ウエストハムUに5得点で快勝しリーグ2連勝を達成したチェルシー。好調維持の理由をポチェッティーノ監督が明かす
- 2024.05.06
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- プレミアリーグ, チェルシー, ウエストハムユナイテッド, モイセス・カイセド, ノニ・マドゥエケ, マウリシオ・ポチェッティーノ, チェルシー試合結果
2024年5月5日に、2023-24シーズンのプレミアリーグ35試合目が行われ、チェルシーはホームでウエストハムユナイテッド(9位)と対戦。結果は、5対0でチェルシーが勝利した。
スターティングメンバーは、ペトロヴィッチ、チャロバー、シウバ、バディアシル、ククレジャ、カイセド、ギャラガー、パルマー、マドゥエケ、ムドリク、ジャクソンでフォーメーションは3-4-2-1。
サブメンバーは、ベッティネッリ、ディサシ、ギュスト、コルウィル、ギルクリスト、カサデイ、スターリング、エンクンク、ワシントン。
【関連記事:チャロバーの今季初ゴールなどでトッテナムにクリーンシートで勝利したチェルシー。監督はマドゥエケのプレーを称賛】
【前半15分・チェルシーゴール(パルマー)】
右サイド深くでボールを収めたマドゥエケが中央へ低いクロスを供給。それをジャクソンが相手ディフェンダーと競り合い、ボールがこぼれると…これをパルマーがダイレクトでゴール左隅に蹴り込み、早い時間帯に先制に成功する。
【前半30分・チェルシーゴール(ギャラガー)】
敵陣中央でカイセドがルーズボールを回収。そこから細かくボールを繋ぎ、パルマーがボックス内へ鋭い縦パスを送る。マドゥエケには繋がらなかったものの、良い位置に入ってきたギャラガーがダイレクトで叩き、ゴールイン。
【前半36分・チェルシーゴール(マドゥエケ)】
ギャラガーの左コーナーキックをファーサイドのシウバが頭で折り返す。マークを外していたマドゥエケが、フリーでヘディングで押し込み、3得点を奪い前半を終えた。
【後半3分・チェルシーゴール(ジャクソン)】
チャロバーのロングフィードに抜け出したマドゥエケがボックス内へ侵入し、GKのアレオラを引き付けて横へパス。走り込んでいたジャクソンが左足で決め、リードを4点に広げる。
【後半35分・チェルシーゴール(ジャクソン)】
大量リードの中、ボールを支配しながら時間を上手く試合をコントロールするチェルシー。後半35分には、カイセドのスルーパスで相手のラインの背後を取ったジャクソンが、アレオラと1対1に。それを右足で冷静に決め、この日2得点。
試合はこのまま終了し、5対0でチェルシーが勝利した。
【まとめ】
チェルシーは支配率70パーセントで、726本のパスを回しながら、試合を上手くコントロール。シュートも25本(枠内14本)で5得点+クリーンシートを達成。ホームでのリーグ戦4連勝となった。
【試合後のポチェッティーノ監督】
好調維持は選手たちの大きな変化が理由
「パフォーマンスはあらゆる面で素晴らしかった。とても嬉しいし、選手たちは大きな称賛に値する。大きな変化は、ノニからジャクソンへのアシストにある。エヴァートン戦でのペナルティの状況で私たちは多くの批判を受けたが、若いチームは常に間違いを犯す必要がある。今日は、このグループが彼らの間でどのように信じ、感じ始めているかを示していたし、それがマドゥエケの素晴らしい行動だった。
こういったことが現れ始めることは、非常に前向きな兆候。ここに来るまでは大変だったが、私たちには質があるので、すべてが速く進んでいる」
カイセドの成長
「彼もチーム同様、成長している。個々の選手が成長し始めると、チーム全体が本当に調子が良くなり、チームとして競争し始め、個々の選手の資質が見え始めると思う。モイセスはその一人なんだ」
欧州のコンペティション出場に向けて
「シーズンの初めから、チェルシーなのだから常に勝利に集中すべきだと言ってきたが、それがプレッシャーを生みすぎたと思う。
我々はヨーロッパリーグに出場することを目指している。来シーズンはチームと選手にとって良いシーズンになると思うが…タイトルを獲得しなければ、今シーズンは成功とは言えない。チェルシーでは常にタイトルを獲得することが期待されている。
初日から、状況は現実が本当に厳しいことを示していた。しかし本当に厳しい瞬間でも、私たちは頑張り続け、決して諦めない」
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【今後の試合と感想】
リーグ35試合15勝9分11敗で暫定7位に浮上したチェルシー。アーセナル戦で大敗し、このままトーンダウンしてシーズンを終えるかと思いきや…アストンヴィラ戦の後半からスイッチが切り替わったかのように、素晴らしいパフォーマンスを見せている。
その要因はククレジャの中盤での起用だろう。彼がカイセドをサポートすることで、中盤でのフィルターが2人となり、そこにギャラガーも加わることで安定したボール奪取が可能になっている。そこからパルマー、マドゥエケ、ジャクソンと好調の選手たちで点が取れている。怪我人が多いことでポチェッティーノ監督がフォーメーションを変更。それが功を奏した形となり、今季一番良い状態になっている。
6位のニューカッスルユナイテッドとは2差と、ヨーロッパリーグ(EL)出場も夢ではなくなってきた。次戦は5月11日にノッティンガムフォレストとアウェイで戦う。リーグ戦は残り3つ。この勢いをキープできれば全勝する可能性もある。
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