オーバーウェイトでレアルに移籍したと明かすアザール氏【チェルシー1週間のニュース(2024年1月31日~2月6日)】

オーバーウェイトでレアルに移籍したと明かすアザール氏【チェルシー1週間のニュース(2024年1月31日~2月6日)】

チェルシー1週間(2024年1月31日~2月6日)の主なニュースを紹介。『リヴァプール&ウルブスに大敗』、『カラバオカップ決勝など。2月の試合スケジュール』、『獲得選手は0人。2024年冬の移籍市場が閉幕』、『オーバーウェイトでレアルマドリードに移籍したと明かすエデン・アザール氏』、『収益獲得のため新たな人材を確保』、『ポチェッティーノ監督続投の理由は違約金の支払い?』などの動きがあった。

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【1月31日】

リヴァプールに大敗

プレミアリーグ22試合目が行われ、チェルシーはアウェイでリヴァプールと対戦。結果は、4対1でチェルシーが敗北した。試合後ポチェッティーノ監督は『大敗の理由』や『カラバオカップ決勝での戦い方』などについて話をした。

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途中出場から得点を決めたエンクンクは、

「勝ちたかった試合に負けたのだから、悲しいよ。僕はただフィットネスを保ち、パフォーマンスを続けてチームを助けたい。もちろん、ストライカーにとって得点を決めることはポジティブなことだが、今日のメインポイントはそこではない。もう怪我をしたくないから、一歩一歩進む必要がある。自分自身のケアも必要だけど、確実にチームを助けたいし、できるだけ多くの試合に出たい」

と大怪我からの復活を誓った。(Chelsea FC)

【2月1日】

2月は最大6試合を戦う日程

2月のチェルシーは最大で6試合を戦うことが決まった。リーグ戦ではウルブス(4日・ホーム※2対4で敗北)、クリスタルパレス(12日・アウェイ)、マンチェスターシティ(17日・アウェイ)と3試合が行われる。

また1月26日にFAカップ4回戦をアストンヴィラと戦ったが、0対0と決着がつかず、7日にアウェイで再試合を行う。なお5回戦に進出した場合は、リーズユナイテッドと対戦することが決まっている。なお試合は2月28日に開催が予定されている。

そして、大一番となるのがカラバオカップ決勝。2月25日、ウェンブリースタジアムでリヴァプールと対戦する。1月31日のリーグ戦では4対1と大敗を喫しているだけに、優勝の懸かった今試合でのリベンジを期待したい。

【2月2日】

2024年冬の移籍市場が閉幕

プレミアリーグの冬の移籍市場が終了した。チェルシーはストライカー獲得の噂があったたが、獲得選手は0人。また退団選手も0人となった。なおローンバックでチェーザレ・カサデイ、ディエゴ・モレイラらが復帰。ローン移籍選手はアルマンド・ブロヤ、イアン・マートセンなど6人となっている。

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【2月3日】

オーバーウェイトでレアルに移籍したと明かすアザール氏

昨年10月に現役引退を発表したエデン・アザール。チェルシーで最高の時を過ごし、2019年夏に夢だったレアルマドリードに移籍したが、怪我などで思うような結果を残せないまま現役に幕を下ろした。

そして原因の一つとして、オーバーウェイトで入団してしまったことが不調の要因になったと明かした。

「チェルシーではキャリア最高のシーズンを終えたばかりだった。そしてレアルマドリードに移籍した今、おそらくこれが最後の休暇になるだろうと考えたんだ。イギリスでの7年間、クリスマスも休まないですべてを捧げていた。だから3~4週間の休暇で、バーベキュー、ロゼワインと…すべてを捧げた。そのおかげで、自分をリセットして再出発することができた。しかしその後は、うまくいかなくなった」

とチェルシー時代の厳しいスケジュールから解放されたアザールは、休暇を大いに楽しんでスペインに渡った…。しかし体重が増加したことで、終始物事が上手くいかなかったことを明かした。(L’Équipe)

【2月4日】

ウルブスに敗れ…リーグ連敗

プレミアリーグ23試合目が行われ、チェルシーはホームでウルブスと対戦。結果は、2対4でチェルシーが敗北しました。試合後ポチェッティーノ監督は、『サポーターに感謝&謝罪』、『敗戦の大きな問題点を指摘』、『別の解決方法を見つけたい』と話した。

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今試合でキャプテンを務めていたチルウェルは、

「十分ではなかった。(ウルブスは)自分たちがもっと望んでいることを示した。もちろん僕たちもそれを望んでいるけど…彼らはピッチ上でそれをもう少し示していた。もっと走る必要があったし、言い訳はできない。自分たちを見つめ直さなければいけない」

と気を引き締めた。

【2月5日】

収益獲得のため新たな人材を確保

チェルシーは、トッテナムでチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めていたトッド・クライン氏を招へいする予定であることが分かった。クライン氏は、NFLマイアミドルフィンズのネーミングライツ売却を担当。適切な企業との交渉に精通した専門家で、トッテナム・ホットスパー・スタジアムのネーミングライツ売却の責任者として従事していたようだ。

現在は、ガーデニング休暇中(※ 競合チームに入る可能性が極めて高い場合、情報の流出を防ぐ目的の休暇)で、数カ月以内に加入する予定となっている。(Telegraph)

【2月6日】

ポチェッティーノ監督続投の理由は違約金の支払い?

リヴァプール、ウルブス戦と4失点で連敗を喫してしまったチェルシー。ポチェッティーノ監督に対するプレッシャーは高まっているようだが、クラブの意向は最低でも今シーズン終了まで任せるという方針のようだ。その1つの要因として、解任した場合の違約金にあるようだ。約18カ月間契約が残っているポチェッティーノ監督を解任すれば、1000万ポンド(約18億円)程度の違約金が発生するようだ。

2022年9月に解任されたトーマス・トゥヘル元監督にも1000万ポンド、その約7カ月後に解任されたグレアム・ポッター元監督には1300万ポンド程度の違約金を支払ってきたといわれているチェルシー。今回は、PSRの関係もあり違約金を払わない選択をする可能性が高いようだ。(Daily Mail)