フリーでチェルシーに加入したトシン・アダラバイヨ「マレスカ氏と仕事を始めるのを楽しみにしている」と移籍の理由を明かす

フリーでチェルシーに加入したトシン・アダラバイヨ「マレスカ氏と仕事を始めるのを楽しみにしている」と移籍の理由を明かす

2024年6月7日にフルハムの契約を満了し、フリーとなっていたトシン・アダラバイヨ(26)。その彼を獲得したことをチェルシーが発表した。契約は2028年夏までの4年間となった。

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彼は5歳でマンチェスターシティの下部組織に入団。14歳でU-18に昇格し、2年後からはU-18のキャプテンも務めた。2020年にフルアムに完全移籍すると、4シーズンで公式戦132試合出場し、チームの守備の要として貢献していた。そんなアダラバイヨが、チェルシー移籍の理由などについて明かした。

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ェルシーとの繋がり

「僕はスタンフォードブリッジから3マイル離れた場所で生まれ、そこでプロデビューを果たした。だから一周回ってここに戻ってきたという感じだよ。幼い頃から、チェルシーは常に好成績を残してきたクラブで、素晴らしい選手を見ることができるクラブだった。チェルシーは大きなトロフィーを獲得してきたチームなんだ。

僕は勝つためにここにきた。本当にシンプルなことだけど勝ちたいんだ。働き続け、チームとクラブが進みたい方向に行くように押し進めたい。今はワクワクしているよ」

ンチェスターシティ時代の仲間に連絡

「スターリングとウィリー・カバジェロとは2、3年一緒に過ごしたし、パルマーとはユース時代のほとんどを一緒に過ごした。移籍を決める前に、スターリングとパルマーに電話をしたら、彼らはクラブやプロジェクトについてポジティブなことを教えてくれた。僕がこのクラブに来ることにとても興奮してくれたんだ。

チルウェルはFAユースカップで共にキャプテンを務めていたし、彼のことは若い頃から知っているよ。そしてチャロバーとブロヤは、フルハムにいたことがあるから当然知っている」

ェルシーに移籍した理由

「僕は(フルハムなどを経て)飛躍的に成長した。今は一人前になったし、プレミアリーグのトップCBとしての地位を確立した。だからチェルシーに来たんだ。リーダーであることは自然なことで、CBに求められるもの。重要な責任だし、できる限り選手たちを後押ししたい。

そして(新監督に就任した)マレスカ氏と一緒に仕事を始めるのが楽しみだし、みんなもそうだと思っている。エキサイティングなものになるだろうね。良いサッカーをして、多くの試合に勝っていきたい。このチームには一流の選手が揃っているし、彼ら全員と一緒にプレーすることを熱望しているよ」

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チアゴ・シウバが退団し、CBを探していたチェルシー。移籍0円、プレミアリーグでの経験も豊富でマレスカ新監督ともマンチェスターシティ時代に指導されていた経験もある。そしてパルマーやスターリングとも連絡取り合う仲。チームにとって素晴らしい補強となりそうだ。

Source:Chelsea FC