リーズU所属のサマーヴィル獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2024年5月15日~5月21日)】

リーズU所属のサマーヴィル獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2024年5月15日~5月21日)】

チェルシー1週間(2024年5月15日~5月21日)の主なニュースを紹介。『パルマーが最優秀若手選手賞を獲得』、『E・ウィリアン獲得で口頭合意』、『リーズU所属のサマーヴィル獲得に関心』、『マートセン獲得についてドルトムントが減額を要求』、『ポチェッティーノ氏が1シーズンで退任』などの話題があった。

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【5月15日】

レアルマドリードから500万ポンドを受け取る予定

昨夏にレアルマドリードと契約解除することで同意していたエデン・アザール。昨年10月には引退を発表したが、レアルマドリードが今シーズンCL決勝に進出したことで、ボーナスとしてチェルシーに500万ポンド(9億8000万円)が入るようだ。アザールの契約が2024年夏まであったことで、チェルシーからレアルマドリードに移籍した時のボーナス条件が有効になった。(Telegraph)

【5月17日】

パルマーが最優秀若手選手賞を獲得

プレミアリーグは2023-24シーズンの年間最優秀若手選手賞を発表。22ゴール、11アシストを記録したコール・パルマーが初の受賞となった。パルマーは、

「年間最優秀若手選手賞に投票してくれたみんな、本当にありがとう。 クラブのみんな、友達、家族がいなかったら、これを実現できなかった」

と喜びのコメントを自身のSNSで掲載した。これまではトレント・アレクサンダー=アーノルド(2019-20)、フィル・フォーデン(2020-21、2021-22)、ハーランド(2022-23)らが受賞しており、今後も彼の素晴らしい活躍が期待される。

【5月18日】

E・ウィリアン獲得で口頭合意

エステヴァン・ウィリアン(17・WG・ブラジル)の移籍について、パルメイラスと口頭で合意に達したチェルシー。最終的に、4000万ユーロ(約67億円)+2500万ユーロ(42億円)のオファーをパルメイラス側が受け入れるようだ。ボーナスの詳細については、チェルシーで計80試合に出場することで全額が支払われるようになっているようだ。

また加入が決まった場合、18歳になる2025年春にチェルシーに正式に移籍。その後、レンタル移籍などは検討されておらず、すぐにトップチーム入りさせることを検討している。(Fabrizio Romano、Goal)

【5月19日】

リーグ6位で今季が終了

プレミアリーグ最終戦が行われ、チェルシーはホームでボーンマスと対戦。結果は2対1でチェルシーが勝利し、6位で終えた。試合後ポチェッティーノ監督は、『激動の1シーズンを終えて』、『選手を維持することが重要』、『オーナー陣とのミーティングは?』などについて話した。

【関連記事:プレミアリーグ最終戦でボーンマスに勝利し6位で終えたチェルシー。来季は『選手を維持することが重要』になる

今試合50.5ヤードという長距離から、チェルシー初ゴールを決めたカイセドは、

「素晴らしいゴールだったね。シュートをできるチャンスがあったし、ただトライしたかったんだ。来シーズンは、ヨーロッパのコンペティションに出場できるんだ。良いシーズンだったよ。このチームに所属できてとても幸せだし、来シーズンはたくさんのトロフィーを獲得したい」

 来シーズンこそ、タイトルを獲得したいと話した。

女子スーパーリーグで5連覇を達成

チェルシー女子チームが、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で優勝、同大会5連覇を達成した。なお、2012年8月からチェルシー女子を率いていたエマ・ヘイズ監督が、この試合を終えて退任した。

「人生のほぼ3分の1をこのクラブで過ごしてきた私にとって、ホームと呼ぶべき場所で祝福されることは、私にとっても家族にとっても特別な瞬間。今、決して成績が落ちているわけではないクラブを離れることになるけど、コブハムの理事会から私たちは長い道のりを歩んできた」

と12シーズンを振り返った。ヘイズ氏は、5連覇を含めFAWSLで7度、女子FAカップで5度、リーグカップで2度のタイトルを獲得。後任として、リヨン女子チームを率いているソニア・ボンパストル氏が有力候補となっており、5月25日に開催される女子チャンピオンズリーグ決勝(バルセロナ対リヨン)が終わった後に正式に発表される予定だ。(BBC)

【5月20日】

リーズU所属のサマーヴィル獲得に関心

チェルシーは、リーズユナイテッドに所属するクリセンシオ・サマーヴィル(22・オランダ・WG)の獲得に関心を示している。フェイエノールトの下部組織出身で、2021年夏にリーズユナイテッドに完全移籍。持ち前のキレのあるドリブルで主力に定着し、ここまで今季公式戦48試合に出場し、21ゴール・10アシストを記録している。

リーズユナイテッドの中でも一番注目を集めている選手として、チェルシーのほかにリヴァプールなどもスカウトを派遣しているようだ。(Fabrizio Romano)

マートセン獲得についてドルトムントが減額を要求

今年1月にドルトムントにレンタル移籍したイアン・マートセン。公式戦22試合に出場し、3ゴール・2アシストを記録。そして、CL決勝進出し、レアルマドリードとの戦いに挑む。

ドイツで活躍していることもあり、マートセンは今夏に完全移籍でチェルシーを退団することを希望。そしてドルトムントもマートセンを買い取るための交渉に動き出している。マートセンには、3500万ユーロ(約59億円)程度の契約解除条項が設定されている。しかし、ドルトムントはその支払いを望まず2500万ユーロ(約42億円)程度への減額を望んでいるようだ。ドルトムントのほかにもマンチェスターシティも彼の動きを注視しているようで、今夏チェルシーを退団することが濃厚となっている。(Sky Sports)

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【5月21日】

ポチェッティーノ氏が1シーズンで退任

チェルシーは、マウリシオ・ポチェッティーノ監督との契約を双方合意の上で解除したと発表した。ポチェッティーノ氏は、

「チェルシーのオーナーグループとSDのみなさん、クラブの歴史の一部になる機会を与えてくれて、感謝している。クラブは今、プレミアリーグとヨーロッパのコンペティションで、今後も前進し続けるための好位置にいるんだ」

とコメントを出した。チェルシーは昨夏にポチェッティーノ氏を招へいし、リーグで18勝9分11敗(6位)。またカラバオカップ準優勝、FAカップ ベスト4という結果を残していたが、双方の意見(移籍・補強)が最後まで合わず、チームを去ることになった。

後任候補としては、シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督、ジローナのミチェル監督、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督、スポルティングリスボンのルベン・アモリム監督、バーンリーのヴァンサン・コンパニ監督、ブレントフォードのトーマス・フランク監督などの名前が挙がっており、数日中に次の監督を決定する意向のようだ。(BBC、Telegraph、Fabrizio Romano)