オシムヘンはガラタサライへ。関心は冬も続く…?【チェルシー1週間のニュース(2024年8月28日~9月3日)】

オシムヘンはガラタサライへ。関心は冬も続く…?【チェルシー1週間のニュース(2024年8月28日~9月3日)】

チェルシー1週間(2024年8月28日~9月3 日)の主なニュースを紹介。『プレデターエナジーとパートナーシップ契約を締結』、『カラバオカップ3回戦の対戦相手が決定』、『プレミアリーグ・2024年夏の移籍市場が閉幕』、『UECLリーグフェーズの対戦相手が決定』、『新加入選手オマリ・ケリーマンが長期離脱』、『A・ガブリエルがアルナスルに完全移籍』、『シムヘン劇場は冬も続く…?』などの話題があった。

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【8月28日】

レデターエナジーとパートナーシップ契約を締結

 チェルシーは、エナジードリンク会社の『プレデターエナジー』と新たなパートナーシップ契約を締結したと発表した。同ブランドは、クラブの公式エナジードリンクパートナーおよび公式水分補給パートナーになる。(Chelsea FC)

【8月29日】

ラバオカップ3回戦の対戦相手が決定

昨シーズン、残念ながらリヴァプールに敗れ準優勝となったカラバオカップ。今シーズンは3回戦からスタートし、バロー(リーグ2)と戦うことが決まった。試合は、9月24日(※日本時間25日深夜)に開催する。(EFL)

 【8月30日】

PL・2024年夏の移籍市場が閉幕

2024年プレミアリーグの移籍市場が閉幕した。チェルシーはフェリックスやネトなど、13選手を獲得。約2億9400万ユーロ(約475億円)を費やした。そして退団したのは、ギャラガー、チアゴ・シウバなど20選手となり、収入は約1億9120万ユーロ(約309億円)となった。

【関連記事:ギャラガー、シウバなど20人が退団。収入は約300億円・チェルシー2024年夏の移籍市場まとめ・退団&レンタル移籍選手

UECLリーグフェーズの対戦相手が決定

カンファレンスリーグのプレーオフでスイスのセルヴェットに勝利して、リーグフェーズに進出したチェルシー。今シーズンからレギュレーションが変更となり、参加クラブがこれまでの32チームから36チームに増え、グループステージを撤廃。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで3試合ずつ、6チームとの対戦を行う。

チェルシーは抽選により、ゲント(10月3日・H)、パナシナイコス(10月24日・A)、ノア(11月7日・H)、ハイデンハイム(11月28日・A)、アスタナ(12月12日・A)、シャムロック・ローバーズ(12月19日・H)と戦うことが決定した。

なお36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。

【9月1日】

加入選手オマリ・ケリーマンが長期離脱

今年7月にアストンヴィラから加入したオマリ・ケリーマン(18)が、ハムストリングを負傷し、2カ月間程度離脱することが明らかになった。ケリーマンは自身のSNSで、

「怪我をしてしまい、とても残念。もっと強くなって戻ってきたい」

とコメント。ここまでU-21で公式戦2試合に出場。またインターナショナルカップのライプツィヒ戦ではイエローカードを2枚もらい退場となっていたが、試合では2得点をマークするなど調子を上げつつあったため、残念な負傷となった。

リスタルパレス戦はドロー

プレミアリーグ3試合目が行われ、チェルシーはホームでクリスタルパレスと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。試合後マレスカ監督は、勝利に値したパフォーマンス、クリーンシートが無いこと、サンチョ加入の理由、2枚目のイエローカードが出なかったことに不満などについて話をした。

【関連記事:クリスタルパレスに追いつかれて勝点1の獲得に終わったチェルシー。マレスカ監督が不満に思った点は?

【9月2日】

A・ガブリエルがアルナスルに完全移籍

アンジェロ・ガブリエルがサウジアラビアのアルナスルへ完全移籍することが決定。移籍金は、2300万ユーロ(約37億円)となった。

2023年夏にサントスからチェルシーに加入。その後ストラスブールにレンタル移籍し、公式戦25試合に出場し、4アシストを記録。チェルシーでは米国のプレシーズンには帯同していたが、公式戦で青のユニフォームを着ることはなかった。

 なお欧州5大リーグの移籍市場は閉幕したが、ポルトガル、ギリシャ、中東などのリーグはまだ移籍市場が開いており、今後退団やレンタル移籍でチームを去る選手が出てくることが予想される。(Al Nassr FC)

【9月3日】

シムヘン劇場は冬も続く…?

夏の移籍市場最終日までヴィクター・オシムヘン(25)の獲得のため、個人合意の交渉を行っていたチェルシーだったが、最後まで折り合いがつかず…獲得は失敗に終わった。

そして彼自身もナポリを離れることを希望し、欧州5大リーグの移籍市場は閉幕後には、トルコのガラタサライにレンタル移籍することを決意。なお契約には、買い取りに関するオプションや義務が含まれておらず、来年1月の契約解除条項が付帯しているようだ。

今回の騒動において、オシムヘンはチェルシーとの移籍を成立させることができなかった代理人のロベルト・カレンダ氏と契約を解消。ガラタサライとの契約は仲介人の助けを借り、自ら交渉を行った。なおチェルシーは、依然としてオシムヘンを高く評価しており、1月か来年の夏に再度獲得に動く可能性を残しているようだ。(Fabrizio Romano、The Athletic)