メディカル部門の改革を進めるチェルシー。元トッテナムの理学療法士のステファン・マッカリアー氏が加入
2018年~2021年までトッテナムのリハビリ部門を担当し、その後レッドブルのアスリートパフォーマンスセンターで働いていた理学療法士のステファン・マッカリアー氏がチェルシーに加入した。
チェルシーはオーナー変更後に、負傷者が続出する事態が続いていたためメディカル部門の改革が急務となっていた。そのような中、今年2月には約23年間理学療法士を務めていたスティーブ・ヒューズ氏がクラブを退団。メディカル部門のトップを務めていたパコ・ビオスカ氏、理学療法士だったティエリ・ローラン氏もチェルシーを去っていた。
そして今夏、南アフリカラグビー協会やボーンマスなどで医療ディレクターを務めていたクレイグ・ロバーツ氏をパフォーマンス医学部長に、そしてステファン・ルイス氏(フルハム、ブライトンなどに約20年間在籍)をチームドクターに任命。また、メイリオン・ジョーンズ氏(オーストラリアのラグビーチームに約13年間在籍)を主任パフォーマンスセラピストとして採用しており、改革と改善を積極的に行っている。
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現在のチェルシーは、フィジカルチームをリハビリ部門とパフォーマンス部門に分けている。リハビリ部門は、負傷した選手に焦点を当て、完全な健康状態になるよう支援。一方、パフォーマンス部門は試合当日のチームに焦点を当て、ピッチサイドで活動、加えて負傷予防にも取り組んでいる。そしてこのような改革が功を奏し、現在負傷者が0人という成果をあげている。
マッカリアー氏は、
「オーストリア(レッドブル)で素晴らしい4年間を過ごした後、チェルシーのパフォーマンスリハビリテーションのリーダーとして新しい役職を引き受けたことを嬉しく思っている。 素晴らしいチームに参加できること、そしてこれからの道のりにワクワクしている」
と自身のLinkedInでコメント。過去2年間メディカル部門で働いていたファーガル・ケリン氏の後任となった。
Source:Training Ground Guru
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