アザールがレアルマドリードで活躍できなかった理由は?【チェルシー1週間のニュース(2024年7月31日~8月6日)】

アザールがレアルマドリードで活躍できなかった理由は?【チェルシー1週間のニュース(2024年7月31日~8月6日)】

チェルシー1週間(2024年7月31日~8月6日)の主なニュースを紹介。『A・サントスがストラスブールにレンタル移籍』、『マンチェスターC戦は4失点で敗北』、『アザールがレアルマドリードで活躍できなかった理由は?』、『ギャラガーがA・マドリードと合意で…サポーターは辟易』、『アトレティコマドリードのオモロディオンと個人合意』などの話題があった。

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【8月1日】

クラブ・アメリカ戦は3対0で勝利

プレシーズン3試合目となったクラブ・アメリカ戦は、エンクンク、ギウ、マドゥエケのゴールにより、3対0でチェルシーが勝利した。マレスカ監督は、

「勝利は、とてもうれしい。ただ主な焦点は結果ではなく、パフォーマンスを分析して評価し、どのように改善するかを見つけること。我々は改善し続けている。これが最も重要なことなんだ」

と話した。(Chelsea FC)

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【8月2日】

A・サントスがストラスブールにレンタル移籍

アンドレイ・サントスがストラスブールにレンタル移籍することが発表された。契約は、2024-25シーズンとなっている。昨シーズンの後半に同クラブにレンタル移籍し、リーグ戦11試合に出場するなどインパクトを残しており、2シーズン目となるフランスの地で更なる活躍が期待されている。(Chelsea FC)

【8月4日】

マンチェスターC戦は4失点で敗北

米国でのプレシーズン4戦目となったマンチェスターシティ戦は、4対2でチェルシーが敗れた。マレスカ監督は、

「正直に言って、とても奇妙な試合だったよ。私たちは試合の計画を立てていたし、攻撃と守備のやり方も計画通りだった。最初の5分間に、2ゴールを許した以外、チームは良かった。心配はしていない、時間が必要だからね。失点したら、お互いに話し合って少し整理をする必要がある。ジェームズをベンチに呼んで、『さあ、試合を始めよう』と言ったんだ」

とコメント。ここまでのプレシーズンは4試合で1勝1分2敗。8得点・10失点となっている。(Chelsea FC)

アザールがレアルマドリードで活躍できなかった理由は?

2019年夏に、1億ユーロを超える移籍金でチェルシーからレアルマドリードに加入したエデン・アザール。しかし、移籍後は多くの怪我により実力を発揮できず、公式戦76試合の出場で7ゴール・12アシストという記録で退団。そして2023年10月に引退を発表した。

なぜ、チェルシー時代のような活躍ができなかったのか? レアルマドリードの監督を務めるカルロ・アンチェロッティ氏がそのことについて言及した。

「彼はトレーニングが好きではなかったが、それは分かっていた。3日ごとにプレーをするなら、ハードなトレーニングは重要ではない。実際、ハードなトレーニングが必要なのは、プレーをしていないときなんだ。

アザールの問題はもちろん怪我もあったが、競争(ポジション争い)に苦戦していたことも原因だと思う。リールやチェルシーでは常にプレーができていた。しかし、レアルマドリードに来て怪我をした。ここでは怪我をした場合、復帰して他の選手たちと競争しなければならない。なぜなら、自分がプレーしていないときは、誰かがプレーをしているからだ。彼はその競争に苦労していた」

と説明した。リールやチェルシー時代には彼が唯一の存在だったが、レアルマドリードに移籍をしてポジション争いに苦戦したという真実があったようだ。(The Obi One Podcast)

【8月5日】

ギャラガーがA・マドリードと合意で…サポーターは辟易

6歳からチェルシーに加入し、2022年夏からチェルシーのトップチームで活躍をしていたコナー・ギャラガー。昨シーズンはキャプテンマークを一番多く巻き、公式戦50試合に出場(7ゴール・9アシスト)し、チームの軸となっていた。

しかし、チェルシーは彼の活躍を評価することはなく、長期契約を結ばない方針で交渉を進めた中、その提案は断られていた。そのような中、アトレティコマドリードが彼の獲得に関心。移籍金4000万ユーロ(約63億円)でクラブ間合意に達し、本人もこれを承諾する以外の選択肢が無くなり、口頭で合意。今後はスペインでメディカルチェックを受け、正式にサインする予定だ。

チェルシーは2年前にオーナーが変わり、1500億円程度を投資し、多くの若手選手を獲得。その中で純利益となるアカデミー出身の選手を積極的に売ることで、収支のバランスを保つという選択をした。ここまでマウント、ホール、マートセン、オドイ、ゴールディング、ロフタスチークなどが売却されており、生え抜きよりも未知の可能性に希望を抱いているフロントに、サポーターたちからも批判の声が上がっている。(Fabrizio Romano、BBC、Metro)

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【8月6日】

オモロディオンと個人合意

アトレティコマドリードに所属するサム・オモロディオンと個人的な条件で合意。契約は2031年夏までとなったようだ。

一昨夏、グラナダでトップチームデビューを果たしたばかりのオモロディオンは、移籍金600万ユーロでアトレティコマドリードに加入。その直後アラベスにレンタル移籍すると、公式戦36試合9ゴール・1アシストを記録していた。

彼に関して、チェルシーが以前から獲得を切望し、何度もオファーを出していたが断られていた。しかし、ギャラガーがアトレティコマドリードに移籍することで合意した中で、オモロディオンの獲得交渉にも大きく進展があり、当初6000万ユーロ以上といわれていた価格が、4000万ユーロ(約63億円)程度まで下がったかたちとなった。(Fabrizio Romano)