未だに決まらない…胸スポンサー探しが本格的に動き出す予定【チェルシー1週間のニュース(2024年11月20日~26日)】
- 2024.11.27
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チェルシー1週間(2024年11月20日~26日)の主なニュースを紹介。『約8年間在籍したGKコーチがチェルシーを退団予定』、『パーマーがマンCを離れた理由をマレスカ監督が解説』、『胸スポンサー探しが本格的に動く予定』、『来夏にフリー予定のドイツ代表CB獲得に関心』、『ポチェッティーノ氏の対応に怒りを覚える元チェルシー選手』などの話題があった。
【11月21日】
約8年間在籍したGKコーチがチェルシーを退団予定
現役時代に、チェルシーで公式戦39試合に出場していたエンリケ・イラーリオ氏(49)。引退後、2016年夏から同クラブのゴールキーパーコーチを務め、コンテ氏、サッリ氏、ランパード氏、トゥヘル氏、ポッター氏、ポチェッティーノ氏、そして現在のマレスカ氏と監督が変わる中でもトップチームでのコーチ職を長年務めてきた。
しかし、2025年1月からイングランド代表を率いることになったトーマス・トゥヘル氏のスタッフとして加わることが決定したようだ。また、2005年夏からパフォーマンスの分析などを行っていたジェームズ・メルボルン氏(43)もイングランド代表のスタッフの一員に加わることになった。
当初イラーリオ氏は兼任に前向きだったが、チェルシーは彼の要求を拒否したことで、彼は今年いっぱいで退団する方向となった。(The Guardian、BBC)
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【11月22日】
パーマーがマンCを離れた理由をマレスカ監督が解説
2023年夏にマンチェスターシティからチェルシーに移籍したコール・パーマー。移籍後からすぐにチームの主軸となり、公式戦45試合で25ゴール・15アシストを記録。プレミアリーグ年間最優秀若手選手賞やクラブ内の最優秀選手賞など、数々の個人賞を受賞した。
そんな彼が、なぜマンチェスターシティを離れることになったのか?その理由について、2022年夏から1年間同クラブでアシスタントコーチを務め、現在チェルシーの指揮官を務めるエンツォ・マレスカ監督が言及した。
「なぜシティはパーマーを売却したのか? シティの誰もが彼がいかに優秀かを知っていた。唯一の問題は、多くの選手がいたことだ。全員に時間を与えるのは難しい。だから、誰もがコールが十分ではないと思っていたわけではないんだ。むしろその逆だった」
パーマーはマンチェスターシティの下部組織出身。2020年にトップチームデビューを果たすが、マレスカ監督が言ったように彼のポジションにはスターリング、フォーデンなどがいたためサブからの出場が多くなっていた。そして極めつけは、昨夏にマフレズが移籍した時に、そのポジションにドクを補強したことで、出場機会が増えないだろうと考えたようだ。
そして、その決断は現在のところ成功している。(TNT Sports)
胸スポンサー探しが本格的に動き出す予定
トッテナムでチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めていたトッド・クライン氏が、チェルシーのコマーシャル部門の社長に就任した。
クライン氏は、今年2月からガーデニング休暇(※ 競合チームに入る可能性が極めて高い場合、情報の流出を防ぐ目的の休暇)となっており、約9カ月を経て、チェルシーに加入した。
クライン氏は、NFLマイアミドルフィンズのネーミングライツ売却を担当。適切な企業との交渉に精通した専門家で、トッテナム・ホットスパー・スタジアムのネーミングライツ売却の責任者として従事。最初の仕事として、リーグ開幕から3カ月経過しても決まっていない、ユニフォームの胸スポンサーを決めるために尽力するようだ。(Łukasz Bączek)
【11月23日】
リーグ戦3試合ぶりの白星
2024-25シーズンのプレミアリーグ12試合目が行われ、チェルシーはアウェイでレスターと対戦。結果は、1対2でチェルシーが勝利した。マレスカ監督は『代表戦直後でもエンソを起用した理由』、『試合後に治療を受けたコルウィル。その理由』、『ジャクソンの成長は今後も続くと確信』などについて話をした。
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【11月25日】
来夏にフリー予定のドイツ代表CB獲得に関心
チェルシーは、来年夏にフリーになる予定のヨナタン・ター(28)獲得について、関心を示しているようだ。
ターは、2015年夏にレヴァークーゼンに加入。ここまで公式戦372試合に出場するなど守備の要として活躍。そして、昨シーズンはリーグ優勝も経験した。そして今夏にはバイエルンミュンヘンに移籍する寸前だったがクラブ間の合意に至らず、チームに残留した。
ただ本人は同クラブと契約を延長せず、来夏フリーで退団することを決めているようで、来年1月からはドイツ以外のクラブと事前の契約を交渉することができるため、守備面を強化したいと考えるチェルシーは、彼とコンタクトを取る可能性がある。(Football London)
【11月26日】
ポチェッティーノ氏の対応に怒りを覚える元チェルシー選手
今夏に、チェルシーからRCランスにフリーで加入したマラング・サール。2020年夏にニースからフリーでチェルシーに加入したが攻守共に不安定な面が表れ、公式戦21試合の出場に止まっていた。
昨シーズンの夏に移籍する可能性があったが、結局チェルシーに残ることになり、トップチームでの出場どころかユースチームでも試合に出場できず、練習のみを行うという辛い状況に陥っていた。
そのような中、前任のポチェッティーノ氏が記者会見の時にサールのことを聞かれ「それは誰?」と答えたことに、今でも怒りを覚えているようだ。
「その時のことは、とても酷いことだと受け止めたよ。不適切だったと思う。彼は私のことを知っていて、トッテナム時代には勧誘しようとしたことさえあったからね。
チェルシーに加入したことについては後悔はないが、僕はフットボールビジネスの犠牲者だったのだろうか? それは大げさな言葉かもしれないが、確かにその代償を払った。もし、この除外がパフォーマンスに関係していたとしたら…あるいは僕が良い人間ではなかったという事実に関係していたとしたら、自分自身を改善する必要があっただろう。でも僕にもそれが分からなかった」
RCランスでは徐々に出番機会を増やしており、ここまで公式戦5試合に出場。まだ25歳、今後も母国で成長を続けてほしい。(L’Équipe)
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