コパアメリカに選出されたチェルシー所属選手は?【チェルシー1週間のニュース(2024年6月12日~6月18日)】

コパアメリカに選出されたチェルシー所属選手は?【チェルシー1週間のニュース(2024年6月12日~6月18日)】

チェルシー1週間(2024年6月12日~6月18日)の主なニュースを紹介。『ダウダ・ディオンがストラスブールに加入予定』、『8年間在籍したユース選手が退団』、『E・ウィリアンのメディカルチェックが完了』、『コパアメリカに選出されたチェルシー所属選手』、『CL優勝メンバーが引退を発表』、『プレミアリーグ2024-25シーズンの日程が発表』などの話題があった。

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【6月13日】

ウダ・ディオンがストラスブールに加入予定

今年2月にAFダルーサラムからチェルシーに合流していたダウダ・ディオン。コブハムでトレーニングを続けていたが、最終的に「BlueCo」がオーナーを務めるストラスブールへの移籍が決定したようだ。6月15日の誕生日(18歳)後に、正式に契約を締結することになっており、契約は5年。なお移籍金は120万ユーロ(約2億円)になるようだ。

ダウダ・ディオンは、守備的なミッドフィルダーとして、昨年11月に開催されたU-17ワールドカップにセネガル代表として出場。準決勝のアルゼンチン戦で勝利に大きく貢献したこともあり、注目を集めていた。 チェルシーのスカウト陣は、同選手が1億ポンドの選手に成長する前に獲得したいと考えていたようだ。今後はストラスブールで経験を積み、将来的にチェルシーでプレーをする予定となっている。(Fabrizio Romano、Taggat)

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8年間在籍したユース選手が退団

チェルシーに8年間在籍していたディオン・ランキン(21)が、ウィガン・アスレティックに完全移籍したことを発表した。昨シーズンは、EFLリーグ1 のエクセターシティにレンタル移籍。公式戦36試合に出場し、1ゴール・2アシストを記録していた。移籍したランキンは、

「しばらく前から準備が進められていたので、ここに来て契約が成立したことにとても興奮している。これは僕のキャリアにとって正しいステップ。進歩し、成長するための本当に良い機会を得たと感じているんだ。ここでできる限り最高のサッカーをしたい」

とウィガンへの移籍についてコメント。チェルシーではトップチームでの出場は無かったが、プレミアリーグ2で公式戦60試合に出場。7ゴール・6アシストを記録していた。(Chelsea FC、Wigan Athletic)

【6月14日】

E・ウィリアンのメディカルチェックが完了

チェルシーはパルメイラスに所属するエステヴァン・ウィリアンのメディカルチェックを完了させたようだ。現在チェルシーとパルメイラスは、すべての書類をチェック中。移籍金は4000万ユーロ(約67億円)+2500万ユーロ(約42億円)で、契約は2032年夏までの長期契約となる予定。来年4月24日に18歳を迎えた後にチームに合流。レンタル移籍などはなく、トップチームでの活躍が期待されている。(Fabrizio Romano)

【6月16日】

パアメリカに選出されたチェルシー所属選手

CONMEBOLが主催するサッカーナショナルチームによる大陸選手権『コパアメリカ』が6月20日に開幕。各国の最終メンバー26名が提出され、チェルシーの選手3人が今大会に出場することが決まった。

アルゼンチン代表(グループA)

エンソ・フェルナンデス

エクアドル代表(グループB)

モイセス・カイセド、ケンドリー・パエス(※2025年5月に加入予定)

 予選ラウンドはグループA~Dに分かれ、上位2チームが決勝ラウンドに進出。7月15日に決勝が行われる。

【6月17日】

ィリク・ジョージと新契約を締結

チェルシーは、ティリク・ジョージ(18)と契約を延長したことを発表。契約は、2027年夏+1年のオプションとなった。ティリク・ジョージは、

「幼い頃からクラブで旅を始めたから自分の物語を続け、この環境で成長できることは大きな意味がある。チェルシーでプレーすることは常に夢。滞在を延長し、僕にとってとても意味のあるクラブのためにプレーを続けることは幸せなことだよ」

とコメントした。彼はU-8からチェルシーに所属。昨シーズンは、プレミアリーグ2など公式戦34試合に出場。14ゴール・10アシストを記録するなど順調に成長し、プレミアリーグでも3試合でベンチ入りしていた。(Chelsea FC)

ドロ・リマ移籍をハイジャックしたウルブスから右SBを獲得へ

チェルシーは、セリエBのスポルチ・レシフェに所属しているペドロ・リマ(17・ブラジル・RSB)の獲得について口頭で合意に至っていたが、最終的にその契約が破棄され、ウルブスと合意に至ったとスポルチ側が発表した。(The Athletic)

リマ獲得に失敗したチェルシーだが、ウルブスから同ポジションのウェズレイ・オコドゥワ(16・イングランド・RSB)の獲得に向けて動いているようだ。現在は、ウルブスとの移籍金合意に向けた交渉が進行中で、チェルシーは加入初年度にU-18での活躍を期待している。オコドゥワは、昨シーズンU-18プレミアリーグなどで公式戦13試合に出場。またプレミアリーグでも5試合でサブメンバーに入るなど、今後の活躍が期待される逸材のようだ。(The Secret Scout)

【6月18日】

レミアリーグ2024-25シーズンの日程が発表

2024-25シーズンのプレミアリーグの全日程が発表された。新シーズンは8月17日にスタートし、2025年5月25日に最終節を迎える。チェルシーは開幕戦(8月18日)を前年王者のマンチェスターシティとホームで戦うことが決定。ボクシングデーはホームでフルハム(12月26日)、また最終戦(5月25日)はノッティンガムフォレストとアウェイで戦うことが決まった。

今シーズンは、クリスマスから新年にかけての過密日程に対応するため、クリスマス期間中の3試合は、他の試合から60時間以内に試合が行われないよう、休息時間を多めに取るように調整されることが決まっている。(Premier League)

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CL優勝メンバーが引退を発表

チェルシーの下部組織出身で、2011年4月にチェルシーのトップチームでデビューを飾ったライアン・バートランド。2011-12シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝ではCL初出場を果たし、クラブの初優勝に貢献していた。

その後、サウサンプトンやレスターシティなどに在籍していたが、怪我によりレスターシティを2023年6月に契約満了で退団し、フリーの状態が続いていたが、今回引退することを決めたと明かした。

「少し時間が経ち、『いつ復帰するの?』、『何しているの?』って質問をよく受ける。だから、正式に引退することを決めたと言うよ。次のステップがすごく楽しみなんだ」

と話した。チェルシーでは公式戦57試合に出場し、2ゴール・2アシストを記録。CLのほか、ELやFAカップ優勝にも貢献した。34歳となったバートランドのセカンドキャリアを楽しみにしたい。(Sky Sports)