「(初のレンタル移籍は)自分の期待以上のものになった」ディオン・ランキンがエクセターシティでの成長を明かす
2016年にケンブリッジユナイテッドからチェルシーユースに加入し、U-18、U-23のチームに所属しながら公式戦100試合以上に出場していたが、ウインガーのディオン・ランキン(21)。
コンフォートゾーンを抜け出し、2023-24シーズンには初めてシニアサッカーチーム(※EFLリーグ1 エクセターシティ)にローン移籍。移籍から数週間後にはハムストリングを負傷し、離脱を余儀なくされたが、2023年11月に復帰し、結果的には公式戦36試合に出場し、1ゴール・2アシストという記録を残した。
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様々な経験をしたというランキンが『初めてのシニアサッカーで経験したこと』、『家族から離れての生活&体調管理』、『支えてくれた選手に感謝』などについて話をした。
初めてのシニアサッカーで経験したこと
「(レンタル移籍が)始める前は、ただそこに行ってシニアサッカーをプレーし、いい時間を過ごしたかった。でも振り返ってみると、自分の期待以上のものになったんだ。たくさんプレーし、一生の友達もできて、毎分楽しむことができた。U-21と比べると、週に2、3試合プレーすることもあるから、試合数ははるかに多かった。だから、まったく違うチャレンジとなったね。実際の試合では、これまで私が対戦したどのチームともまったく異なるプレーをする。ユースの試合とは、まったく違っていた。
そしてファンも素晴らしかった。エクセターはファンが所有するチームだから、本当に熱心に応援してくれた。私もそれを感じたし、ホームでプレーしたときはチーム全体がさらに勢いづいたと感じた。いいシーズンだったと思うし、シニアサッカーで初めてのフルシーズンを過ごせたのは良かった。興奮しているし、これから先も頑張る準備ができている」
家族から離れての生活&体調管理
「家族からこんなに遠く離れたところに住んだのは初めてだった。たぶん4時間半くらい離れていた。大きな変化だったけど、周りには本当に素晴らしい人たちがいてくれた。そして家族がホームゲームを見に来たときは泊まったりして、とてもよかったよ。
そしてその間、自分の体の管理の仕方についてもたくさん学ぶことができた。(ユースの試合では)回復が十分でなくても大丈夫なこともあった。だけど、ここでは毎週土曜日と火曜日にプレーするから、しっかり回復をしないと本当に苦労することになる。それが、ここで学んだことなんだ」
支えてくれた選手に感謝
「怪我の後、何人かの選手が新たに加入したけど、そのうちの一人がヤニック・ヴィルスフート(※ウィガン、ノリッジシティなどでプレー)だった。彼は本当に僕を支えてくれた。僕たちは似たようなポジションでプレーをしていたし、彼は本当に素晴らしいキャリアを歩んできたから、アドバイスをもらったり、やり方を学んだりするのは良かったことだった。僕にとってはメンターのような存在だった。彼がいてくれて本当に良かった。
初めてのフルシーズンを終えることができた。今はさらに前進し、もっとゴールやアシストを記録していきたと思っている」
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EFLリーグ1ながら初のシニアサッカーを経験し、1シーズンを戦うことができたランキン。身長165センチと小柄ながら、スピードに優れたサイドプレーヤーとして注目されており、来季さらなる飛躍が期待される。
Source:Chelsea FC
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