カサデイ、ヴェイルなど7人が退団【チェルシー2024-25シーズン冬の移籍市場まとめ・退団&レンタル移籍選手】

カサデイ、ヴェイルなど7人が退団【チェルシー2024-25シーズン冬の移籍市場まとめ・退団&レンタル移籍選手】

2025年2月3日(※日本時間2月4日)にプレミアリーグの冬の移籍市場が終了。今冬の移籍市場において、チェルシーを退団&レンタル移籍をした選手をまとめた。

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退団選手はカサデイも含めて7人

昨冬、退団選手が0人だったチェルシー。しかし、今冬には7人が退団することになった。そのなかで移籍金を残したのが、チェーザレ・カサデイ。彼は2022年夏にインテルからチェルシーに移籍をしたが、トップチームでは公式戦17試合の出場に止まるなど、厳しい状況が続いていた。そして今冬、約24億円でトリノに完全移籍(※売却条項あり)することが決まった。

加えて、ユースカテゴリーで経験を積んでいたクラプトンとシルコット=ドゥベリーが共にボーンマスに移籍。また、トップチームで7試合に出場した経験のあるハーヴェイ・ヴェイルが、約9年所属したチェルシーを離れ、QPRに完全移籍をした。

《退団選手》

GK】

カイ・クランプトン→ボーンマス(移籍金不明)

DF】

ソムト・ボニフェイス→イプスウィッチ(移籍金不明)

トラビス・アコメア→ワトフォード(移籍金不明)

MF】

リース・ラッセル・デニー→トッテナム(移籍金不明)

ハーヴェイ・ヴェイル→QPR(移籍金不明)

チェーザレ・カサデイ→トリノ(1500万ユーロ・約24億円)

FW・WG】

ゼイン・シルコット=ドゥベリー→ボーンマス(移籍金不明)

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イガ、フェリックスなど10人がレンタル移籍

昨季の冬は、イアン・マートセン、アルマンド・ブロヤ、D・D・フォファナなど計6選手がレンタル移籍をしていたが、今冬は10人の選手が貸し出されることになった。

《レンタル移籍選手》

GK】

マックス・メリック→ハンプトン&リッチモンド

DF】

アクセル・ディサシ→アストンヴィラ

レナト・ベイガ→ユベントス

ベン・チルウェル→クリスタルパレス

ケイレブ・ワイリー→ワトフォード

ザック・スタージュ→ミルウォール

MF】

カーニー・チュクエメカ→ドルトムント

アレックス・マトス→オックスフォードユナイテッド

FW・WG】

ジョアン・フェリックス→ミラン

ジミー・ジェイ・モーガン→ジリンガム

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レンタル移籍をした選手の中には今季トップチームに入っていたベイガ、フェリックス、ディサシなども含まれた。ベイガは380万ユーロ(約6億円)、フェリックスは600万ユーロ(約9億5000万円)、ディサシは600万ユーロ(約9億5000万円)程度のレンタル料が発生し、給与もカバーをしてくれる契約になっているようだ。

そして、構想外となっていたチルウェルとチュクエメカも今冬チームを離れ、新天地に向かった。なおチルウェルは給与の半分をクリスタルパレス側がカバーする契約。そしてチュクエメカは、給与をドルトムント側がカバー、4800万ユーロ(約76億円)以上の買い取りオプションも付随しているようだ。

今冬の移籍市場では7人が退団し、10人がレンタル移籍をするなど積極的にチームのスリム化に着手したチェルシー。収入は完全移籍+レンタル料を合わせると、3080万ユーロ(約49億円)程度になるようだ。

(※移籍情報や移籍金はBBC、Sky Sports、The Athletic、Evening Standard、Fabrizio Romanoなどを参照。データは2025年2月3日時点)