3得点でルートンに快勝し今季初勝利をマークしたチェルシー。スターリングの覚醒の理由&最後の補強プランは?

3得点でルートンに快勝し今季初勝利をマークしたチェルシー。スターリングの覚醒の理由&最後の補強プランは?

2023年8月25日(日本時間26日)に、2023-24シーズンのプレミアリーグ3戦目が行われ、チェルシーはホームでルートンと対戦。結果は、3対0でチェルシーが勝利した。

Embed from Getty Images

スターティングメンバーは、サンチェス、ディサシ、シウバ、コルウィル、ギュスト、フェルナンデス、ギャラガー、チルウェル、カイセド、スターリング、ジャクソンでフォーメーションは3-4-2-1。

サブメンバーは、ベルグストロム、ビーチ、ハンフリーズ、ククレジャ、マートセン、ウゴチュク、モレイラ、マドゥエケ、バーストウ。

リーグ2戦を終えて、勝点1と苦しい状況のチェルシー。昇格組のルートンを相手に、スタンフォードブリッジで今季初勝利を目指して戦った。

【関連記事:ウエストハムUに3失点を喫して今季初黒星のチェルシー。カイセドのパフォーマンス&チュクエメカの怪我の状態は?

試合は、前半17分にスターリングのゴールでチェルシーが先制する。ペナルティエリア内で鋭い動き出を見せたスターリングは、相手ディフェンダー4人をかわして、左足で正確なグラウンダーシュート。それがゴール左下隅に決まり、チェルシーが良い時間帯で先制に成功する。その後は70パーセントの支配率を保持しながら、追加点を奪いに行こうとするも決定的なシーンは作れず、前半を1点リードしてハーフタイムを迎える。

後半開始直後からも、積極的に攻撃を仕掛けていたチェルシー。しかし、得点することができず、流れは一時ルートンに。しかし、カイセドらの素晴らしい守備で、相手の攻撃を凌いでいた。追加点を取り、勝負を決めたかったチェルシーは、後半23分にギュストが右サイドから正確なグラウンダーのクロスをゴール前に供給。タイミング良く入り込んだスターリングが、ダイレクトでゴール左隅に決めて、ルートンを突き放した。

さらに、その7分後にはフェルナンデスからの浮き球パスに抜け出したスターリングが、ダイレクトで中央に折り返すと、相手ディフェンダーにディフレクトして、わずかにコースが変化。それに反応したジャクソンが体勢を崩しながらも右足で押し込み、プレミアリーグ初ゴールを決める。

その後、ウゴチュク、バーストウ、マートセンを投入。4バック気味で戦いながらバランスを取り、相手の攻撃をしっかりと防ぎ、3対0で今季初勝利を手にした。試合後ポチェッティーノ監督は、

「プレミアリーグでは激しさがなければ試合に勝つのは難しい。今日の鍵は、ルートンのエネルギーと意欲にマッチし、その後ゴールを決めてチャンスを作り出すクオリティにマッチすることだった。過去(昨シーズン)のことは知らないし、話すことはできない。私たちが話すことができるのは、現在と未来、そしてこのプロジェクトをどのように望んでいるのか、そしてフルエネルギーで質の高いチームを作ることに挑戦すること。競争力を持ち、リヴァプールやマンチェスターシティなどのビッグチームに挑戦できる能力を持つことなんだ。今日のパフォーマンスは非常に堅実だったので非常に満足しているが、これはまだ最初のステップ。改善するために真剣に取り組む必要があるが、非常に良い方法で進んでいる」

リーグで重要な激しさを取り戻すことに成功し、順調にステップしていると笑顔で話した。また今試合で2ゴール・1アシストと大活躍したスターリングについては、

「彼の仕事に対する姿勢とクオリティ、チームへの貢献に対するコミットメントは、称賛に値する。スターリングは、昨シーズン難しかったと話してくれたが、ゴールを決めて喜んでいたことはとても嬉しかった。攻撃的な選手が得点やアシストを決めることは、私たちにとって最高の喜び。全選手との最初の会話でも、ラヒームとの最初の会話でも、私は彼らの好きなポジションを聞いて、彼らが自分自身をどう見ているかを知るのが好きなんだ」

スターリングは試合後『いつもゴールに背を向けていたし、少し深い位置にいてフラストレーションが溜まっていた』と明かしていた。その悩みを監督と話したことで、問題を解消できたことが好調に繋がっているという。またリーグ初得点を決めたジャクソンについては、

「私たちは彼にたくさん走って、プレスをして、ボールを回収することを求めていない。彼の仕事は素晴らしいし、スピードもあるし、後ろから追い込むこともできる。彼がゴールを決めるのも時間の問題だと思ったし、ジャクソンのような選手を市場で見つけるのは難しい。彼は素晴らしいストライカーになる可能性を秘めている」

と彼の能力に疑いの余地はないと話した。最後に、夏移籍市場が1週間後閉幕する中での補強プランを明かした。

「先週のように、試合(ウエストハムユナイテッド戦)に負けても状況は変わらない。今日の結果はポジティブなものだったが、それでも私たちはゴールキーパーと攻撃的なプレーヤーの補強について話し合っている。勝敗で変えるわけではなく、チームにバランスを与えるために必要なことなんだ。私たちが望むことを達成するためには、攻撃的な選手がもう1人必要。ただ、そうでない場合は、単に選手を連れてくるつもりはない」

【関連記事:「レジェンドになるためにはドログバを超えないといけない」ニコラス・ジャクソンがチェルシーで叶えたい『夢』とは?

今試合には、ニューイングランドレボリューションから加入が間近となっているゴールキーパーのジョルジェ・ペトロヴィッチがスタンドで観戦しており、ゴールキーパーの補強は無事に終わりそうだ。あとは、攻撃的な選手を1人確保できるかどうか。チェルシーが望むべきこと達成するために、最後のピース獲得を検討している。

 

・チェルシーがスタンフォードブリッジで勝利したのは、3月のドルトムント戦(CL)以来のこと

・スターリングはリーグで114得点をマーク。PKなしでこれ以上の得点をマークしているはわずか16人

・チェルシーはスタンフォードブリッジで行われた直近過去100試合のリーグ戦において、ハーフタイムの時点でリードしたときは無敗(81勝19分)