「プレミアリーグに復帰したい」レディングにシーズンローン中のババ・ラーマンが現在の心境を語る

「プレミアリーグに復帰したい」レディングにシーズンローン中のババ・ラーマンが現在の心境を語る

2014年の夏に、SpVggグロイターフュルトからFCアウクスブルクに移籍し、左サイドバックとして、リーグタックル数1位を記録する活躍で、15年夏にチェルシーに加入したババ・ラーマン。加入シーズンは、公式戦23試合に出場し2アシストを記録するなどの活躍を見せていた。

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翌シーズンは、シャルケにローン移籍し公式戦21試合に出場していたが、17年1月ガーナ代表として出場していたアフリカネーションズカップで、十字靭帯を損傷してしまい長期離脱を余儀なくされてしまう。

その後、シャルケ、ランス、マヨルカ、PAOKとローン移籍を繰り返すが怪我の影響もあり、昔の輝きを取り戻せない日々が続いていた。そんなラーマンは、現在シーズンローンでチャンピオンシップのレディングでプレーをしている。ここまで公式戦12試合に出場※2021年11月6日時点、全て先発フル出場と復活の兆しを見せている彼が、現在の心境を語った。

「(レディングから)チャンスが来たときは嬉しかったし、最初からうまく馴染めたと思う。昨シーズンのレディングの映像を見たけど、本当に良いサッカーをしていたんだ。移籍する前に、ルイス・ベイカー(※チェルシーからローン移籍した経験あり)に尋ねたところ、クラブについて色々と教えてくれた。また、アンディー・イアダム(ガーナ代表選手)にも話を聞いて、多くのことを教えてもらった。そして監督と話をして、チームがどのような形でプレーするかを聞いた時、私が望んでいたものだったんだ。ここで良いパフォーマンスをすれば、プレミアリーグに復帰することができるし、これがイングランドに留まる最大の理由だったんだ」

27歳のラーマンは、レディングで結果を残し、再びプレミアリーグの舞台で戦いたいと明かした。ただ、所属するレディングは現在17試合消化し、7勝1分9敗の16位。この状況について、

「チームとして浮き沈みがあったけど、私はここでの生活を楽しんでいるよ。状況はすぐに変わるもの。チャンピオンシップではこうなるとものだと、来る前から思っていたんだ。数試合負けると、中位か降格争いまでいってしまう。だから勝ち点を(最後まで)諦めてはいけないし、私たちは一貫性を保ってプレーをしなくてはいけないね。また試合をしているときは、眠れないこともあるから、ファンと交流(Twitter)をしているんだ。みんながとても前向きで、モチベーションを高めてくれるのがとても嬉しい。自分の気持ちをファンに知ってもらい、自分の気持ちをファンに伝えることは大切なこと。ピッチ上で見せてくれる愛情を無駄にしないようにしたいとね」

とここからの巻き返しを誓った。昨年ごろからは、定期的にガーナ代表としても出場機会を得ており、怪我からの復活を印象づけているラーマン。来シーズンは、プレミアリーグの舞台で彼の活躍が見られるかもしれない。