フラメンゴのストライカー ペドロをピックアップ【チェルシー1週間のニュース(2024年2月14日~2月20日)】

フラメンゴのストライカー ペドロをピックアップ【チェルシー1週間のニュース(2024年2月14日~2月20日)】

チェルシー1週間(2024年2月14日~2月20日)の主なニュースを紹介。『コンテ氏がチェルシー時代に獲得を望んだ選手を明かす』、『ブライトンの採用担当者が11月に加入予定』、『チェルシーで公式戦100試合に出場したチルウェル』、『若手GKがフリーで退団予定』、『フラメンゴのストライカー ペドロをピックアップ』、『フィジカル部門の再編』などの動きがあった。

Embed from Getty Images

【2月15日】

コンテ氏がチェルシー時代に獲得を望んだ選手は?

2016年にチェルシーの指揮官に就任し、リーグ&FAカップ優勝に導いたアントニオ・コンテ。Telegraphのインタビューで、当時のことを話した。

「私の歴史を振り返ってみると、常に問題を抱えた困難な状況のクラブにたどり着く。そして、私は常に築き上げる。チェルシーでの最初のシーズン、タイトルを獲得した後、イングランドで圧倒的な存在になることができた。そして、ロメル・ルカクとファン・ダイクにチェルシーに加入してほしいという思いを話した。この2人の重要な選手がいれば、もっと状況を変えることができただろうね」

 コンテ氏は2018年にFAカップを制したが、リーグ戦で5位とチャンピオンズリーグの出場権を逃したことや一部の選手との不和もあり、チームを離れてしまった。

【2月16日】

新たなローンマネージャーの採用を検討

チェルシーは、スウォンジーシティでサッカー部門の責任者を務めていたジョシュ・マーシュ氏をローンマネージャーとして採用する可能性が高くなっている。スウォンジーは、マーシュ氏が『他の機会を追求する』ため既に辞任したことを発表。3月からチェルシーに加入する予定で、ローン選手の成長をマネジメントする責任を負うことになる。

現在ローンテクニカルコーチとして、カルロ・クディチーニ氏と共同でスポーツディレクターを務めるポール・ウィンスタンレー氏とローレンス・スチュワート氏によって、進められたようだ。(The Athletic)

【2月17日】

マンCから勝点1を獲得

プレミアリーグ25試合目が行われ、チェルシーはアウェイでマンチェスターシティと対戦。結果は1対1の引き分けに終わった。試合後ポチェッティーノ監督は『スターリングの努力を評価』、『カラバオカップ決勝に向けて』、『チームの素晴らしいパフォーマンスに自信を高める』などについて話をした。

【関連記事:プレミアリーグ試合結果・マンチェスターシティの猛攻を凌ぎ勝点1を獲得

今試合で得点を決めたスターリングは、

「最終的には、勝点1を取れたことを喜べると思うけど、試合に勝てなかったことには少し失望している。ゲームプランは監督が決めたもので、とてもうまくいったと思う。カウンターでシティを苦しめ、多くのチャンスを作った。

もちろん、得点してチームを助けることができて嬉しかった。でも、あれだけ強いパフォーマンスを見せたのに、勝利を手にすることができなかったのは残念。ただ、この一貫性を維持することが、今後我々が示すべきことなんだ」

とこのパフォーマンスを継続していかなければいけないと話した。

チェルシーで公式戦100試合に出場したチルウェル

プレミアリーグのマンチェスターシティ戦で、チェルシーでの公式戦100試合目という節目を記録したベン・チルウェル。チェルシーで100試合以上出場した、237人目の選手となった。なおチルウェルの上には、105試合に出場したエドゥアール・メンディ、107試合に出場しているハキム・ツィエクなどがいる。

【2月18日】

若手GKがフリーで退団予定

2018-19シーズンに、フィンランドのトゥルン・パロセウラからチェルシーに加入したゴールキーパーのルーカス・ベルグストロム(21)。今シーズンはロベルト・サンチェスが負傷離脱後、トップチームでベンチ入りを多く果たしているが、出場はまだない状態。

そのような中、Göteborgs-PostenによるとスウェーデンのIFエルフスポリが獲得を検討しているようだ。2024年夏に契約が満了を迎えるベルグストロムだが、クラブと契約延長についての交渉が行われていないため、今夏にクラブを去る可能性が高くなっている。

【関連記事:昨冬チェルシーに正式加入したドゥジュアン・リチャーズ。”ウィスパー”というニックネームの由来や憧れの選手を明かす

【2月19日】

フラメンゴのストライカー ペドロをピックアップ

チェルシーは、フラメンゴに所属するペドロの獲得について関心を示しているようだ。彼はフルミネンセの下部組織出身で、欧州ではフィオレンティーナに半年間在籍した経験があるものの、通算4試合の出場にとどまるなど活躍できず、2020年1月からフラメンゴでプレー。ここまで公式戦221試合に出場し、107ゴールを記録。トッテナムやベンフィカなども関心を示しているようだ。

リリース条項は、6000万ユーロ(約97億円)に設定しているようだが、最終的に2500万ユーロ(約40億円)ほどの移籍金で獲得が可能だという。チェルシーは、オシムヘン(ナポリ)やトニー(ブレントフォード)などといった選手を本命にしているが、獲得失敗に備えてペドロをリストアップしたようだ。(O Dia) 

【2月20日】

ブライトンの採用担当者が11月に加入予定

ブライトンは、人材採用責任者であるサム・ジュエル氏がチェルシーでの新しいポジションを受け入れたことに伴い、退任することをクラブ公式サイトで発表した。2022年11月にポール・ウィンスタンレー氏がチェルシーに移り、その後ブライトンの採用責任者となったジュエル氏。

昨夏、マック・アリスター(リヴァプール)とモイセス・カイセド(チェルシー)の売却に大きく関与するなど、その手腕が高く評価され、チェルシーのほかマンチェスターユナイテッドも彼をクラブに迎え入れたいという考えがあったようだが、最終的にチェルシーに加入することを決めた。

彼の父であるポール氏は、ウィガンなどを指揮した経験などがあり、彼自身もリーズユナイテッドなどのユースクラブでプレーをした経験がある。それに加えて、ゴルファーとしても活躍していた時期があり、ローリー・マキロイなどとも競っていた経歴がある。2016年にブライトンU-21の人材採用を担当しながら、経験を積み現在に至っている。なおジュエル氏は、11月からチェルシーで働く予定となっており、採用チームの上級職に就任する予定となっている。(Brighton、The Athletic)

フィジカル部門を再編

チェルシーで約23年間理学療法士を務めていたスティーブ・ヒューズ氏が、2月末日でクラブを退団する予定であることが明らかになった。メディカル部門のトップを務めていたパコ・ビオスカ氏、理学療法士だったティエリ・ローラン氏もクラブを既に去っており、メディカル部門の再編を行っている最中。

現在は、クリス・ヒューズ氏をトップチームドクターとして、マーティン・ベイカー氏をファーストチームのメイン理学療法士として負傷選手の治療を担当しているが、怪我で多くの選手が離脱。シーズン終了までに数名の理学療法士を雇用することを目指している。なお、レスターシティのファーストチームで理学療法士を務めるエド・リッチモンド氏がチェルシーに加入する予定だという。(Training Ground Guru、Evening Standard)