元チェルシー指揮官のトーマス・トゥヘル氏がイングランド代表監督に就任。2025年1月1日から始動

元チェルシー指揮官のトーマス・トゥヘル氏がイングランド代表監督に就任。2025年1月1日から始動

2021年1月にチェルシーの監督に就任し、同年にチャンピオンズリーグ優勝に導いたトーマス・トゥヘル氏。2022年9月に同クラブを解任された後、2023年3月にバイエルンミュンヘンを指揮していたが、昨シーズン終了後に退任。

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フリーとなっていたが、イングランドサッカー協会(FA)と代表監督の就任に向けた交渉を行い合意。そして、10月16日に代表監督就任が発表された。トゥヘル氏は、

「イングランド代表を率いるという栄誉を与えられたことを非常に誇りに思っている。私は長い間、この国のサッカーに個人的なつながりを感じてきた。そして、すでに素晴らしい瞬間をいくつか経験してきているんだ。

特別な仕事だと感じているし、特権のように感じている。(初めて代表チームを率いることは)とても新鮮だけど、新しい役割もとてもエキサイティングなことだよ。このシャツに(ワールドカップ優勝の)2つ目の星をつけることが最大の目標。2026年ワールドカップでの夢の実現に向けて、私たちは懸命に努力する」

とチェルシーでの素晴らしい日々を思い出しつつ、再来年のワールドカップ優勝を目標にしたいと明かした。なおアシスタントコーチにはチェルシー時代に共に働き、バイエルンミュンヘンの監督就任時に引き抜いたアンソニー・バリー氏が就任した。

「サッカー界の英国人にとって、代表チームで働くことは最高の経験であり、トーマスからまた一緒にやらないかと誘われたとき、私はためらわなかった」

とバリー氏も名誉なことだとコーチ就任を喜んだ。

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イングランド代表はユーロ2024で準優勝となったが、ガレス・サウスゲート氏が退任。現在、U-21のリー・カーズリー監督が暫定的にチームを率いており、トゥヘル氏は2025年1月1日から正式に就任。契約は18カ月間となっている。

スウェーデン人のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏、イタリア人のファビオ・カペッロ氏に続いて、史上3人目の外国人指揮官になるトゥヘル氏。エリクソン氏は、2002年日韓大会&2006年ドイツ大会でベスト8に進出。カペッロ氏は、2010年南アフリカ大会でベスト16という成績を残している。トゥヘル氏は、外国人指揮官として初となる優勝を目指す。

Source:The FA、BBC、Times