コープマイネルス視察のためスカウトを派遣【チェルシー1週間のニュース（2024年4月10日～4月16日）】

チェルシー1週間（2024年4月10日～4月16日）の主なニュースを紹介。『PLが半自動オフサイドテクノロジーを導入』、『ホテル売却などで約146億円を計上』、『L・ホールの買取義務条項が発動』、『アタランタのコープマイネルス視察のためスカウトを派遣』、『フェルナンデス&ムドリクの延長OPを行使』などの話題があった。

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 【4月12日】

PLが半自動オフサイドテクノロジーを導入

2024-25シーズンの途中から『半自動オフサイドテクノロジー』を導入することをプレミアリーグが発表した。リーグ側は“サポーターのスタジアム内や放送での体験をより充実したものにする”とコメント。導入することにより、ジャッジの正確性向上に加え、試合を円滑に進める効果も期待でき、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）によるオフサイドのチェック時間を31秒短縮できると説明した。（Premier League）

※半自動オフサイドテクノロジーとは…光学的な選手トラッキングに基づき、仮想オフサイドラインをより迅速かつ一貫して配置し、高品質の放送用グラフィックを作成するシステム

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【4月13日】

ホテル売却で約146億円を計上

チェルシーホールディングスは、スタンフォードブリッジの敷地内にある2つのホテルを親会社のBlueCoに7630万ポンド(約146億円)で売却した。昨年6月までの会計年度で2億4850万ポンド(477億円）の損失を出していたことが明らかになったが、クラブ側はその売却などで損失額を減らすことになった。なお、ホテル売却による収入はプレミアリーグの規則に準拠しており、チェルシーのPSR(※収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則)にカウントされることになるようだ。

チェルシーはPSR を尊守するため、2024年6月30日までに1億ポンド（約192億円）が必要で、ユース出身のコナー・ギャラガーやリース・ジェームズの売却を考慮しなければいけないと報じられていたが、今回のことでその可能性は低くなったようだ。（Evening Standard）

【4月14日】

L・ホールの買取義務条項が発動

今シーズンニューカッスルユナイテッドにレンタル移籍をしているルイス・ホール。買取義務条項が付随している契約となっていたが、その条件が満たされたようだ。

条件は彼の試合出場数ではなく、今シーズンチームが14位より上で終わることだったようだ。先日トッテナムに勝利したことでその可能性が無くなり、買取義務の条件が満たされ、チェルシーに2800万ポンド（約53億円）を受け取ることになった。これにより、チェルシーのPSRの問題が緩和されることになる。（Sky Spors）

【4月15日】

コープマイネルス視察のためスカウトを派遣

チェルシーは、アタランタに所属するトゥーン・コープマイネルス（26・MF・オランダ）を視察するために、ヨーロッパリーグのリヴァプール対アタランタ戦の試合にスカウトを派遣していた。

2027年夏までアタランタと契約を結んでいるコープマイネルスは、オランダのAZユース出身で2021年夏にアタランタに移籍。中盤のMFとして攻守で活躍しており、同チームで公式戦117試合に出場し、23ゴール・17アシストを記録。特に今シーズンは、公式戦39試合で13ゴール・5アシストとユベントスなども彼の獲得を検討しているようだ。ポチェッティーノ監督は夏に彼を獲得することを希望しており、クラブは5100万ポンド（約98億円）を準備しているようだ。（SportMediaSet）

エヴァートンに大勝

プレミアリーグ31試合目が行われ、チェルシーはホームでエヴァートンと対戦。結果は6対0でチェルシーが勝利した。試合後ポチェッティーノ監督は、『完璧な試合内容』、『PK時の選手たちの争い』、『リーグ20ゴールを記録したパルマーのパフォーマンス』などについて話した。

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今試合で4得点をマークしたパルマーは、

「最初の30分はあっという間だった。 またハットトリックを決めることができて嬉しかったよ。 日曜日の後だったから、それが必要だったし、最初のシュートは僕のお気に入りだよ。(PKは)他の選手も蹴りたがっていた。それは理解できる、試合は4-0だったからね。でも僕がPKキッカー。蹴りたかったから蹴ったんだ。口論は度を越していたけど、結局私たちは笑ったり冗談を言ったりしていた」

順位は9位に止まっているが、6位のニューカッスルユナイテッドとは勝点差3。目標としている欧州のコンペティションに出場できる可能性が出てきた。

【4月16日】

フェルナンデス&ムドリクの延長OPを行使

チェルシーは、エンソ・フェルナンデスとミハイロ・ムドリクの延長オプションを行使した。FAの文書によると、フェルナンデスは週給18万ポンド(約3400万円)の契約を2032年まで。一方ムドリクは、週給9万7000ポンド(約1860万円)の契約が2031年までとなった。ただ、彼らの契約からわずか1年半で延長オプションを行使した理由は明らかにされていない。（Evening Standard）