エステヴァン・ウィリアンが来季に向けて英語を勉強【チェルシー1週間のニュース(2024年11月6日~12日)】

エステヴァン・ウィリアンが来季に向けて英語を勉強【チェルシー1週間のニュース(2024年11月6日~12日)】

チェルシー1週間(2024年11月6日~12日)の主なニュースを紹介。『ジャクソン&サンチェスがPLの月間賞を受賞』、『アーセナル戦はドロー』、『キャリアの転機を明かすペドロ・ネト』、『エンクンク獲得に興味を示しているクラブは?』、『エステヴァン・ウィリアンがチェルシーでの目標を明かす』などの話題があった。

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【11月8日】

ジャクソン&サンチェスがPLの月間賞を受賞

プレミアリーグは、10月の月間最優秀ゴールと月間最優秀セーブを発表し、ジャクソンとサンチェスが受賞したことを発表した。

ジャクソンは、ニューカッスルユナイテッド戦(10月27日)でのゴールが受賞。パーマーの素晴らしいスルーパスに反応したネトが左サイドを駆け上がり、走り込んできたジャクソンにパスを供給。それを冷静にジャクソンが流し込んだ。

そしてサンチェスは、ノッティンガムフォレスト戦(10月6日)でのセーブが受賞。ロスタイムにヘディングシュートに反応したサンチェスが右手一本でセーブ。勝点1を獲得に貢献する大きなプレーとなった。

9月には、マレスカ監督が月間最優秀監督賞に選出。加えて、同月の月間最優秀選手賞にはパーマーが選ばれるなど、2カ月連続でチェルシーから2名が、リーグの賞を受賞することになった。

【11月10日】

アーセナル戦はドロー

2024-25シーズンのプレミアリーグ11試合目が行われ、チェルシーはホームでアーセナルと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。

試合後マレスカ監督は、『マドゥエケが交代に不満を持っていたのは当然』、『ビッグ6相手に勝利が無いことについて』、『勝点獲得に値する試合内容』、『パーマーの怪我の状態』などについて話をした。

【関連記事:ネトのミドルシュートでアーセナルに追いつき勝点1を獲得したチェルシー。マレスカ監督は3位浮上に満足

キャリアの転機を明かすペドロ・ネト

今夏のウルブスからチェルシーに移籍したペドロ・ネト。ここまで公式戦15試合に出場し、3ゴール・3アシストを記録。プレミアリーグでの出場機会も増え、アーセナル戦ではチェルシーで初得点をあげていた。

ネトは2017年にブラガでトップチームデビューを飾り、その夏にラツィオへ。しかし、2年間のレンタル移籍中には5試合しか出場できず伸び悩んでいたが、2019年夏のウルブスへの移籍がキャリアを変えたと明かした。

「ポルトガルの選手たちが、ここでの取り組み方を教えてくれたことはとても役に立ったし、僕は本来あるべき俊敏性を取り戻せておらず、彼らはそれを気にしてくれていた。

モウチーニョやルベン・ネベスと過ごした最初のシーズンは本当に重要なものだった。加えて、ヌーノ監督とそのコーチ陣から多くのこと学び、成長することができた。ヌーノ氏は、僕が自分を知らしめるチャンスを与えくれた最初の監督だから、とても感謝しているんだ。そしてプレミアリーグは僕にとても合うサッカースタイルだと感じている」

ウルブスに移籍した当時、チームにはネトと同じポルトガル人選手が6人在籍。現在ノッティンガムフォレストの監督を務めるヌーノ氏もポルトガル人であったため、コミュニケーションが上手くいったと話した。(Sky Sports)

【11月11日】

エンクンク獲得に興味を示しているクラブは?

今シーズン公式戦17試合に出場し、10ゴール・1アシストを記録しているクリストファー・エンクンク。昨夏のプレシーズンで怪我をしてから、厳しい時期を過ごしていたが、順調な回復を見せながら徐々にフィットネスを上げてきている。

そんなエンクンクだが、プレミアリーグで先発出場できないことに不満を抱いているとL’Équipeが報じており、このまま控え選手としての起用が改善されなければ退団することも考えているようだ。

そのような中、アモリム氏を新監督に迎えたマンチェスターユナイテッドが今冬の移籍が現実的に可能か?問い合わせを行ったようだ。なおチェルシーは、エンクンクに投じた移籍金6000万ユーロ程度(約98億円)を回収できるオファーが提示された場合に限り、彼の放出を検討するようだ。(Telegraph、L’Équipe)

【関連記事:チェルシーが獲得に興味を示しているスポルティングCPのV・ギェケレシュ。来夏には移籍金が大幅にダウン!?

【11月12日】

E・ウィリアンがチェルシーでの目標を明かす

2024年6月に3400万ユーロ(約54億円)+ボーナスという移籍金で、パルメイラスからチェルシーに加入することが決まっているエステヴァン・ウィリアン。

ネイマールがサントス時代に17歳で記録したゴール関与数16を上回り、21世紀における同リーグの17歳での1シーズンの最多ゴール関与者(12ゴール・8アシスト)になっている。そんな彼が、Transfer Marktのインタビューでチェルシーでの目標を語った。

「このクラブで歴史を作り、チェルシー史上最も成功したブラジル人になりたい。タイトルを獲得し、自分の可能性を最大限に発揮し、自分ができることをすべて見せたいね。

そのためにも時間があるときには、英語のレッスンを受けている。言語を学ぶために努力をしているんだ。年末にはロンドンに行く予定。とても寒いと聞いているから、それに備えないといけない」

急成長しているエステヴァンだが、移籍決定直前にはバイエルンミュンヘンが彼の獲得のため、4000万ユーロの移籍金を支払うことを申し出たようだが、同選手がチェルシー行きを熱望したこともあり、パルメイラス側はチェルシーが支払った移籍金での移籍を承諾したようだ。(Transfer Markt、Fabrizio Romano)