【PL2024-25】1人少ない状況でニューカッスルユナイテッドに敗れたチェルシー。ジャクソンの退場にマレスカ監督は不満

【PL2024-25】1人少ない状況でニューカッスルユナイテッドに敗れたチェルシー。ジャクソンの退場にマレスカ監督は不満

2025年5月11日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ36試合目が行われ、チェルシーはアウェイでニューカッスルユナイテッドと対戦。結果は、2対0でチェルシーが敗北した。

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プレミアリーグ2024-25・ニューカッスルユナイテッド戦(アウェイ):スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラビオヨ、バディアシル、アチャンポン、ギュスト、ジェームズ、デューズバリー・ホール、ジョージ、サンチョ。

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【前半2分・ニューカッスルユナイテッドゴール(トナーリ)】

トナーリに高い位置でボールを奪われ、それをギマラインスが右サイドへ。それをマーフィーにダイレクトでクロスを上げられると、フリーとなっていたトナーリに合わせら、先制を許す。

【前半35分・チェルシー(ジャクソン退場)】 

ジャクソンがボトマンに競り合いの前に肘打ちをし、イエローカードを提示される。しかし、これがオンフィールド・レビューの結果、悪質だと判断されレッドカードに。1人少ない状況で戦うことになるが、相手の攻撃をなんとか凌ぎ、1失点で前半を終える。

【後半45分・ニューカッスルユナイテッドゴール(ギマラインス)】

後半開始から、マドゥエケに変えジェームズを投入。カイセドを中盤に入れ、4-4-1のようなフォーメーションでスタート。ククレジャ、フェルナンデス、ジェームズなどに得点のチャンスがあったが、ポープなどに阻まれ得点できず。

逆にフリーキックの流れからバーンのパスにギマランイスが反応。そのままが右足を振り抜かれると、ギュストの足にあたりディフレクトしてネットを揺らせれ、試合終了。2対0 で敗北となった。

【まとめ】

チェルシーは支配率55%、シュート10本(枠内3本)、コーナー8本、パス486回、ゴール期待値は0.63でニューカッスルユナイテッドの2.09を上回った。

【マレスカ監督コメント】

10人での後半の戦いを称賛

「難しかった。このスタジアムで、このチーム相手に11対11で戦うだけでも大変なのに、10人で1時間プレーするのは簡単ではなかった。レッドカードが試合に影響を与えたことは間違いないが、後半には3つのビッグチャンスを作った。10人で戦う中で、これは容易なことではない。敗北は残念だが、後半のチームのエネルギー、スピリット、そして結束力は素晴らしかった。誇りに思う」

ジャクソンの退場で不在…残り2試合の解決策は?

「彼とは話していない。今はその時ではないから、翌日に話す。彼は間違いなくこの出来事から学ぶ必要がある。特にまだリーグ戦は2試合残っているのだから、こういうことは避けなくてはいけない。

今回このようなことが起きてしまい、彼は欠場することになる。今後の糧になることを願っている。ジャクソンは我々の9番。もう一人は3カ月間負傷していたマルク・ギウで、復帰は間近。重要な残り2試合に向けて、別の解決策を見つける必要がある」

CL出場権を得るためには?

「試合は終わってしまったのだから、次の試合のことを考えなければいけない。今日の試合は終わった。金曜日の試合(マンチェスターユナイテッド戦)に集中する必要がある。今のところ、チャンピオンズリーグ出場権を得るには両試合(マンチェスターユナイテッド、ノッティンガムフォレスト)に勝つ必要があると感じている」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ36試合を終えて、18勝9分9敗と5位(勝点63)となったチェルシー。幸いにもノッティンガムフォレストがレスターシティと引き分けてくれたことで、今節は順位を下げずにすんだ。

残り2試合で、ニューカッスルユナイテッドが勝点66、マンチェスターシティが勝点65、チェルシーが勝点63、アストンヴィラが勝点63、ノッティンガムフォレストが勝点62と3位~7位までの差は4。3つのCLの席を5チームが争う展開となっている。

次戦は5月16日(日本時間17日)に、ホームでマンチェスターユナイテッドとリーグを戦う。マレスカ監督の言うようにジャクソン不在の解決策を見つけ、必ず勝利しなければいけない一戦。ここで負けてしまうとCL出場はかなり遠のいてしまうだろう。