三苫薫など左WGのポジション補強を検討【チェルシー1週間のニュース(2024年7月10日~16日)】

三苫薫など左WGのポジション補強を検討【チェルシー1週間のニュース(2024年7月10日~16日)】

チェルシー1週間(2024年7月10日~16日)の主なニュースを紹介。『三苫薫の獲得を検討』、『U-21の監督が決定』、『バーゼルからR・ベイガが新加入』、『エンソ・フェルナンデスが人種差別的内容をチャント』、『フランキー・ルナムが新契約にサイン』、『グレミオ所属の16歳のMF獲得に関心』などの動きがあった。

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【7月10日】

三苫薫の獲得を検討

左ウイングのポジションについて補強を考えている中、ブライトンに所属する三笘薫(27・日本・WG)の獲得について、議論を行なっているようだ。昨シーズンは怪我もあり、公式戦26試合で3ゴール・5アシストに止まったが、プレミアリーグで52試合を経験していることもあり、魅力的な候補であると考えられている。

現在、ムドリクとスターリングがそのポジションにいるが、アスレティックビルバオに所属するニコ・ウィリアムズ、ドルトムントに所属するカリム・アデイェミなどの名前もあがっている。(Ben Jacobs)

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【7月11日】

U-21の監督が決定

フィリペ・コエーリョ氏がU-21のヘッドコーチに就任したことを発表した。コエーリョ氏は昨シーズン、エストリルU-23で2冠を達成。その前は、ベンフィカのユースチームに16年間在籍するなど、若手選手を育成してきた抱負な経験を持っている。

昨シーズンは、マーク・ロビンソン氏がU-21を率いてプレミアリーグ2で4位に入り、プレーオフに進出。アルフィー・ギルクリスト、ジョシュ・アチェンポン、ジミ・タウリアイネンといった選手をトップチームに排出していたが、今シーズンよりバートンアルビオンの監督に就任したことで、後任を探した。(Chelsea FC)

【7月12日】

バーゼルからR・ベイガが新加入

チェルシーは、バーゼルに所属していたレナト・ベイガを獲得したことを発表。移籍金は1400万ユーロ(約24億円)で、契約は2031年夏+1年のオプションとなっている。ベイガは、

「ここに来ることができて本当に嬉しい。 ここはイングランドで最も大きなクラブのひとつであり、僕にとっては最大のクラブ。スタートするのが楽しみだね」

とコメント。彼はCB、LCB、DMFでプレーが可能。また英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語を話せるということで、選手間などでのコミュニケーションには問題がないようだ。ベイガは今後、米国でのプレシーズンに参加してチェルシーのファーストチーム残留のためにアピールをしていく。(Chelsea FC)

【7月13日】

フランキー・ルナムが新契約にサイン

フランキー・ルナム(17)と新たに3年契約を結んだことを発表した。彼は8歳からチェルシーの育成センタープログラムで成長を続け、中盤のサイドや中央といった攻撃的ポジションで活躍。昨シーズンは、U-18プレミアリーグ(サウス)優勝にも貢献していた。

【7月14日】

ユーロ2024はスペインが優勝

ユーロ2024決勝戦(スペイン対イングランド)が行われ、2対1でスペインが優勝。大会史上初の4度目の制覇となった。チェルシーからはククレジャが選出されており、決勝では、勝ち越し弾となるアシストを記録。同大会を通じて、素晴らしいパフォーマンスを見せてベストイレブンに選ばれた。

【7月15日】

2024-25のホームユニフォームが発表

2024-25シーズン開幕を前に、スポンサーなしのナイキ新ユニフォームを発表。鮮やかなブルーは『炎の最も熱い部分』と『ピッチ内外で成功するという共通の野望のもとでクラブ全体を団結する燃えるような情熱』を表現していると説明した。

 

【7月16日】

エンソ・フェルナンデスが人種差別的内容をチャント

コパ・アメリカ2024決勝戦でコロンビアを延長戦の末に1-0で破り、連覇を達成したアルゼンチンだったが、エンソ・フェルナンデスが自身のSNSにてバス内でチームメイトと共にチャントを歌う姿を投稿。

このチャントの内容が『フランス代表でプレーしている選手たちは全員アンゴラ出身だ』といった、黒人選手が多くを占める現フランス代表を揶揄するような人種差別的内容だったため、瞬く間に非難が殺到することになった。

これに対してフランスサッカー連盟はアルゼンチンサッカー連盟を『人種差別的かつ侮辱的な発言』で訴えると発表。自身のSNSで謝罪をしたが、ディザシ、ギュスト、W・フォファナ、エンクンクなどのフランス人選手が彼のインスタグラムのフォローを外すなど、チーム内での亀裂が生じる事態に発展。チェルシーは事態を深刻に受け止め、詳しい調査を行うことを決めた。

チェルシーはクラブの公式サイトで『あらゆる形態の差別的行為を完全に容認できない』として、クラブはエンソ・フェルナンデスに対して内部懲戒手続きを開始することを発表した。(BBC、Chelsea FC)

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グレミオ所属の16歳のMF獲得に関心

グレミオに所属するガブリエル・メック(16・ブラジル・MF)の獲得を真剣に検討しているようだ。

彼はグレミオU-20に所属する攻撃的MFで右サイド・左サイドでもプレーが可能。173センチと小柄ながら、足元のスキルに長けており、ドリブルで相手を交わす能力がある。チェルシーは、グレミオ側と交渉を行うため、現地に向かい契約のコンディションなどを確認している。

今夏には、17歳のエステヴァン・ウィリアンをパルメイラスから獲得。昨年にはアンジェロ・ガブリエル、ディビット・ワシントン、アンドレイ・サントスといった南米出身の選手を獲得しており、その地域でのマーケットを重要視している。(Radio Imortal)