エマ・ヘイズ女子監督が今シーズンで退任【チェルシー1週間のニュース(2023年11月1日~7日)】

エマ・ヘイズ女子監督が今シーズンで退任【チェルシー1週間のニュース(2023年11月1日~7日)】

チェルシー1週間(2023年11月1日~7日)の主なニュースを紹介。カラバオカップ準々決勝に進出、セカンドジェントルマンがスタンフォードブリッジを訪問、エマ・ヘイズ女子監督が今シーズンで退任、ベリンガム獲得を熱望していたランパード氏、トニーの獲得を見送る予定などの動きがあった。

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【11月1日】

カラバオカップ準々決勝に進出

カラバオカップ4回戦でチェルシーはブラックバーンと対戦。結果は2対0(バディアシル、スターリング)でチェルシーが勝利した。長期離脱から復帰し、得点したバディアシルは、

「チームを助けることができて、とても嬉しい。長い間ピッチにいなかったから、私にとっては困難な時期だったけど、チームに戻れて良かった。(ディサシは)よく知っているので、とても良かった。私たちは長い間(モナコで)プレーをしていたので、彼と一緒にプレーするのは簡単だったよ」

と約5カ月ぶりの復帰を喜んだ。準々決勝(12月19日)は、ホームでニューカッスルユナイテッドと対戦することが決定した。

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【11月2日】

セカンドジェントルマンがスタンフォードブリッジを訪問

セカンドジェントルマン(※アメリカ合衆国副大統領の配偶者を指す非公式な呼称)のダグ・エムホフ氏がスタンフォードブリッジを訪問した。エムホフ氏は、チェルシーFCとチェルシー財団の「No To Hate」キャンペーンの主要パートナーと円卓会議に参加。またキャプテンを務めるリース・ジェームズと面会し、児童らと「No To Hate」教育プログラムに取り組んだ。チェルシー財団理事長のダニエル・フィンケルスタイン卿は、

「今朝、セカンドジェントルマンとそのチームをスタンフォードブリッジに迎えることができたことは光栄でした。チェルシーFCとチェルシー財団は、「No To Hate」とそれに関連するキャンペーンを通じて行われた取り組みを非常に誇りに思っています。米国の友人たちとベストプラクティスを共有し、米国の国務省がどのような戦略をとっているのかを学ぶ、素晴らしい機会になりました」(Chelsea FC)

【11月5日】

ヘイズ女子監督が今シーズンで退任

チェルシーの女子チームを指揮するエマ・ヘイズ氏が、今シーズン終了後に退任することが明らかになった。

2012年からチェルシーを指揮するヘイズ監督は、ここまでFA女子スーパーリーグ4連覇を含む6度の優勝や5度の女子FAカップ制覇など、多くのトロフィーをチームにもたらした。トッド・ベーリー会長は、

「エマのチェルシーへの貢献を過小評価することはできない。彼女は女子フットボールのパイオニアで、フットボール界で非常にリスペクトされている。今後数カ月間、引き続き協力できることを楽しみにしている」

とコメントした。なおヘイズ氏は、来夏からアメリカ女子代表チームの指揮官に就任する可能性があるようだ。(Chelsea FC、The Athletic)

【11月6日】

ベリンガム獲得を熱望していたランパード氏

2019年夏に、チェルシーの監督に就任していたフランク・ランパード氏。1年目はクラブが補強禁止処分を受けていたが、リーグ4位に導いていた。2020年夏にはチアゴ・シウバ、ベン・チルウェル、カイ・ハヴァーツなど大型補強を行ったが、その時に当時バーミンガムに所属していたジュード・ベリンガムの獲得を熱望していたことを明らかにした。

「当時は、ベリンガムを獲得しようと必死だった。しかし、上の人々を理解させられなかった。周りは『その年齢で2000万ポンドを払うなんて…』という考えだったんだ」

17歳だったベリンガムに約30億円を支払うことに躊躇したという上層部。今ではレアルマドリードに移籍し、市場価格は240億円まで上昇している。(talkSPORT)

【11月7日】

トニーの獲得を見送る予定

来年1月の移籍市場で、ストライカーの獲得を希望しているチェルシー。しかし、ブレントフォードに所属するイヴァン・トニーの獲得は検討していないようだ。チェルシーは、ジェームズ・マディソン(現トッテナム)が「25歳以下」の移籍戦略の対象外であるため、今夏に契約を試みないことを選択。現在27歳で来年3月に28歳になるトニーについて獲得方針に該当せず、RBライプツィヒに所属する20歳のベンヤミン・シェシュコやナポリに所属する24歳のヴィクター・オシムヘンを獲得リストに入れているようだ。(David Ornstein)

トッテナム戦に勝利

プレミアリーグ11試合目が行われ、チェルシーはアウェイでトッテナムと対戦。結果は、1対4でチェルシーが勝利した。試合後ポチェッティーノ監督は、ジャクソンのハットトリック、勝利の要因、マンチェスターシティ戦に向けて、4年ぶりにトッテナムに帰還した感想などを話した。

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また、この試合でハットトリックを達成したジャクソンは、

「とても幸せだけど、チームのみんなにとっては大変な時期だった。3ゴールを決められて嬉しいし、ハットトリックは僕にとって初めてのことだったから達成できて嬉しいよ。常に向上し、もっと努力しなければならないし、これからも仕事を続けていきたい。トッテナムは素晴らしいスタジアムとファンを持っているチームだからこそ、僕たちは戦って試合に勝つ必要があった」

と自身の得点でチームに貢献できたことを喜んだ。(Chelsea FC)