過去に噂はあったが…アカデミー出身選手の獲得に至らないチェルシー。CB補強のためマルク・グエイの動向を注視
2025年夏に向けて、チェルシーはクリスタルパレスに所属するマルク・グエイ(24)の獲得を検討しているようだ。
グエイは8歳の頃からチェルシーのアカデミーに所属し、各世代で活躍を続け、2019年9月にトップチームデビュー。しかし、トップチームでの出場機会は2試合のみ。出場機会を求めてスウォンジーへレンタル移籍。そして、2021年夏にクリスタルパレスに完全移籍をした。
同クラブでも順調に成長を続けているグエイは、ここまで公式戦127試合(7ゴール・3アシスト)に出場。加えて、今季はキャプテンとしてチームを牽引する立場にもなっている。
今夏にはニューカッスルユナイテッドが獲得に動いていたが、8500万ユーロ(約130億円)と言われる移籍金がネックとなり破断。
ただ現行の契約が2026年夏までとなっていることから、契約を延長しなかった場合、来夏には契約が残り1年となるため、チェルシーは同クラブが移籍金を強気に設定できないと考えているようだ。当然移籍金が下がれば、他のクラブも彼の獲得に動くことが予想される。
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チェルシーのアカデミーからは、数多くの優秀な選手が排出されている。その中でもマイケル・オリーセ(バイエルンミュンヘン)、デクラン・ライス(アーセナル)、ジャマル・ムシアラ(バイエルンミュンヘン)、ドミニク・ソランケ(トッテナム)、タミー・エイブラハム(ローマ→レンタルでミラン)、フィカヨ・トモリ(ミラン)、ナタン・アケ(マンチェスターシティ)などの選手は、獲得の噂が出たことがあったが、実現には至らなかった。また2022年には、グエイに買戻し条項が付随していると報じられていたが、その時もそれを行使しなかった。
ただチェルシーは、来夏にCBの補強を視野に入れおり、2025年夏にフリーになる予定のヨナタン・ター(28・レヴァークーゼン)獲得についても関心を示している。移籍金次第だが、アカデミー出身選手として再び青いユニフォーム袖を通すのはグエイなのかもしれない。
Source:talkSPORT、Bild、Football London
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