トシン・アダラバイヨをフリーで獲得予定【チェルシー1週間のニュース(2024年5月29日~6月4日)】
- 2024.06.05
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チェルシー1週間(2024年5月29日~6月4日)の主なニュースを紹介。『女子チームの新監督にボンパストル氏が就任』、『元チェルシーアカデミー出身選手がタイ代表入り!?』、『マレスカ氏がチェルシーの新指揮官に就任』、『シェシュコ獲得に本腰』、『トシン・アダラバイヨ獲得が決定的』などの話題があった。
女子チームの新監督にボンパストル氏が就任
女子チームの新監督として、ソニア・ボンパストル氏が就任したことを発表した。契約は2028年夏までとなっている。ボンパストル氏は、
「女子チームのヘッドコーチとして、チェルシーに加わることができて非常に感謝しています。クラブ、スタッフ、選手の野望を満たすために、この新プロジェクトについて全力を尽くします。エマの遺産に応え、近年行われている仕事を続けたいです。冒険を始めましょう」
とチェルシー女子での挑戦を楽しみしていると明かした。ボンパストル新監督は、現役時代にモンペリエやリヨン、PSGで活躍した元フランス女子代表MF。引退後に古巣リヨンのアカデミーを指導し、2021年に女子ファーストチームの新指揮官に就任。国内リーグ3連覇、2021-22シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇など、通算7個のタイトル獲得に導いている。(Chelsea FC)
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【5月31日】
元チェルシーアカデミー出身選手がタイ代表入り!?
チェルシーのアカデミー出身で、昨年1月にトッテナムに移籍したジュード・スーンサップ・ベル(20)が、タイサッカースポーツ協会から代表入りを打診されたようだ。
同協会会長のヌアンパン・ラムサム氏が直々にスーンサップ・ベルにコンタクトを取り、将来的なタイ代表入りに関する話し合いを行ったようだ。彼はイングランド出身だが、タイにもルーツを持っており、代表になる資格を保有している。
今季のプレミアリーグ2では公式戦19試合に出場し、10ゴール・6アシストを記録するなど攻撃的なポジションで活躍。ただイングランドA代表に選出される可能性は低く、早ければ北中米W杯アジア最終予選からタイ代表としてプレーする可能性もあるようだ。(Ball Thai Stand)
【6月3日】
マレスカ氏がチェルシーの新指揮官に就任
チェルシーは、エンツォ・マレスカ氏が新監督に就任したことを正式に発表した。契約は、2029年夏+1年のオプションとなりました。マレスカ新監督は、
「世界有数のビッグクラブであるチェルシーに加わることは、どの監督にとっても夢なんだ。だからこそ、私はこの機会にとても興奮している。クラブの成功の伝統を引き継ぎ、ファンの誇りになるようなチームを育てるために、非常に才能のある選手やスタッフとともに働くことを楽しみにしている」
とコメント。また共同SDのローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏は、
「彼はエキサイティングで、分かりやすいスタイルで印象的な結果を出せる優れたコーチであることを証明している。就任に至るまでの話し合いでは、我々に深い感銘を与えてくれた。彼の野心と労働倫理はクラブと一致している。我々は彼と一緒に仕事をすることを心から楽しみにしている」
と声明を発表した。マレスカ氏は7月1日からチェルシーの新監督として仕事をスタートする。(Chelsea FC)
クエバ氏がセットプレーコーチに就任
ブレントフォードで戦術のコーチを務めていたベルナルド・クエバ氏が、チェルシーのセットプレー部門のコーチに就任したことを発表した。
CDグアダラハラのアナリストを務めていたクエバ氏は、2020年7月にブレントフォードに加入。2021年9月~2022年3月にかけては、ノルウェー代表での職務も兼任していた。一昨シーズンは、ブレントフォードはセットプレーからのゴール数16を記録(リーグ2位。 チェルシーは8得点)するなど評価され、補償金として75万ポンド(約1億4000万円)を支払うことで合意した。
チェルシーは2023年4月にセットプレー面のコーチをしていたアンソニー・バリー氏が バイエルンミュンヘンに移ったことで、ここのポジションが空いていたため、優秀なセットプレーのコーチを求めていた。(Chelsea FC、Telegraph)
シェシュコ獲得に本腰
今夏ストライカーのポジションを補強する計画を立てているチェルシー。当初はナポリのビクター・オシムヘン(25)が本命という噂があったが、移籍金が1億ポンド(約200億円)を超えることに加えて、給与も高くなることから獲得から撤退したようだ。
そのような中で、約2年前からスカウトを続けているベンヤミン・シェシュコ(21)の獲得について本腰を入れるようだ。シェシュコは今季公式戦42試合に出場し、18ゴール・2アシストを記録。特に後半戦に力を発揮し、1月以降のリーグ戦は11ゴールと大爆発と大きなインパクトを残した。彼のリリース条項は5500万ポンド(約110億円)に設定されているようで、オシムヘンよりも若く移籍金も低いシェシュコを本命に。しかし、彼の獲得にはアーセナルも関心を示しており、ロンドンのチームで争奪戦が繰り広げられそうだ。(Fabrizio Romano、Ben Jacobs)
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【6月4日】
トシン・アダラバイヨ獲得が決定的
フルハムとの契約が満了したことで、今夏フリーで獲得が可能となったトシン・アダラバイヨ(26・CB)。ニューカッスルユナイテッドやマンチェスターユナイテッドなども獲得を希望していたようだが、獲得レースを制したのはチェルシーのようだ。
彼は5歳でマンチェスターシティの下部組織に入団。14歳でU-18に昇格し、2年後からはU-18のキャプテンも務めた。2020年にフルアムに完全移籍すると、4シーズンで公式戦132試合出場し、チームの守備の要として貢献していた。
既にアダラバイヨとは口頭での合意が済んでおり、コブハムでメディカルチェックも完了。今後は書類をまとめて、長期契約を締結する予定となっている。チアゴ・シウバの退団により、センターバック獲得を目指していたチェルシー。移籍0円、プレミアリーグでの経験も豊富でマレスカ新監督ともマンチェスターシティ時代に指導されていた経験もあり、チームにとって素晴らしい補強となりそうだ。(Fabrizio Romano、Sky Sports)
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