ノッティンガムフォレストに敗れ、早くもリーグ2敗となったチェルシー。この試合から学んだこと&戦術変更の可能性は？

2023年9月2日に、2023-24シーズンのプレミアリーグ4戦目が行われ、チェルシーはホームでノッティンガムフォレストと対戦。結果は、0対1でチェルシーが敗北した。

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スターティングメンバーは、サンチェス、ディサシ、シウバ、コルウィル、ギュスト、フェルナンデス、ギャラガー、チルウェル、カイセド、スターリング、ジャクソンでフォーメーションは4-2-3-1。

サブメンバーは、ベルグストロム、ペトロヴィッチ、ククレジャ、マートセン、ウゴチュク、パルマー、マドゥエケ、ムドリク、ワシントン。

リーグ3戦を終えて、勝点4の10位と勝点を積み重ねていきたいチェルシー。ノッティンガムフォレストとのホーム戦で、リーグ2連勝を狙って戦った。

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試合は序盤からボールを支配しながら、攻撃を展開していたチェルシー。しかし、中央を固められたノッティンガムフォレストの守備を崩すことができないまま無得点で、前半を終える。

ゴールを決めたいチェルシーだったが、後半3分にショートカウンターから失点。アウォニイがシウバの股間を通すスルーパスをエランガに送ると、それを丁寧に右隅に決められ失点。後半17分にはマドゥエケ、新加入のパルマーを投入して得点を奪いに行くが、前半同様に中央を固められたノッティンガムフォレストのディフェンスを攻略できない時間帯が続く。

そのような中、後半39分に、この試合のビッグチャンスが到来。パルマーからのスルーパスに反応したスターリングがペナルティエリア右を縦に破り、マイナス方向へ折り返す。走り込んでいたジャクソンがフリーでシュートを打つが、クロスバーの上へ大きく外れ、試合終了。早くもリーグ戦2敗目を喫した。

試合後ポチェッティーノ監督は、

「チャンスを作り、試合を支配していたけど、ファイナルサードでの決定力を欠いた。勝つためには得点すべきだった。ミスを犯して失点した後は、多くのチャンスを作っていたけど、完璧ではなかった。得点を奪えなかったし、そうなると試合に勝つのは難しい。ゴールを決めて試合に勝つためには、もっと効率的に決める場面で決めなければならない」

支配率70パーセント以上を維持して戦っていたが、決定的なチャンスを多く作れなかったことで試合が難しいものになったと話した。ただ成長過程にあるチームにおいて、このような試合から学んでいく必要もあると付け加えた。

「もちろん、自分たちの方が良いサッカーをしていたと思うし、もっといい結果でもおかしくなかった。だけど、今日の結果もプロセスの一部であり、チーム作りをしている段階では、浮き沈みはあるもの。ウエストハムユナイテッド戦や今日の試合では、もっと違う結果になっていてもおかしくなかったけど…勝点を取れなかった。でも、ポジティブに前進し続けるしかない。

チームを作り上げていく過程で、今日のような試合での攻撃的な状況では、もっとリラックスして冷静にならなければならないのに、激しさの中で軽率な決断をしたり、チャンスを急いだりすることがある。でも、チーム作りの過程でそういうことは起こりうるし、冷静さを保ち、向上するためには懸命に努力する必要がある」

最後に、怪我人やコンディション不良の選手が戻ってきたときに、戦術を変更するのかどうか聞かれると、

「もちろん。(選手が戻ってくれば)自分たちがやりたい、バランスのとれたチームになるのに役立つ。そして選択肢が多ければ多いほど、レベル、それらの間の競争が増していく。異なる能力を持つ選手とプレーすることも可能になる」

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とフレキシブルに選手を入れ替えて、戦術面においても今とは異なることができると話した。ここまで公式戦5試合を戦い、2勝1分2敗とスタートダッシュに失敗したチェルシー。

インターナショナルブレイクに入り、約2週間リーグが中断する。多くの選手が代表に選出されているが、ブロヤ、バディアシル、ラヴィアといった選手がボーマン戦(9月17日)で復帰予定。

メンバーが揃ってくる中で、上手くチームをまとめ勝利を積み重ねいかなければ、昨シーズンと同様の結果になる可能性がある。早く解決策を見つけ出し、上昇気流に乗っていかなくてはいけない。