ユーロ2024に選出されたチェルシー所属選手は?【チェルシー1週間のニュース(2024年6月5日~6月11日)】

ユーロ2024に選出されたチェルシー所属選手は?【チェルシー1週間のニュース(2024年6月5日~6月11日)】

チェルシー1週間(2024年6月5日~6月11日)の主なニュースを紹介。『アンセルミーノの獲得を強く希望』、『トシン・アダラバイヨが4年契約で加入』、『今夏はPSRの制限を回避』、『ロメル・ルカクの移籍先は?』、『N・ジャクソンが足首を負傷』、『U-17ブラジル代表の右SB獲得に迫る』、『ユーロ2024に選出されたチェルシー所属選手』、『元チェルシーのストライカーがAマドリードBチームの新指揮官に就任』、『ジョン・デュランの獲得に関心』などの話題があった。

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【6月6日】

ンセルミーノの獲得を強く希望

チェルシーは、ボカ・ジュニアーズに所属するアーロン・アンセルミーノ(19・アルゼンチン・CB)の獲得に強い関心を持っているようだ。12歳でボカ・ジュニアーズの下部組織に入団し、2023年6月にプロ契約を締結。ここまで公式戦9試合の出場のみだが、フィジカルの強さや足元の技術にも定評があり、マンチェスターユナイテッドやミランなども興味を示しているようだ。

そのような中で、チェルシーは来季チームの一員として彼を加えることを強く望んでおり、リリース条項となる2000万ポンド(約40億円)に近い金額でオファーを出すことを考えているようだ。チアゴ・シウバが退団した後に、フリーでトシン・アダラバイヨを獲得したチェルシー。もう一人CBの獲得を希望しているようだ。(Planeta Boca juniors)

【関連記事:チェルシーに関わるオフシーズンのスケジュールまとめ。24-25プレミアリーグの日程発表日や米国でのプレシーズン期間は?

【6月7日】

シン・アダラバイヨが4年契約で加入

チェルシーは、フリーとなっていたトシン・アダラバイヨを獲得したことを正式発表。契約は、2028年夏までとなった。アダラバイヨは、

「僕はスタンフォードブリッジから3マイル離れた場所で生まれ、そこでプロデビューを果たした。だから一周回ってここに戻ってきたという感じだよ。とても興奮しているし、クラブを自分たちの目指す方向に押し上げる手助けができることを楽しみにしている」

と話した。彼は5歳でマンチェスターシティの下部組織に入団。14歳でU-18に昇格し、2年後からはU-18のキャプテンも務めた。2020年にフルアムに完全移籍すると、4シーズンで公式戦132試合出場し、チームの守備の要として貢献。チェルシーではCL優勝を目標にしたいとも明かしている。(Chelsea FC)

夏はPSRの制限を回避

プレミアリーグは、クラブがホテルや練習場、その他の有形資産の売却による一時的利益をFFPの申請に利用できないようにしようとしましたが失敗。収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の変更に必要な3分の2の多数に及ばなかった。

チェルシーは、スタンダードブリッジの2つのホテルと駐車場を姉妹会社に7650万ポンド(約152億円)で売却することが問題ではなくなり、PSRの制限を回避。2022-23シーズンの損失が8990万ポンド(約179億円)まで下がったため、6月30日までに選手売却をする必要性はなくなったようだ。当初は、急いでアカデミー選手を売却しなければPSR違反で勝点が減点されるという噂が流れていたが、その必要性は今夏無くなったようだ。(The Athletic)

【6月8日】

カクの移籍先は?

2026年夏までチェルシーとの契約が残っているロメル・ルカク。彼自身はチェルシーでプレーをする気がなく、チェルシーも今夏売却を希望していることから、退団する可能性が高くなっている。現在は、コンテ氏が監督に就任したナポリが獲得に関心を示しているが、チェルシーはナポリがオシムヘンを売却する以外に、リリース条項としている3800万ポンド(約75億円)を支払えないと考えておりサウジアラビアリーグに所属するチームのオファーにも耳を傾けるようだ。

そのような中、ルカク自身もサウジアラビアリーグへ移籍することに前向きなようだ。ルカクはHLNのインタビューに応え、

「みんながサウジアラビアに行ったのは、僕がサインできるようになってからだった。だからしばらくは怖かったんだ。(今は)サウジアラビアが僕を止めることはないだろう。サウジアラビアのレベルは上がるばかりで、多くの人が考えているよりもずっと高いレベルにある。ますます多くの選手がそこでプレーするようになるだろう」

とコメント。31歳+高額年俸で多くのクラブが敬遠しているルカク。なおチェルシーはローン移籍させることはなく、完全移籍での放出を目指している。

【6月9日】

N・ジャクソンが足首を負傷

セネガルサッカー協会(FSF)は、セネガル代表に招集されていたジャクソンが、6日に行われた2026北中米W杯アフリカ予選のコンゴ戦で、右足首を負傷したことを明らかにした。また7日にMRI検査を受けた結果、重度の足首の捻挫が確認。9日に行われるモーリタニア戦は欠場したが、今後どの程度離脱をするのかは明らかにされていない。(FSF)

U-17ブラジル代表の右SB獲得に迫る

「BlueCo」がオーナーを務めるストラスブールが、セリエBのスポルチ・レシフェに所属しているペドロ・リマ(17・ブラジル・SB)の獲得に向けて、交渉を進めている。個人的な条件については合意に達しており、今後数日中に締結される予定。将来的に、チェルシーでプレーすることを視野にしての移籍となるようだ。

リマは、スポルチの下部組織出身。『カフーの後継者』というニックネームで呼ばれており、現在は右サイドバックで活躍。U-17ブラジル代表として、2023年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも5試合に出場している。(Fabrizio Romano)

【6月10日】

ーロ2024に選出されたチェルシー所属選手

6月15日から開幕するユーロ2024。チェルシー所属の選手は8名が今大会に出場することが決まった。

スペイン代表(グループB)

マルク・ククレジャ

アルバニア代表(グループB)

アルマンド・ブロヤ

イングランド代表(グループC)

コナー・ギャラガー、コール・パルマー

セルビア代表(グループC)

ジョルジエ・ペトロヴィッチ

オランダ代表(グループD)

イアン・マートセン

ウクライナ代表(グループE)

ミハイロ・ムドリク

ベルギー代表(グループE)

ロメル・ルカク

予選ラウンドはグループA~Fに分かれ、上位2チームが決勝ラウンドに進出。7月15日に決勝を迎える。

【6月11日】

チェルシーのストライカーがAマドリードBチームの新指揮官に就任

アトレティコ・マドリードは、Bチーム(アトレティコ・マドリードB)の新指揮官にフェルナンド・トーレス氏が就任することを発表した。トーレス氏は、アトレティコ・マドリードの下部組織を経てトップチームに昇格し、2001年にトップチームデビュー。2007年夏にリヴァプールへと移籍し、その後はチェルシーに移籍しチャンピオンズリーグ優勝にも貢献した。

引退後は古巣のクラブに帰還し、2021年からフベニールA(U-19相当)でアシスタントコーチを務め、翌シーズンには監督に就任。就任から3シーズンで、リーグ戦で2度の優勝、カップ戦優勝などを果たしたほか、現在Bチームの主力となっている選手たちを育成。それが評価され、Bチームの新指揮官に就任した。トーレス氏は、

「(フベニールAでは)常に学び続けた3年間だった。私にとって、Bチームでの一歩はとても重要で、日々向上心を持って物事に取り組み、訪れる試練と責任に最善の方法で立ち向かいたいと思っている。大きな野心とともに、準備はできているという安心感をもって、大きな挑戦としてこのオファーを受け入れたい」

とコメント。今後の活躍にも期待したい。(Club Atlético de Madrid)

【関連記事:元チェルシーアカデミー出身選手がタイ代表入り!?

ョン・デュランの獲得に関心

チェルシーは、アストンヴィラに所属するジョン・デュラン(20)の獲得を検討しており、アストンヴィラとコンタクトを開始したようだ。今シーズンは公式戦37試合に出場し、8ゴールを記録。デュランにはイタリア方面からの関心もあるが、本人はチェルシー移籍を優先したい意向のようだ。なお、移籍金は3500万ポンド(約70億円)以上になることが予想されている。

ストライカーのポジションを補強しようとしているチェルシーは、当初ベンヤミン・シェシュコの獲得を希望していたが、彼がクラブに残留することを決めたことで、新たな候補を探している。デュランの他にも、フリアン・アルバレス(マンチェスターシティ)、チェルシーアカデミー出身のドミニク・ソランケ(ボーンマス)などもリストに入っていると言われているが、彼らの移籍金は6500万~8000万ポンド(約130~160億円)といわれている。(Fabrizio Romano、The Athletic、Telegraph)