレミアリーグ試合結果・後半ATにシェフィールドUに追いつかれてドロー】

この試合でゴールを記録したマドゥエケは、

「まだ試合が残っている。団結すれば、望んでいる順位で終えられると信じている。確かにポジティブな点もあるけど、これが僕たちのアキレス腱。最高の結果を出した次の試合で、良い結果を出せていない」

と厳しい状況ながら、まだ欧州のコンペティション出場を諦めてはいけないと話した。

【4月8日】

ウルブスのCBマックス・キルマン獲得に関心

プレミアリーグで30試合戦い、52失点を喫しているチェルシー。1試合平均の失点は１.73とディフェンスラインに問題を抱えていることは明らかな状況。そのような中で、ウルブスに所属するマックス・キルマン（26）の獲得について検討しているようだ。

ここまでキャプテンマークを巻きながら公式戦37試合に出場し、チームの守備をけん引。2028年夏までの契約を残しているが、バディアシルと比較をしてみるとクリアランス数は1試合あたり4.7回（バディアシル4.2回）、エアリアル勝利も2.4（バディアシル2.2）と、チェルシーの守備が安定する可能性が高くなることが予想されている。移籍金は3000万ポンド（約57億円）以上になるようだ。（HITC Sport）

【4月9日】

ビクター・オシムヘンの獲得についてナポリ側と会談予定

ストライカーの獲得を目指しているといわれているチェルシー。その中でもナポリに所属するビクター・オシムヘン（25）に強い関心を示しており、ナポリ側と会談が予定されていることが明らかになった。具体的には1億2000～3000万ユーロ（約197～214億円）に設定されている契約解除金を支払う意思があるかどうかを確認するためのもので、そうでない場合、どの程度の目標を達成するつもりなのかをヒアリングするようだ。

なお会談はチェルシーだけではなく、PSGも行う予定となっておりチェルシーと同様の内容を聞くことが予想されている。今シーズンは、怪我やアフリカネーションズカップもあり、公式戦26試合の出場に止まっているが14ゴール・4アシストを記録するなど、ストライカーとして存在感を示している。（Il Mattino）