シーズン終了後にUEFAが財務を調査を予定【チェルシー1週間のニュース(2025年3月26日~4月1日)】

シーズン終了後にUEFAが財務を調査を予定【チェルシー1週間のニュース(2025年3月26日~4月1日)】

チェルシー1週間(2025年3月26日~4月1日)の主なニュースを紹介。『U-16&U-21の混合チームにトップチームが完敗』、『ジャクソン&パーマーが怪我から復帰』、『アストンヴィラがチェルシーWGの獲得に関心!?』、『来季トップチーム入りが濃厚な選手は?』、『UEFAがチェルシーの財務を調査予定』などの話題があった。

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【3月26日】

U-16&U-21の混合チームにトップチームが完敗

3月のインターナショナルウィークで多くの選手が各国の代表チームに招集されている中、代表チームに参加していないトップチームの選手と、U-16&U-21の混合チームでトレーニングマッチを行った。

90分間のフルマッチではなかったものの、結果は19歳のドネル・マクニーリーの2ゴールなどもあり、混合チームが3対0で快勝した模様。マレスカ監督は、このトップチームのパフォーマンスに納得できず。27日に予定していた休日を返上し、急遽トレーニングを行うことに決断。インターナショナルウィーク中の練習だったとしても、マレスカ監督が期待する水準を思い出させる意図があったようだ。(The Athletic)

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【3月28日】

ジャクソン&パーマーが怪我から復帰

2月3日のウエストハムユナイテッド戦で、ハムストリングを痛め欠場していたニコラス・ジャクソンが練習に復帰した。ここまで公式戦24試合に出場し、9ゴール・5アシストを記録するなど攻撃陣の「鍵」となっていた。しかし、故障により長期離脱を余儀なくされ、そこからの公式戦8試合では、4勝4敗。リーグでは2勝4敗と勝点を落とす試合で続いていた。

マレスカ監督は3月の代表戦明けに復帰すると話していたが、その通り練習に復帰。ここからリーグ9試合、チャンピオンズリーグ出場権が懸かる大切な時期にエースストライカーが戻ってきたことはチェルシーにとって大きな朗報。

それに加えて、3月16日のアーセナル戦前日に負傷したコール・パーマーもトレーニングに復帰。パーマー&ジャクソンのコンビで何度も得点を記録してきた今シーズン。2人の復帰でチームに勢いがつくことは間違いない。

【3月29日】

アストンヴィラがチェルシーWGの獲得に関心!?

アストンヴィラがノニ・マドゥエケの獲得に興味を示している。今夏の移籍市場でサイドを強化できるアタッカーをもう1人加えることを検討しており、他にもルックマン(アタランタ)やジェイミー・バイノー・ギッテンス(ドルトムント)が候補になっているが、理想的な補強としてマドゥエケがあがっているようだ。

 『GIVE ME SPORT』によると、チェルシーは適切なオファーが届けば、今夏マドゥエケを移籍させる可能性があると報じている。また今夏には、エステヴァン・ウィリアンに加えて、もう一人WGの獲得を目指す可能性があり、出場機会を求めて選手自身が移籍を望む可能性もあるようだ。

2023年1月の移籍市場でPSVからチェルシーに完全移籍したマドゥエケ。ここまで公式戦74試合に出場し、17ゴール・7アシストを記録。移籍金は約3500万ユーロだったため、それ以上の価値が付けば売却を検討するかもしれない。

【3月30日】

来季トップチーム入りが濃厚な選手は?

オーナー変更後、世界中から多くの若手有望選手を獲得しているチェルシー。その中で、来シーズントップチームに入ることが計画されているのがアンドレイ・サントス。

2023年1月の移籍市場でヴァスコダガマから1500万ユーロの移籍金で獲得。その後、夏の移籍市場でノッティンガムフォレストにレンタル移籍するも、出場機会を得られずレンタルバック。24年1月の移籍市場で、姉妹クラブのストラスブールにレンタル移籍。そして今季もストラスブールにレンタル移籍し、大きく成長。

今季は、公式戦27試合に出場し、10ゴール・3アシストと中盤のポジションながら結果も残しており、キャプテンも任されるようになっている。サントスは、

「チェルシーでの準備ができているかって?そうだね。でも、2つのクラブと僕のエージェントはシーズンの終わりに、それについて話し合うことになっている。 今のところの焦点はストラスブール。まだ7試合あるんだ。チャンピオンズリーグ出場権は、僕たちとファンにとって素晴らしい目標になっている」

とコメント。既にスポルティングCPから守備的MFのダリオ・エスーゴを獲得。来シーズンはフェルナンデス、カイセド、ラヴィアに加えて、サントス、エスーゴという豪華なメンバーが中盤のポジションを争うことになる予定。

バイエルンミュンヘンやミランなどからの興味も報じられるサントスだが、チェルシーは放出を拒否。戦力に組み込む予定となっており、6月に行われるクラブワールドカップにも出場する予定だ。(Fabrizio Romano、Alessandro Schiavone)

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【4月1日】

UEFAがチェルシーの財務を調査予定

チェルシーは、2024年6月までとなる年度での決算書を公開し、1億2840万ポンド(約248億円)の税引き前利益を報告。2022年5月に新オーナー体制になってから初のプラス決算となった。

昨年の税引き前損失9010万ポンド。大幅な利益に転じた主な要因として、運営費の削減、選手売却費やチケット収益増などのほか、女子チームを売却したことが大きな理由となっている。

昨年は、スタンフォードブリッジに隣接する2つのホテルをチェルシー・ホールディング社からBlueCo社に売却したことで、収益と持続可能性に関する規則(PSR)違反を回避。今回も同様の形で女子チームをBlueCoに売却したことでプラス決算となったようだ。

なお、このようなやり方でPSR違反を回避することに昨年も非難の声が上がったが、このような取引を禁止するために規則を変更しようとプレミアリーグ全クラブが対象となる投票が昨年6月に行われたものの、変更に必要な最低14クラブには届かない11クラブの賛成票にとどまり、否決。このため、チェルシーは他の19クラブと同様に今年1月にPSR違反の疑いがないことが明らかになっていた。

ただUEFA(欧州サッカー連盟)は、今シーズン終了後にチェルシーの財務を調査する予定。UEFAはプレミアリーグのPSRよりも厳格なファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)を定めていることから、前年のホテル売却の件を含め、女子チームの売却についても他の全クラブと同様に改めてUEFAの独立委員会によって個別に調査されることになるようだが、処罰が下った場合でも罰金という形で行わる可能性が高いようだ。(BBC)