「僕の人生における特別な章を閉じる時がきた」チェルシーで7年間過ごしたケパ・アリサバラガがアーセナルに完全移籍

「僕の人生における特別な章を閉じる時がきた」チェルシーで7年間過ごしたケパ・アリサバラガがアーセナルに完全移籍

2025年7月1日、チェルシーはケパ・アリサバラガ(30)がアーセナルに完全移籍したことを発表。移籍金は580万ユーロ(約10億円)となった。

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2018年夏にアスレティック・ビルバオからチェルシーに加入後、公式戦163試合に出場。4つのトロフィー獲得に貢献した。ケパは自身のSNSで、

「忘れられない7年間を経て、僕の人生における特別な章を閉じる時がきた。チェルシーは僕の故郷であり家族、サッカー選手としても人間としても成長させてくれた場所だった。

夢を胸にここに到着してチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップのタイトル獲得など、忘れられない思い出とともにここを去る。そして何よりも、ピッチの内外で素晴らしい人たちと分かち合えた瞬間が忘れられない。

コーチ、スタッフ、チームメイト、そして何よりもファンのみんなに感謝している。このバッジを着けられたことは光栄であり、誇りなんだ。 今、新たな章が始まる。これまでと変わらない情熱と決意をもち、この章に立ち向かう。感謝の気持ちをこめて出発するね」

と別れのメッセージを掲載した。2022年5月に新オーナーに変わり、大きな改革を行ったチェルシー。その中で2023-24シーズンにはレアルマドリードへレンタル移籍。昨シーズンもボーンマスにレンタル移籍をしてプレー時間を増やしていた。

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ボーンマスでは公式戦35試合に出場。順位も9位という好成績を残していたこともあり、一時はボーンマスに完全移籍をするという噂が出ていたが、ロンドンのライバルチームに移籍することを決めた。その理由について、

「アルテタ監督やイニャキ(GKコーチ)と話した時、クラブの野心や勝利への強い意欲を見せてくれた。僕たちは勝者へと近づいていると思うし、(タイトル獲得を)みんなで達成できると思う」

とトロフィーが獲得できるクラブへの移籍を希望したようだ。2023年冬にはジョルジーニョ、そして同年夏にはカイ・ハヴァーツと、直近で3人目となるチェルシーからアーセナルの移籍となった。

Source:Sky Sports