「レジェンドになるためにはドログバを超えないといけない」ニコラス・ジャクソンがチェルシーで叶えたい『夢』とは?

「レジェンドになるためにはドログバを超えないといけない」ニコラス・ジャクソンがチェルシーで叶えたい『夢』とは?

2023年7月1日に、ビジャレアルからチェルシーに加入したニコラス・ジャクソン(22・セネガル・FW)。移籍金は3500万ユーロ程度(約54億円)で、契約は2031年夏までの8年となった。

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現在ジャクソンは、米国で行われているプレシーズンに参加。レクサム戦(7月19日)、ブライトン戦(7月22日)と出場し、1ゴール・3アシストを記録するなど、その実力を発揮している。

チームに早くも適応しているジャクソン。ブライトン戦での初ゴール、将来の夢、ポチェッティーノ監督のトレーニング内容、プレシーズン終了後の計画などについて話をした。

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「デビューとなったレクサム戦では入って2分後にアシストをしたし、チェルシーで得点を決めることはとても大事なことだから、とても嬉しいよ。だから、(ブライトン戦での)最初のゴールの感覚は、とても気持ち良かった。チームメイトとの連係は自然で将来性を感じるし、ムドリクとは自分たちの動きや理解を深めることに、懸命に取り組んでいる。私たちが努力していることを知っておいてほしいし、覚えていてほしいね。

実際、チェルシーでプレーすることは、僕にとって大きなことなんだ。セネガル出身の僕にとって、子供の頃からチェルシーでプレシーすることを夢見てきた。デンバ・バ、ドログバ、アネルカ!だから、このチームでプレーするのが夢だった。チェルシーからのオファーを受けるか断るかと言われたとき、その答えは『100% イエス』だった。

これからドログバやデンバ・バ、アザールのように成功できれば幸せだよ。彼らはチェルシーのレジェンド。レジェンドになるためには、彼ら以上にならなければならないし、彼らよりも上に行きたいと思っている。今までの人生でプレッシャーを感じたことはないし、これからも常に自分自身と向き合い、人々に証明していきたいんだ」

とクラブのレジェンドになることを夢見て、チームメイトたちと努力をし、自身の実力をさらに証明していきたいと話した。また、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の指導内容について聞かれると、

「彼は素晴らしい監督で、さらに素晴らしい男なんだ。私はもう何年も彼を追っている。彼のオーラを見れば、世界最高の監督であることがわかるし、彼と一緒に仕事ができることをとても嬉しく思っているよ。そして、僕は(練習で)走ることについて問題だとは思っていないんだ。エメリ監督(ビジャレアル時代)も同じだったから、それについては慣れている。そして、フィラデルフィア(ブライトン戦の前)でのトレーニングでは、スペースに走り込むことを学んだ。でも、すべてにおいて完璧ではないから、立ち止まってはいけないんだ」

7月26日にはニューカッスルユナイテッド、30日にフルハム、そしてプレシーズンの最後には昨シーズンCLベスト16で対戦したドルトムント(8月2日)と試合を行い、リーグ開幕戦(8月13日・リヴァプール)をホームで迎える。

「(プレシーズンが終わって)イングランドに戻ったら、まだホテルだから、次はコブハムの近くに家を買う予定なんだ。家族はみんなセネガルに戻っているけど、時々は訪ねてくるだろうね。ロンドンの街に出歩くのも楽しみ。ソーホーで買い物をしたり、新しい食べ物を試したりしたいね」

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プレシーズンで素晴らしいプレーを披露し、ファンの心を掴みつつあるジャクソン。プレミアリーグ開幕戦となるリヴァプール戦で、得点に絡む活躍を見せることができれば、スタンフォードブリッジでの彼の地位は確実なものになるはずだ。

Source:ChelseaFC