チェルシーと2027年夏までの契約延長にサインしたティリク・ジョージ。成長したポイントや尊敬する選手を明かす

チェルシーと2027年夏までの契約延長にサインしたティリク・ジョージ。成長したポイントや尊敬する選手を明かす

チェルシーは、ティリク・ジョージ(18)と契約を延長したことを発表。契約は、2027年夏+1年のオプションとなった。彼はU-8からチェルシーに所属。2021-22シーズンにU-18でデビューし、昨シーズンはプレミアリーグ2など公式戦34試合に出場。14ゴール・10アシストを記録するなど、攻撃的なポジションを任されて順調に成長している。

Embed from Getty Images

そんな彼が『新契約の喜び』、『成長できたポイント』、『U-18スライマン監督に感謝』、『尊敬する選手』などについて話をした。

【関連記事:フリーでチェルシーに加入したトシン・アダラバイヨ「マレスカ氏と仕事を始めるのを楽しみにしている」と移籍の理由を明かす

2027年まで契約を延長

「幼い頃からクラブで旅を始めたから自分の物語を続け、この環境で成長できることは大きな意味がある。チェルシーでプレーすることは常に夢。滞在を延長し、僕にとってとても意味のあるクラブのためにプレーを続けることは幸せなことだよ。このクラブで自分の将来がどうなるか、そして自分の足跡を残すことができるか、とても楽しみなんだ」

2023-24シーズンで成長したポイント

「チームとしても個人としても多くの成果を挙げることができたから、本当に良いシーズンだった。今シーズン僕がプレーした両チーム(U-18プレミアリーグ サウスリーグ優勝、U-21プレミアリーグ2でプレーオフ進出)とも成功を収めることができたと思う。シーズンを通して高水準を示し、それが結果に反映されたね。

僕自身は今シーズンを通して、自分のパフォーマンスが完全に加速したように感じているんだ。今シーズンは他のシーズンよりも多くのゴールとアシストに関与できたから、自信がついた。最後の仕上げを力強く、正確になるように一生懸命取り組んできたから、それが報われたと思う」

U-18スライマン監督に感謝

「ハッサン・スライマン監督には多くの恩義がある。彼はシーズンを通して、あらゆる面でサポートし続けてくれた。僕はいつも“自分ならできる”と信じていたけど、彼はその信念を現実にしてくれる。

スライマン監督とは、約5年間一緒に仕事をしてきたんだ。彼は私のチェルシーでの旅を通して、非常に大きな役割を果たしている。ピッチ上で自分自身を表現できるようにしてくれて、パフォーマンスを最大限に引き出してくれる。具体的には、ボールを扱う経験が増えたこと。戦術、試合を通しての空間認識力を維持することがいかに重要かを学んだね。

そして今シーズンのハイライトは、シニアチームで経験を積んだことだね。本当に素晴らしい経験だった。クラブとの最初の契約を結んで以来、夢見ていたことだったので、現実とは思えない2週間だった。幸運にも数試合ベンチ入りができたけど、出場機会はなかった。でも来シーズンは状況が変わることを期待している。目標を達成するための野心と意欲がさらに高まったね」

尊敬する選手はパルマー

「尊敬する選手はコール・パルマー。彼はインスピレーションを与えてくれる。パルマーがボールを扱うとき、すべて楽々としているように見えるけど、そこには多くの技術と価値がある。緊張感の高い状況でも冷静さを保ち、決して動揺しないんだ。

パルマーやチームの他のメンバーと一緒にトレーニングして得た経験は、かけがえのないもの。自分のパフォーマンスを向上させる方法や、ベストを尽くすための正しい考え方を身につけることなど、多くのことを学ぶことができた」

【関連記事:「本物の代表シャツに自分の名前を入れることを想像していた」コール・パルマーが初めて購入したユニフォームは?

シーズン終盤のリーグ戦(エヴァートン、アストンヴィラ、トッテナム)でベンチ入りを果たしていたジョージ。U-18、U-21と順調にステップアップしており、来季レンタル移籍などがなければ、FAカップやカラバオカップなどで出場する機会があるかもしれない。

Source:Chelsea FC