ルカクがナポリへ…ついに完全移籍でクラブを離れる【チェルシー1週間のニュース(2024年8月21日~27日)】

ルカクがナポリへ…ついに完全移籍でクラブを離れる【チェルシー1週間のニュース(2024年8月21日~27日)】

チェルシー1週間(2024年8月21日~27 日)の主なニュースを紹介。『アンジョリンが完全移籍でエンポリへ』、『今季プレミアリーグで初勝利』、『ルカクがナポリへ…ついに完全移籍でクラブを離れる』、『若手GKマイク・ペンダースと8年契約を締結』、『ケパがレンタル移籍でボーンマスへ』などの話題があった。

Embed from Getty Images

【8月24日】

アンジョリンが完全移籍でエンポリへ

7歳からチェルシーの下部組織に所属しているティノ・アンジョリン(22・MF)が、エンポリに完全移籍することが決まった。なお契約には、50%の売却条項が付随されているようだ。

彼は、2019年にはカラバオカップ2回戦のグリムズビー戦でトップチームデビュー。公式戦5試合に出場していた。21年夏には、ロコモティフモスクワにレンタル移籍していたが、怪我により早期のレンタルバック。その後、ハダースフィールドやポーツマスにレンタルされていたが、再びトップチームに呼ばれることはなかった。(BBC)

【8月25日】

【PL】ウルブスに快勝

プレミアリーグ2試合目が行われ、チェルシーはアウェイでウルブスと対戦。結果は2対6で、チェルシーがリーグ初勝利を飾った。試合後マレスカ監督は、『後半に向けて修正したこと』、『前半でムドリクを交代した理由』、『マドゥエケのハットトリック&唯一の課題点』などについて話をした。

 【関連記事:【PL2024-25】ウルブスに6得点で大勝したチェルシー。ハットトリックを達成したマドゥエケの唯一の課題点は?

【8月26日】

ルカクがナポリへ…ついに完全移籍でクラブを離れる

ロメル・ルカクがナポリへ完全移籍することが決定的となった。移籍金は3000万ユーロ(約48億円)+1500万ユーロ(約24億円)でクラブ間合意に至ったようだ。

2021年夏に2度目のチェルシー移籍となったルカク。1億ユーロを超える移籍金でインテルから移籍。『ラストピース』として、大きな期待が寄せられていたが…シーズン中にクラブ側を通さずインタビューを受けて、チーム批判にも似た内容が公に出てしまった。

それが大きな問題になり、翌シーズンからは古巣のインテルやローマにレンタル移籍。買い取られることはなく、コンテ氏がナポリの新監督に就任したことにより、遂に今夏チェルシーを離れることになった。大きな損失となったが…完全移籍+給与支出を大きく削減できることはポジティブなこととして、捉えていかなくてはいけない。(Fabrizio Romano)

【8月27日】

若手GKペンダースと8年契約を締結

ヘンクからマイク・ペンダース(19・GK)を獲得したことを発表。契約は、2032年夏までとなり、移籍金は2000万ユーロ(約32億円)になったようだ。

今年7月にヘンクでトップチームデビューを果たしたペンダースはベルギー出身。身長2メートル、左利きのゴールキーパー。ヘンクの下部組織出身で、18歳と363日でのベルギーリーグデビュー。GKとして歴代3番目の早さとなるなど、チェルシーにも所属していたことがあるクルトワ(現レアルマドリード)のような世界的なGKになる可能性があると期待されている。

なお、今シーズン同クラブにレンタル移籍となり、来夏チェルシーに加入することになる。(Chelsea FC、BBC)

【関連記事:ギャラガーのアトレティコマドリード移籍が決定

ケパがレンタル移籍でボーンマスへ

昨夏レアルマドリードにレンタル移籍したケパ・アリサバラガ。しかし、チェルシーに復帰後もファーストチームでのトレーニングに招集されることはなく、移籍先を探していた。

そのような中、レアルマドリードでのプレー続行を希望していたが、退団が噂されていたルニンが残留する見込みとなっており、復帰の可能性はなくなり、プレミアリーグのボーンマスがレンタル移籍で獲得に乗り出している。なお来夏で契約が切れるため、フリーでの退団を避けるべく、クラブは彼と2026年夏まで契約延長をしたようだ。(Sky Sports、BBC)