プレミアリーグ2024-25シーズン開幕戦でマンCに敗北したチェルシー。フェルナンデスがキャプテンに指名された理由は?

プレミアリーグ2024-25シーズン開幕戦でマンCに敗北したチェルシー。フェルナンデスがキャプテンに指名された理由は?

2024年8月18日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕戦が行われ、チェルシーはホームでマンチェスターシティと対戦。結果は、0対2でチェルシーが敗北した。

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プレミアリーグ開幕節・マンチェスターシティ戦

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラバイヨ、バディアシル、ベイガ、デューズバリー・ホール、マドゥエケ、ムドリク、ネト、ギウ。

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半18分・マンチェスターシティゴール(ハーランド)】

ドクが左サイドからカットインしてパス。それをB・シルバにワンタッチで逸らされると、フリーのハーランドの元へ。サンチェスが前に出て、シュートストップを試みるが、それを上手くかわされ、ループ気味にシュートを放たれ、先制点を許してしまう。

前半44分には、パルマーがペナルティエリア手前からミドルシュートを放つ。エデルソンがこぼしたボールをジャクソンが押し込み、同点に追いついたと思ったが…これはVARの結果オフサイドの判定。前半を0対1で終えた。

半39分・マンチェスターシティゴール(コバチッチ )】

前線からプレスに来るシティに対して、フォファナがロングボールを選択。しかし、それをコバチッチが中盤で拾うと、そのままドリブル突破。そのままペナルティエリア近くまで行き、ミドルシュートを決められて、0対2で試合終了。

【まとめ】

チェルシーは支配率48%、シュート10本(枠内3本)、コーナー4本、パス479回、ゴール期待値は1.38でシティの1.24を上回ったが、決定力の差が出た結果となった。

【試合後のマレスカ監督コメント】

パフォーマンスについて

「結果として負けることは好まないけど、パフォーマンスは良かったと思う。試合の大部分は同レベルで戦うことができたし、いくつかの瞬間は私たちの方が優れていて、チャンスを作ることができた。シティとの大きな違いはボックス内でのプレーだった。そして、試合終盤のボールの扱い方をマスターしている。しかし全体的には、パフォーマンスはかなり良かったと思う」

E・フェルナンデスをキャプテンに指名した理由

「彼はこのチームのキャプテンの一人。彼だけではない。リース(ジェームズ)もいるし、他にもキャプテンはいる。(今試合でキャプテンに指名した)理由は、チームメイトが彼をキャプテンとして認識しているのが分かるからなんだ。すでにプレシーズンでもキャプテンを務めていたからね」

チュクエメカ、スターリングらの去就は?

「ディサシは負傷から復帰したが、まだ100%の状態ではない。またチルウェルはここ3日間体調不良だった。チュクエメカに関しては、とても良い選手だと思っているが、問題は過去に何度か怪我をしたことがあるということだ。彼にとってベストなのは、30~35試合続けてプレーをして、体調が良いこと、そしてとても良い選手であることを示すこと。チームで彼が35試合プレーをすることができるのか? それがよく分からないんだ。

スターリングがメンバーから外れたのは、テクニカルな判断に過ぎない。スターリングもそうだが、私は抱えている選手全員を欲しいと思っているが、全員は残れない。だから、何人かはチームを去らなければならない」

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【今後の試合と感想】

 開幕戦黒星スタートとなったチェルシーだが、3日後にはカンファレンスリーグ(ECL)のメインパスとして、1stレグをセルヴェット(スイス)とホームで戦うことが決まっている。昨シーズンとは違いは、欧州のコンペティションがあるため試合数が増えること。昨季は怪我人が多く、そのことが一因でリーグ順位を上げられない期間が長くなった。

まずは、怪我のリスクを上手くマネジメントして、メンバー全員が出場できる体制を維持できれば、自ずと結果はついてくるはず。まずはそこからだろう。