16年間クラブに在籍したオドイがノッティンガムFに移籍【チェルシー1週間のニュース(2023年8月29日~9月4日)】
チェルシー1週間(2023年8月29日~9月4日)の主なニュースを紹介。カラバオカップ3回戦に進出、ロメル・ルカクがローマにレンタル移籍、コール・パルマーをマンチェスターシティから獲得、16年間クラブに在籍したカラム・ハドソン・オドイがノッティンガムフォレストに移籍、元チェルシーのフアン・マタがヴィッセル神戸に移籍、2024年1月の移籍市場でイヴァン・トニーの獲得を検討などの動きがあった。
【8月31日】
カラバオカップ3回戦に進出
カラバオカップ2回戦でAFCウィンブルドンと対戦したチェルシー。試合はマドゥエケとフェルナンデスがゴールを決め、2対1で逆転勝利。3回戦進出を決めた。ポチェッティーノ監督は、
「苦戦したけど、楽しめる試合だった。全体的なパフォーマンスには満足しているし、次のラウンドに進むにふさわしいプレーを見せてくれた。今回スタンフォードブリッジでデビューをした選手もいるし、ポジティブなことはたくさんあった」
とコメントした。なお3回戦の相手は、ブライトンに決定。試合は9月27日にスタンフォードブリッジで開催が予定されている。(Chelsea FC)
ルカクがローマにレンタル移籍
チェルシーは、ロメル・ルカクがシーズンローンでローマに移籍したことを発表。レンタル料は700万ユーロ(約11億円)程度、またルカクの給与は全額ローマが負担する形となった。なお契約に買い取り義務やオプションなどは付いていないため、来シーズンにはチェルシーへ戻ることになった。加えて、ザック・スタージュがピーターバラユナイテッド、ティノ・アンジョリンがポーツマスにレンタル移籍することが決まった。(Chelsea FC、Sky Sports)
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【9月1日】
パルマーをマンチェスターシティから獲得
チェルシーは、マンチェスターシティからコール・パルマーを獲得したことを正式に発表した。契約は2030年夏+1年の延長オプションとなっている。パルマーは、
「早くここでのキャリアをスタートしたい。サインができて最高の気分だよ。チェルシーに加入したのは、プロジェクトが良いと判断したからで、このクラブで自分の才能を発揮するため努力していきたい。若くてハングリーなチームだし、ここで何か特別なことを成し遂げたいんだ」
とコメント。21歳のパルマーは、U-8からマンチェスターシティの下部組織に所属。2019-20シーズンにはU-18チームをリーグとFAユース杯の2冠にチームを導くと、2020年9月にトップチームデビュー。昨シーズンは公式戦25試合に出場。今シーズンはコミュニティシールドで先制点を挙げたほか、UEFAスーパーカップで貴重な同点弾を記録するなど、活躍を見せていた。(Chelsea FC)
【9月2日】
オドイがノッティンガムフォレストに移籍
チェルシーは、カラム・ハドソン・オドイがノッティンガムフォレストに完全移籍したことを発表した。チェルシーアカデミー出身のオドイは、2018年1月にトップチームデビュー。公式戦126試合に出場し、16ゴール・22アシストを記録。5つのトロフィー獲得に貢献。オドイは公式SNSで、
「とても長い間、チェルシーは僕の家だった。幼少期、10代、青年期の初めと一番良い時期をチェルシーのユニフォームを着て過ごした。スタンフォードブリッジで、君たちみんなの前でプレーしたことが、僕の一番の思い出。新たな道に進むことになるけど、その前に僕のここでのキャリアの一部だったみんな、僕を応援してくれたみんなに感謝を伝えたい」
と16年間在籍したクラブに別れを告げた。(Chelsea FC)
【9月3日】
マタがヴィッセル神戸に移籍
2011年夏にチェルシーに加入し、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、FAカップのタイトル獲得に貢献していたファン・マタが、ヴィッセル神戸に完全移籍した。マタは、
「この国に昔から興味があったんだ。リスペクトする(元スペイン代表の)旧友、イニエスタ、ビジャが活躍したこのクラブに自分がいられることに大きな期待をしている。交友関係があるボージャン、サンペールからもファン、街に関して非常に素晴らしいと聞いた。リーグタイトルに向け貢献したい。私と家族を歓迎してくれてありがとう。ここでの生活を楽しみにしている」
と入団会見でコメント。背番号は64番を着けることになった。(ヴィッセル神戸)
ノッティンガムフォレストに敗れ、早くリーグ2敗目
プレミアリーグ4戦目が行われ、チェルシーはホームでノッティンガムフォレストと対戦。結果は、0対1でチェルシーが敗北。早くもリーグ2敗目を喫した。試合後ポチェッティーノ監督は、敗戦から学んだこと、今後の戦術変更などについて話をした。
【関連記事:ノッティンガムフォレストに敗れ、早くもリーグ2敗となったチェルシー。この試合から学んだこと&戦術変更の可能性は?】
【9月4日】
2024年1月の移籍市場でトニーの獲得を検討
現在、合計262件の賭博規則違反でFAから起訴され、8カ月間に渡るサッカー関連活動の停止処分が下されているイヴァン・トニー(27)。2024年1月17日まで試合に出場することができない状態となっているが、チェルシーは獲得に動く可能性があるとEvening Standardが報じた。
トニーは、元ウェールズ代表ベイル氏のレアルマドリード移籍などを実現させたスポーツマネジメント会社『CAAステラー』と契約。本人は移籍に向けて準備を進めており、ブレントフォード側も移籍金を8000万ポンド(約142億円)に設定したようだ。リーグで1勝1分2敗と、苦しいスタートとなっているチェルシー。大きな怪我から復帰するブロヤの活躍次第で、トニー獲得に多くの金額を投じる可能性がでてきた。
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