レンタル移籍先で体調が悪化し長期離脱したエディ・ビーチ「サッカーと人生について貴重な教訓を得た」と明かす
2022年6月にサウサンプトンからチェルシーに加入したエディ・ビーチ(20)。最初のシーズンは、U-21チームとナショナルリーグ・サウスのチェルムズフォードシティへレンタル移籍し、2023-24シーズンの後半にはナショナルリーグのゲーツヘッドに移籍。
そこでの活躍が期待されていたが、病気により体調が悪化。公式戦5試合のみの出場となっていた。そんな彼が『レンタル移籍の大変さ』、『体調が悪化したシーズン』、『利益をもたらした経験』などについて話をした。
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困難だったゲーツヘッドのレンタル移籍
「ゲーツヘッドに行くのは大きな変化だった。主な要因は、ロンドンからかなり遠に拠点を置いているということだった。これまで一度も行ったことのないサンダーランドに一人で移り、見知らぬ人だらけのところで暮らすのは、最初から気が重い経験だった。チェルシーでは親密な環境でずっと過ごしていたのに、何マイルも離れた別のクラブに移った。大きなカルチャーショックだったよ。
でも、そのクラブを選ぶのは簡単な決断だったんだ。彼らのサッカーのスタイルは私の強みと能力に合っていた。より多くの時間を与えられ、肉体的に厳しい環境に身を置くことになるので、私のキャリアに大いに役立つことを理解していった」
伝染性単核症で8週間の離脱
「ゲーツヘッドで、ちょうど環境に慣れてきたと思った矢先、伝染性単核症で体調が悪化して、8週間欠場することになった。残念ながら病気になったことでシーズンが中断し、休息とケアのために急遽にコブハムに戻らなければならなくてはいけなくなってしまった。ピッチに戻るために全力を尽くしていたが、肉体的にも精神的にも準備ができていなかったため、私にとっては困難な時期だった」
サッカーと人生について貴重な教訓を得た
「サッカーのスキルを磨くだけでなく、人生のスキルもたくさん身に付けることができて、とても楽しかった。一人で生活し、新しい人と交流し、まったく馴染みのない環境に適応する方法を学ばなければならなかった。これは私が期待していた道のりではなかったし、レンタル移籍も私が考えていたようには行かなかった。
でも、それがサッカーであり人生。何が起こるかは分からないし、問題を解決しなければならない。この経験はサッカーの面だけでなく個人的にも利益をもたらしてくれた。世界に対する見方が変わったんだ」
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不運にも病気にかかり、レンタル先では思うような結果が残せなかったビーチ。しかし、プレミアリーグ2のプレーオフ準決勝(トッテナム戦)では、チェルシーへの復帰が許可され出場。“チームに戻ってプレーができて、このような試合に招集されて最高だった”とシーズンを締めくくった。
Source:Chelsea FC
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