なぜ?袖スポンサーの契約がひっそりと終了【チェルシー1週間のニュース(2024年12月18日~24日)】

なぜ?袖スポンサーの契約がひっそりと終了【チェルシー1週間のニュース(2024年12月18日~24日)】

チェルシー1週間(2024年12月18日~24日)の主なニュースを紹介。『アチャンポンが契約延長にサイン』、『UECLリーグフェーズ全勝でベスト16に進出。対戦相手は?』、『チェルシー元GKコーチが提案したいゴールキーパーは?』、『袖スポンサーの契約が終了』、『ポルトガル人MFの獲得に着手か!?』などの話題があった。

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【12月18日】

アチャンポンが契約延長にサイン

契約交渉が難航していたジョシュ・アチャンポンが、チェルシーと新たに2029年夏までの契約延長にサインをした。自身のSNSでは、

「少年時代から所属していたクラブと新たな契約を結んだことを伝えられて、とても嬉しい。新たな章が始まるのが楽しみだね。それはとても意味のあることで、この旅を続けることが待ちきれないよ」

とコメント。現在18歳のアチャンポンは、U-8カテゴリーからチェルシーアカデミーに在籍。右サイドバックを主戦場とし、センターバックでもプレーができる選手として各世代のチームで主力を担い、昨シーズンのトッテナム戦でプレミアリーグデビューを飾っていた。

今シーズンはプレシーズンのアメリカツアーに帯同し、マレスカ監督の下でプレー機会を与えられると、プレミアリーグ2が主戦場ながらもEFLカップのバロー戦に出場。直近のUECLカンファレンスリーグ リーグフェーズのアスタナ戦、シャムロック・ローヴァーズ戦ではスタメンフル出場を果たしていた。

そして、契約延長後にはティリク・ジョージと共に、正式にトップチームに加入することも発表されている。(Chelsea FC)

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【12月19日】

UECLリーグフェーズ全勝でベスト16に進出

カンファレンスリーグ(UECL)リーグフェーズ最終戦。チェルシー対シャムロック・ローヴァーズは、5対1でチェルシーが勝利。リーグフェーズ全勝で、ベスト16に進出した。

全行程を終えたUECLリーグフェーズ。ラウンド16にストレートインとなる8チームと、ノックアウトフェーズ(決勝トーナメントプレーオフ)に進出する9位から24位までの16チーム(9位から16位までがシードチームになる)が決まった。

決勝トーナメントプレーオフの抽選結果により、ベスト16ではヘント、レアルベティス、コペンハーゲン、ハイデンハイムのいずれかと対戦することが確定。2025年2月21日の組み合わせ抽選で対戦相手が決まり、3月6日(アウェイ)と13日(ホーム)にラウンド16が行われる予定となっている。

【12月20日】

袖スポンサーの契約が終了

今年8月に、世界有数のテクノロジープラットフォームである『Fever』が、主要パートナーになったことを発表したチェルシー。今季、袖のスポンサーを務めていたが同社の財政問題により、予定より早くパートナーシップを終了したようだ。

なお、Feverが600万~800万ユーロ(約10億円~13億円)の年間スポンサー料全額を支払ったかどうかは確認されていないが、既にウェブサイトとスタンフォードブリッジのLEDボードからは消えている状況。胸スポンサーに加えて、袖スポンサーも再度探さなければいけない状況となっている。(Łukasz Bączek)

【12月22日】

チェルシー元GKコーチが提案したいゴールキーパーは?

2016年~2022年までチェルシーに在籍し、コーチとして多くのゴールキーパー(GK)を育てたクリストフ・ロリション氏が、今後タイトルを争うためにはGKを強化する必要があると話した。

「サンチェスとヨルゲンセン、この2人のゴールキーパーのスタンダードは、クラブがかつて経験したものに比べて明らかに劣っている。サンチェスは足元にあまり自信がなく、ゲームの読み方においても頼れる存在ではないと思う。クラブが良い結果を維持したいのであれば、十分ではない。ヨルゲンセンも良いゴールキーパーだが、彼もマレスカ監督の求めるプレースタイルにおいては、まだ様々な制限がある。

チェルシーに提案できる選手? イギリスにいるフランス人GKのイラン・メリエ(リーズユナイテッド)は面白そうだね。あるいはリュカ・シュヴァリエ(リール)。非常に良いゴールキーパーは滅多にいないけど、すべてはクラブの野望に依存するんだ」(Foot Boom)

エヴァートン戦は引き分け

プレミアリーグ17試合目が行われ、チェルシーはアウェイでエヴァートンと対戦。結果は、0対0の引き分けに終わりました。試合後マレスカ監督は、『簡単ではなかったが…誇りに思う内容』、『後半の戦術変更後もチャンスは作れず』、『守備陣の貢献に大満足』などについて話をした。

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【12月23日】

新たなMFの獲得に着手!?

チェルシーは、ラスパルマスに所属するダリオ・エスーゴの獲得に本格的に興味を示しているようだ。現在19歳、ポルトガル出身のエスーゴは、今夏スポルティングCPからレンタル移籍でラスパルマスに加入。攻守に渡りチームの中盤を支え、ここまで公式戦12試合に出場し、1ゴールを挙げている。

チェルシーの計画としては、来季アンドレイ・サントスがスタンフォードブリッジに戻る可能性が高いことから、もし獲得に成功した場合にはストラスブールに1シーズンレンタル移籍をさせ、経験を積ませたいと考えているようだ。

ただ、レアルマドリードやバルセロナなども関心を示しており、獲得レースは激しくなることが予想されている。(AS)