「契約を延長する価値があったのかを証明したい」アカデミー出身のカイデン・ウィルソンが明かす今シーズンの成長

「契約を延長する価値があったのかを証明したい」アカデミー出身のカイデン・ウィルソンが明かす今シーズンの成長

チェルシーU-18に所属するカイデン・ウィルソン(18・CB)。今季ユースカテゴリーで公式戦28試合に出場し、U-18プレミアリーグ(南グループ)の優勝に貢献するなど、大きく成長した選手の一人だった。

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2024年5月21日には、2026年夏+1年オプションの契約延長にサインをしたウィルソン。2023-24シーズンのパフォーマンスに満足している中で、クラブでの将来を見据えていると明かした。

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新契約締結について

「新しい契約にサインできて本当にうれしいよ。クラブと最初のプロ契約を結んで以来、ずっと目指してきたことだから、契約を延長できたことに大きな意味がある。僕とチェルシーには大きなつながりがある。ここでの旅を続けることができるのは、家族にとっても非常に意味のあることなんだ。

僕はU-14からクラブに所属してきた。常にアカデミーの年上の選手たちを尊敬してきたし、彼らを見習ってきた。今は私が彼らの一人であり、これからも彼らの一人であると言えることは、誇りに思う瞬間だね」

今シーズンを振り返った感想

「信じられないほど素晴らしかった。U-18の試合のほとんどに出場し、シーズン後半にはU-21として出場できた。この経験がパフォーマンス全体の成長と改善に反映している。自分が成長し、より大きな舞台でパフォーマンスを披露する機会を得られたことは素晴らしい。それはアカデミーの選手全員が夢見ていること。今シーズンの一番の思い出は、U-18プレミアリーグ(南部グループ)で優勝したこと。トロフィーを獲得しただけではなく、スタンフォードブリッジでプレーをする機会(U18プレミアリーグ決勝)も得られた。これは一生忘れられない経験となったんだ」

今後の目標について

「クラブに入団して以来、スタンフォードブリッジでプレーすることが僕の夢だった。だから実現したときは誇らしかった。今後、もっと出場機会が増えることを願っている。契約を延長した今は、自分の能力をこれからも示すことができるんだ。なぜ契約を延長する価値があったのかを証明することができるし、チェルシーでの将来に興奮している。これからも成長を続け、全力を尽くせると確信しているんだ」

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U-14からチェルシーアカデミーに加入し、ここまで公式戦43試合に出場しているウィルソン。アルフィー・ギルクリストに続く、アカデミー出身のセンターバックとして、今後も大きな期待が寄せられている。

Source:Chelsea FC